国民主権と法人理論
カレ・ド・マルベールと国家法人説のかかわり時本義昭 著
定価:7,700円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2011年02月20日
-
判型:
A5版上製 -
ページ数:
346頁 -
ISBN:
978-4-7923-0503-1
書籍購入は弊社「早稲田正門店インターネット書店」サイトでの購入となります。
内容紹介
目 次
凡 例
序 章 国家法人説から法人理論へ…1
第一節 わが国の戦後の憲法学界における国民主権論…1
第二節 カレ・ド・マルベールとドイツ国法学…15
第一章 一九世紀後半のドイツ国法学と国家法人説…27
第一節 ゲルバーにおける国家の法人格と機関…30
一 アルブレヒトとアンシュタルト国家論(30)
二 国家の法人格と法実証主義(34)
三 機関と有機体説(46)
第二節 ラーバントとギールケの論争…65
一 ギールケの法人擬制説批判と有機体説(65)
二 ギールケのラーバント批判(75)
三 ラーバントと法人実在説(85)
第三節 イェリネクの国家法人説…121
一 一般国家学と国家の目的(121)
二 機関間における代表(127)
第四節 バルテルミーのドイツ国法学批判…147
一 フランス的な憲法学と民主制(147)
二 君主制原理とドイツ国法学批判(153)
第二章 ミシュウの法人論…161
第一節 フランスにおける法人論争…162
一 法人擬制説と結社の自由(162)
二 ベルテルミーの法人否認論(164)
第二節 組織体説…173
一 有機体説批判(173)
二 法人と法人格(174)
三 法人の構成員と機関(176)
第三節 法人としての国家…183
一 国家の法人格(183)
二 国家と主権(184)
三 国家の成立(186)
第四節 デュギーによる国家の法人格の否定…190
一 強者としての国家(190)
二 杉原泰雄の「国家統治者説」(193)
第三章 カレ・ド・マルベールの国民主権論…201
第一節 法実証主義…201
一 実証主義と自然法の復活(201)
二 思想としての法実証主義(206)
三 方法論としての法実証主義(211)
第二節 国民主権の原理と国家の法人格…226
一 法実証主義と原理(226)
二 国家の成立と国制法(229)
三 国家の一体性と法人格(233)
四 国家権力と自己制限(241)
第三節 代表制と機関…257
一 代表者と機関(258)
二 純粋代表制と半代表制(265)
三 水平的複合機関と垂直的複合機関(272)
四 議会主権(279)
第四節 法秩序…295
一 法律の概念(296)
二 法の段階構造と機関の段階構造(302)
終 章 国家権力の行使を抑制する原理としての国民主権…318
あとがき…328
人名索引…(1)
凡 例
序 章 国家法人説から法人理論へ…1
第一節 わが国の戦後の憲法学界における国民主権論…1
第二節 カレ・ド・マルベールとドイツ国法学…15
第一章 一九世紀後半のドイツ国法学と国家法人説…27
第一節 ゲルバーにおける国家の法人格と機関…30
一 アルブレヒトとアンシュタルト国家論(30)
二 国家の法人格と法実証主義(34)
三 機関と有機体説(46)
第二節 ラーバントとギールケの論争…65
一 ギールケの法人擬制説批判と有機体説(65)
二 ギールケのラーバント批判(75)
三 ラーバントと法人実在説(85)
第三節 イェリネクの国家法人説…121
一 一般国家学と国家の目的(121)
二 機関間における代表(127)
第四節 バルテルミーのドイツ国法学批判…147
一 フランス的な憲法学と民主制(147)
二 君主制原理とドイツ国法学批判(153)
第二章 ミシュウの法人論…161
第一節 フランスにおける法人論争…162
一 法人擬制説と結社の自由(162)
二 ベルテルミーの法人否認論(164)
第二節 組織体説…173
一 有機体説批判(173)
二 法人と法人格(174)
三 法人の構成員と機関(176)
第三節 法人としての国家…183
一 国家の法人格(183)
二 国家と主権(184)
三 国家の成立(186)
第四節 デュギーによる国家の法人格の否定…190
一 強者としての国家(190)
二 杉原泰雄の「国家統治者説」(193)
第三章 カレ・ド・マルベールの国民主権論…201
第一節 法実証主義…201
一 実証主義と自然法の復活(201)
二 思想としての法実証主義(206)
三 方法論としての法実証主義(211)
第二節 国民主権の原理と国家の法人格…226
一 法実証主義と原理(226)
二 国家の成立と国制法(229)
三 国家の一体性と法人格(233)
四 国家権力と自己制限(241)
第三節 代表制と機関…257
一 代表者と機関(258)
二 純粋代表制と半代表制(265)
三 水平的複合機関と垂直的複合機関(272)
四 議会主権(279)
第四節 法秩序…295
一 法律の概念(296)
二 法の段階構造と機関の段階構造(302)
終 章 国家権力の行使を抑制する原理としての国民主権…318
あとがき…328
人名索引…(1)