目　　　次
はしがき
凡　例
　1　偽装心中
　　　最判昭和33年11月21日刑集12巻15号3519頁…(若尾岳志)…1
　2　胎児性致死傷―熊本水俣病事件―
　　　最決昭和63年2月29日刑集42巻2号314頁…(辰井聡子)…17
　3　保護責任者遺棄罪の成立範囲
　　　最決昭和63年1月19日刑集42巻1号1頁…(萩野貴史)…32
　4　名誉毀損罪の真実性証明
　　　最大判昭和44年6月25日刑集23巻7号975頁…(三上正隆)…47
　5　財産罪の保護法益
　　　最決平成元年7月7日刑集43巻7号607頁…(松原芳博)…63
　6　不法領得の意思
　　　最決平成16年11月30日刑集58巻8号1005頁…(足立友子)…79
　7　情報の不正入手と窃盗罪
　　　東京地判昭和59年6月28日刑月16巻5＝6号476頁
　　　…(鈴木優典)…93
　8　財物窃取または騙取後の暴行と2項強盗
　　　最決昭和61年11月18日刑集40巻7号523頁…(田山聡美)…106
　9　クレジットカード詐欺
　　　最決平成16年2月9日刑集58巻2号89頁…(内田幸隆)…121
10　誤振込み
　　　最決平成15年3月12日刑集57巻3号322頁…(山本紘之)…135
11　権利行使と恐喝
　　　最判昭和30年10月14日刑集9巻11号2173頁…(小野上真也)…149
12　横領後の横領
　　　最判平成15年4月23日刑集57巻4号467頁…(仲道祐樹)…161
13　不良貸付と背任―住専事件―
　　　最決平成15年2月18日刑集57巻2号161頁…(品田智史)…175
14　親族相盗例の意義
　　　最決平成20年2月18日刑集62巻2号37頁…(平山幹子)…190
15　盗品関与罪
　　　最決平成14年7月1日刑集56巻6号265頁…(豊田兼彦)…208
16　公共危険の認識
　　　最判昭和60年3月28日刑集39巻2号75頁…(嘉門　優)…223
17　同姓同名の使用
　　　最決平成5年10月5日刑集47巻8号7頁…(曲田　統)…238
18　身代り犯人
　　　最決平成元年5月1日刑集43巻5号405頁…(二本栁誠)…253
19　抽象的職務権限の変更と賄賂
　　　最決昭和58年3月25日刑集37巻2号170頁…(小坂　亮)…268
　　判例索引…283