ある憲法学者の雑記帖 11
私の「憲法」残響
小林昭三 著
定価:3,630円(税込)-
在庫:
在庫がありません -
発行:
2011年10月10日
-
判型:
B6版上製 -
ページ数:
250頁 -
ISBN:
978-4-7923-0518-5
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内容紹介
目次
1
いまこそ、新渡戸『武士道』の再認識を 3 ―『国家の品格』(藤原正彦)の提言
明治立憲化と伝統的江戸ッ子風儀 8 ―『新・御宿かわせみ』(平岩弓枝)の示唆
天皇・皇后両陛下の象徴天皇論 13 ―清がすがしさに心洗われる記者会見
天皇に〝私なし〟といわれるけれど・・・・・ 18 ―昭和天皇側近「富田メモ」報道の不用意
西洋精神風土に根ざした近代憲法に代えて 23 ―中曽根「憲法前文」案(一九・五・三)の試み
「あの世にいるお父さんのおかげで、長生きできた」 28 ―全国戦没者追悼式に初参列の百寿者老妻の言葉
「改憲論者は二流の学者」だそうで・・・・・ 33 ―わが国憲法学界の洋風化指向の果てに
2
「もったいない」考 41 ―「船場吉兆」廃業宣言をきっかけに
加害者の人権偏重の異常が問われて 46 ―差し戻し審広島高裁「死刑判決」(二〇・四・二二)の意味
カネで買えない家族生活再考の声が 51 ―いじめ、いい子、先生、家庭、そしてやはり憲法
共同体人間に「生まれながらの人権」が・・・・・ 56 ―NHKTV朝ドラ「てっぱん」の親の名台せり詞ふに思う
3
隣国政府の〝歴史認識〟発言を気にする余り 63 ―首相靖国参拝に対する捨すて台ぜり詞ふ的判決
洋風化にも消えない日本人の信仰の常識 68 ―靖国参拝後の小泉首相「心の問題」発言
反日愛国闘争は階級闘争史観の国際版 73 ―共産中国の苛立ちの増幅
そこに中国共産党支配の根幹を見た 78 ―チベットでの軍事的弾圧と日本への毒入り食品輸出と
支那事変泥沼化と米国のイラク戦争 83 ―蘆溝橋事件発生七〇年に思う
〝戦後〟による〝戦前〟いじめの憲法教育の是正を 88 ―「昭和の日」(平成二〇年)に思う
4
得票至上主義化し墓穴を掘る民主政治 95 ―非政治的ゲームにされた選挙に見る大衆社会現象
「民意尊重」自作自演の選挙の現実 100 ―お客サマ有権者へのサービス提供合戦
新自由主義が消した〝中産階級〟郷愁 105 ―市場原理主義が生んだ〝勝ち組〟処世法に見るイジメ
サブプライムローンの罪と罰 110 ―辞任した国交相の失言をきっかけに
政治における〝徳性〟留意 115 ―評判のサンデル教授の〝正義〟論
「いま〝憲法と国家〟を問う」のなぜと方法 120 ―憲法学会記念シンポジウムを聞いて
5
なぜ憲法に政党条項がないのか 127 ―大衆政党出現以前に整った近代憲法
無条件の政党立憲化への不安 132 ―比較憲法学会研究集会に参加して
〝権力麻痺〟した政府与党 137 ―自民党の末期的症状に見る
国民を裸の王様にする選挙上手は・・・・・ 142 ―政党政治家の自己否定の恐れ
G8の歴史的意味と反省 147 ―二二カ国首脳による洞爺湖サミットが終わって
6
ナチスの盛威誇示と断罪の場を回って 155 ―国際軍事裁判後六〇年のニュールンベルクで
同じように暫定憲法だったのに・・・・・ 160 ―それを明示・逆用した独と黙認の日本と
憲法の売り込み用になる第一条 165 ―日独の憲法への思い入れの違い
占領憲法への接近法惰性化のいま 170 ―そこに明治憲法悪役視の報いを見る
日本国憲法「不磨の大典」化の恐れ 175 ―米国対日占領政策の再考を
7
不満と不安を秤にかけて 183 ―〝選良〟どこ吹く風の民主党圧勝総選挙
改憲論盛行して改憲遠のく 188 ―憲法麻痺の現実に便乗の鳩山民主党政権発足
占領憲法を民主的に運用しての人民解放戦 193 ―政権政党議員大挙訪中団長の意向表明
選挙で勝てば万能……と思っていたのに 198 ―失敗からなにも学ばない鳩山民主党政権
有権者の責任意識期待は時代遅れか 203 ―民主党政権下の参院議員通常選挙を控えて
占領が前提の憲法だったのに・・・・・ 208 ―独立改憲の機を失して危機増幅の護憲政権か
尖閣諸島沖事件に見る反日愛国 213 ―積年の恨みを晴らしてみせた中共政権
「地位に見合う責任」忘却の政治家 218 ―民主党政権一年二カ月を顧みて
亡国の危機には頼れる政治家が現われるものだが・・・・・ 223 ―映画「英国王のスピーチ」を見て
日本的精神風土を生かして再生を 228 ―三陸沖大震災の悲劇にめげずに
あとがき 233
1
いまこそ、新渡戸『武士道』の再認識を 3 ―『国家の品格』(藤原正彦)の提言
明治立憲化と伝統的江戸ッ子風儀 8 ―『新・御宿かわせみ』(平岩弓枝)の示唆
天皇・皇后両陛下の象徴天皇論 13 ―清がすがしさに心洗われる記者会見
天皇に〝私なし〟といわれるけれど・・・・・ 18 ―昭和天皇側近「富田メモ」報道の不用意
西洋精神風土に根ざした近代憲法に代えて 23 ―中曽根「憲法前文」案(一九・五・三)の試み
「あの世にいるお父さんのおかげで、長生きできた」 28 ―全国戦没者追悼式に初参列の百寿者老妻の言葉
「改憲論者は二流の学者」だそうで・・・・・ 33 ―わが国憲法学界の洋風化指向の果てに
2
「もったいない」考 41 ―「船場吉兆」廃業宣言をきっかけに
加害者の人権偏重の異常が問われて 46 ―差し戻し審広島高裁「死刑判決」(二〇・四・二二)の意味
カネで買えない家族生活再考の声が 51 ―いじめ、いい子、先生、家庭、そしてやはり憲法
共同体人間に「生まれながらの人権」が・・・・・ 56 ―NHKTV朝ドラ「てっぱん」の親の名台せり詞ふに思う
3
隣国政府の〝歴史認識〟発言を気にする余り 63 ―首相靖国参拝に対する捨すて台ぜり詞ふ的判決
洋風化にも消えない日本人の信仰の常識 68 ―靖国参拝後の小泉首相「心の問題」発言
反日愛国闘争は階級闘争史観の国際版 73 ―共産中国の苛立ちの増幅
そこに中国共産党支配の根幹を見た 78 ―チベットでの軍事的弾圧と日本への毒入り食品輸出と
支那事変泥沼化と米国のイラク戦争 83 ―蘆溝橋事件発生七〇年に思う
〝戦後〟による〝戦前〟いじめの憲法教育の是正を 88 ―「昭和の日」(平成二〇年)に思う
4
得票至上主義化し墓穴を掘る民主政治 95 ―非政治的ゲームにされた選挙に見る大衆社会現象
「民意尊重」自作自演の選挙の現実 100 ―お客サマ有権者へのサービス提供合戦
新自由主義が消した〝中産階級〟郷愁 105 ―市場原理主義が生んだ〝勝ち組〟処世法に見るイジメ
サブプライムローンの罪と罰 110 ―辞任した国交相の失言をきっかけに
政治における〝徳性〟留意 115 ―評判のサンデル教授の〝正義〟論
「いま〝憲法と国家〟を問う」のなぜと方法 120 ―憲法学会記念シンポジウムを聞いて
5
なぜ憲法に政党条項がないのか 127 ―大衆政党出現以前に整った近代憲法
無条件の政党立憲化への不安 132 ―比較憲法学会研究集会に参加して
〝権力麻痺〟した政府与党 137 ―自民党の末期的症状に見る
国民を裸の王様にする選挙上手は・・・・・ 142 ―政党政治家の自己否定の恐れ
G8の歴史的意味と反省 147 ―二二カ国首脳による洞爺湖サミットが終わって
6
ナチスの盛威誇示と断罪の場を回って 155 ―国際軍事裁判後六〇年のニュールンベルクで
同じように暫定憲法だったのに・・・・・ 160 ―それを明示・逆用した独と黙認の日本と
憲法の売り込み用になる第一条 165 ―日独の憲法への思い入れの違い
占領憲法への接近法惰性化のいま 170 ―そこに明治憲法悪役視の報いを見る
日本国憲法「不磨の大典」化の恐れ 175 ―米国対日占領政策の再考を
7
不満と不安を秤にかけて 183 ―〝選良〟どこ吹く風の民主党圧勝総選挙
改憲論盛行して改憲遠のく 188 ―憲法麻痺の現実に便乗の鳩山民主党政権発足
占領憲法を民主的に運用しての人民解放戦 193 ―政権政党議員大挙訪中団長の意向表明
選挙で勝てば万能……と思っていたのに 198 ―失敗からなにも学ばない鳩山民主党政権
有権者の責任意識期待は時代遅れか 203 ―民主党政権下の参院議員通常選挙を控えて
占領が前提の憲法だったのに・・・・・ 208 ―独立改憲の機を失して危機増幅の護憲政権か
尖閣諸島沖事件に見る反日愛国 213 ―積年の恨みを晴らしてみせた中共政権
「地位に見合う責任」忘却の政治家 218 ―民主党政権一年二カ月を顧みて
亡国の危機には頼れる政治家が現われるものだが・・・・・ 223 ―映画「英国王のスピーチ」を見て
日本的精神風土を生かして再生を 228 ―三陸沖大震災の悲劇にめげずに
あとがき 233