人権Q&Aシリーズ1
学校と人権
宿谷晃弘 編著 河合正雄/高橋雅人/土屋明広/成田史子/松村芳明 著
定価:880円(税込)-
在庫:
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発行:
2011年11月01日
-
判型:
A5版並製 -
ページ数:
158頁 -
ISBN:
978-4-7923-0521-5
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内容紹介
目 次
はじめに…i
1 人権とはなにか…1
1. 人権とは…3
(1) 人権とは何か 3
(2) 人権を実現する仕組み 3
2. 教育現場と人権…6
3. 法学マメ知識…7
(1) 法とは何か 7
(2) 法の種類と秩序 9
(3) 法の分類―公法と私法― 11
(4) 法的制裁と裁判の種類―民事と刑事を中心に― 12
(5) 教育紛争の解決とは 15
(6) 教育法の体系 17
2 校 則…19
1. 子どもと生徒の人権…21
2. 新しい人権と自己決定権…21
(1) 新しい人権と「個人の尊重」 22
(2) 自己決定権の範囲 23
3. 自己決定権についての判例…23
(1) 自己決定権という枠組みをとる判例 24
(2) 自己決定権という枠組みをとらない判例 24
(3) 憲法上の人権の私人間効力 25
4. 校則とは?…26
5. 校則の制定者と校則の限界…28
(1) 校則制定権 28
(2) 校則の内容的限界 28
(3) 校則と懲戒 31
6. 校則問題の過去といま…31
(1) 校則問題のこれまで 32
(2) 校則問題のいま 32
3 懲 戒…35
1. 懲戒って,なに?…37
(1) 懲戒とは 37
(2) 懲戒の種類 37
2. いつ懲戒を行ってよいか,どのような懲戒を行う
ことができるか…39
(1) 懲戒の判断基準 40
(2) 懲戒と適正手続 40
4 体 罰…43
1. 体罰とは?…45
(1) 体罰の現状と具体的内容 45
(2) 体罰をめぐる判例 46
2. 体罰の責任を負うのは?…48
(1) 自治体の体罰対応 49
(2) 刑事責任 49
(3) 行政責任 49
(4) 民事責任 50
3. 正当防衛・正当行為…51
(1) 正当防衛 51
(2) 正当行為 53
5 いじめ…55
1. いじめとは?…57
(1) いじめ件数 57
(2) いじめとは 58
(3) いじめの態様 58
2. いじめと責任…59
(1) 教師の法的義務 60
(2) 責任発生の条件 61
(3) 加害者と親の責任 62
3. 自死についての責任…63
(1) 予見可能性を基準にした判例 63
(2) 予見可能性を基準としない判例 64
6 非 行…65
1. 非行いろいろ・法いろいろ…67
(1) 非行とは 67
(2) いろいろな非行と福祉犯 68
2. 手続の流れ,および関係機関…69
(1) 手続の概要 69
(2) 少年法の目的と適正手続 70
(3) 関係諸機関と学校との関係 71
3. 非行の動向・原因…71
(1) 非行は,いまどうなってる? 72
(2) 非行は,なぜ起こる? 72
4. 被害者について…72
(1) 被害者に対して,何ができるか? 73
(2) 被害者をめぐる動き 73
(3) 被害者と加害者の対話って,なに? 74
7 児童虐待…75
1. 児童虐待って,なに? 児童虐待は,増えている?…77
(1) 児童虐待の4つの形 77
(2) 児童虐待の発見方法 78
(3) 児童虐待の影響 78
(4) 児童虐待は増えているか? 78
2. 通 告…79
3. 手続の流れ・関係機関…80
(1) 手続の流れ 80
(2) 関係機関 81
4. 抵抗する親への対処…81
(1) 調査への抵抗に対して 82
(2) つきまとい,連れ戻しなどに対して 82
5. 子どものケアと親子の再統合…83
8 学校における事故…85
1. 学校での事故には,どのようなものがある?…87
(1) 授業中 87
(2) 休み時間 88
(3) 放課後 88
(4) 部活動 89
(5) 学校行事 89
(6) 施設・設備 89
2. 事故を起こさないためには?…90
(1) 注意すべきこと 90
(2) 学校側の責任が否定された事例 92
9 子ども・学校と情報…95
1. プライバシー権…97
2. 表現の自由…98
(1) 発信の自由と受信の自由 98
(2) 知る自由をめぐる問題 98
(3) 情報公開制度 99
(4) 民主主義との関係 99
3. プライバシー権と表現の自由との調整…100
(1) 調整のルール 100
(2) 少年法61条問題 101
4. 子どもの情報発信…101
5. 個人情報保護…102
(1) プライバシー権と個人情報 102
(2) 個人情報保護法制 103
6. 内申書・指導要録の開示…105
10 教育の自由,日の丸・君が代…107
1. 教育を受ける権利とは―教育の自由って,なに?―…109
2. 国・地方公共団体の条件整備義務…110
3. 教材の工夫は自由にできるの?…111
(1) 教育内容を決めるのは誰か 111
(2) 学習指導要領 112
(3) 検定教科書 113
4. 日の丸・君が代問題…114
(1) 国旗国家法 114
(2) 10.23通達 115
(3) 愛国心条項で斉唱等を義務づけられるか 116
(4) 10.23通達で斉唱等を義務づけられるか 117
(5) 憲法19条から斉唱等を拒めるか 117
(6) その他の主張について 118
11 子どもの多様性…121
1. 公教育と信仰の問題…123
(1) 公教育は宗教にどんな態度をとるべき? 123
(2) 公教育の宗教中立性 123
(3) 学校でのスカーフ着用 125
(4) 宗教教育と道徳教育 127
2. 性同一性障害…127
3. 外国人…129
4. 発達傷害…130
(1) 発達傷害とは 131
(2) 発達傷がい者の教育 132
12 労働者としての教師…135
1. 教員の採用…137
(1) 正規に採用される教員 137
(2) 非常勤教員の採用 138
2. 労働条件について…139
(1) 労働時間等 140
(2) 職場環境(災害補償) 141
事項索引…143
はじめに…i
1 人権とはなにか…1
1. 人権とは…3
(1) 人権とは何か 3
(2) 人権を実現する仕組み 3
2. 教育現場と人権…6
3. 法学マメ知識…7
(1) 法とは何か 7
(2) 法の種類と秩序 9
(3) 法の分類―公法と私法― 11
(4) 法的制裁と裁判の種類―民事と刑事を中心に― 12
(5) 教育紛争の解決とは 15
(6) 教育法の体系 17
2 校 則…19
1. 子どもと生徒の人権…21
2. 新しい人権と自己決定権…21
(1) 新しい人権と「個人の尊重」 22
(2) 自己決定権の範囲 23
3. 自己決定権についての判例…23
(1) 自己決定権という枠組みをとる判例 24
(2) 自己決定権という枠組みをとらない判例 24
(3) 憲法上の人権の私人間効力 25
4. 校則とは?…26
5. 校則の制定者と校則の限界…28
(1) 校則制定権 28
(2) 校則の内容的限界 28
(3) 校則と懲戒 31
6. 校則問題の過去といま…31
(1) 校則問題のこれまで 32
(2) 校則問題のいま 32
3 懲 戒…35
1. 懲戒って,なに?…37
(1) 懲戒とは 37
(2) 懲戒の種類 37
2. いつ懲戒を行ってよいか,どのような懲戒を行う
ことができるか…39
(1) 懲戒の判断基準 40
(2) 懲戒と適正手続 40
4 体 罰…43
1. 体罰とは?…45
(1) 体罰の現状と具体的内容 45
(2) 体罰をめぐる判例 46
2. 体罰の責任を負うのは?…48
(1) 自治体の体罰対応 49
(2) 刑事責任 49
(3) 行政責任 49
(4) 民事責任 50
3. 正当防衛・正当行為…51
(1) 正当防衛 51
(2) 正当行為 53
5 いじめ…55
1. いじめとは?…57
(1) いじめ件数 57
(2) いじめとは 58
(3) いじめの態様 58
2. いじめと責任…59
(1) 教師の法的義務 60
(2) 責任発生の条件 61
(3) 加害者と親の責任 62
3. 自死についての責任…63
(1) 予見可能性を基準にした判例 63
(2) 予見可能性を基準としない判例 64
6 非 行…65
1. 非行いろいろ・法いろいろ…67
(1) 非行とは 67
(2) いろいろな非行と福祉犯 68
2. 手続の流れ,および関係機関…69
(1) 手続の概要 69
(2) 少年法の目的と適正手続 70
(3) 関係諸機関と学校との関係 71
3. 非行の動向・原因…71
(1) 非行は,いまどうなってる? 72
(2) 非行は,なぜ起こる? 72
4. 被害者について…72
(1) 被害者に対して,何ができるか? 73
(2) 被害者をめぐる動き 73
(3) 被害者と加害者の対話って,なに? 74
7 児童虐待…75
1. 児童虐待って,なに? 児童虐待は,増えている?…77
(1) 児童虐待の4つの形 77
(2) 児童虐待の発見方法 78
(3) 児童虐待の影響 78
(4) 児童虐待は増えているか? 78
2. 通 告…79
3. 手続の流れ・関係機関…80
(1) 手続の流れ 80
(2) 関係機関 81
4. 抵抗する親への対処…81
(1) 調査への抵抗に対して 82
(2) つきまとい,連れ戻しなどに対して 82
5. 子どものケアと親子の再統合…83
8 学校における事故…85
1. 学校での事故には,どのようなものがある?…87
(1) 授業中 87
(2) 休み時間 88
(3) 放課後 88
(4) 部活動 89
(5) 学校行事 89
(6) 施設・設備 89
2. 事故を起こさないためには?…90
(1) 注意すべきこと 90
(2) 学校側の責任が否定された事例 92
9 子ども・学校と情報…95
1. プライバシー権…97
2. 表現の自由…98
(1) 発信の自由と受信の自由 98
(2) 知る自由をめぐる問題 98
(3) 情報公開制度 99
(4) 民主主義との関係 99
3. プライバシー権と表現の自由との調整…100
(1) 調整のルール 100
(2) 少年法61条問題 101
4. 子どもの情報発信…101
5. 個人情報保護…102
(1) プライバシー権と個人情報 102
(2) 個人情報保護法制 103
6. 内申書・指導要録の開示…105
10 教育の自由,日の丸・君が代…107
1. 教育を受ける権利とは―教育の自由って,なに?―…109
2. 国・地方公共団体の条件整備義務…110
3. 教材の工夫は自由にできるの?…111
(1) 教育内容を決めるのは誰か 111
(2) 学習指導要領 112
(3) 検定教科書 113
4. 日の丸・君が代問題…114
(1) 国旗国家法 114
(2) 10.23通達 115
(3) 愛国心条項で斉唱等を義務づけられるか 116
(4) 10.23通達で斉唱等を義務づけられるか 117
(5) 憲法19条から斉唱等を拒めるか 117
(6) その他の主張について 118
11 子どもの多様性…121
1. 公教育と信仰の問題…123
(1) 公教育は宗教にどんな態度をとるべき? 123
(2) 公教育の宗教中立性 123
(3) 学校でのスカーフ着用 125
(4) 宗教教育と道徳教育 127
2. 性同一性障害…127
3. 外国人…129
4. 発達傷害…130
(1) 発達傷害とは 131
(2) 発達傷がい者の教育 132
12 労働者としての教師…135
1. 教員の採用…137
(1) 正規に採用される教員 137
(2) 非常勤教員の採用 138
2. 労働条件について…139
(1) 労働時間等 140
(2) 職場環境(災害補償) 141
事項索引…143