はしがき
第1章　序論…1
第1節　物権制度総説…1
□1　物権法とは何か（1）　　□2　人類社会と財物（2）
□3　不動産物権と動産物権（3）
第2節　物権法定主義…5
□1　物権法定主義の意義（5）　　□2　物権の種類（6）
□3　物権の法源（7）
第3節　物権の本質…10
□1　対物的支配権（10）　　□2　排他的支配権（10）
□3　物権の対象と特定性・独立性（11）
第4節　物権の客体…12
□1　有体物（12）　　□2　一物一権主義（12）
第2章　物権の効力…17
第1節　物権の優先的効力…17
□1　債権に対する優先的効力（17）　　□2　物権相互間の優先的効力（19）
□3　担保物権と一般債権者（20）
第2節　物上請求権…22
□1　物上請求権の意義と法律的性質（22）
□2　物上請求権と消滅時効（24）　　□3　物上請求権の類型と内容（25）
□4　物上請求権の行使の相手方（27）　　□5　物上請求権の競合（28）
□6　物上請求権と他の請求権との競合（31）
□7　物上請求権と権利の濫用（32）
第3章　物権の変動…35
第1節　序説…36
□1　物権変動の意義（36）　　□2　物権変動と公示手段（36）
□3　物権変動における公示の原則と公信の原則（38）
第2節　物権変動の基礎理論…41
□1　物権変動における意思主義と形式主義（41）
□2　債権行為と物権行為の独自性（42）
□3　所有権の移転時期と物権行為論（50）
第3節　不動産物権変動と登記…56
□1　不動産登記の意義と効力（56）
□2　不動産物権の二重譲渡と登記（60）
□3　登記請求権（64）　　□4　登記を要する第三者の範囲（76）
第4節　物権変動の特別な態様と登記…87
□1　復帰的物権変動と登記（87）　　□2　取得時効と登記（97）
□3　相続と登記（108）
第5節　動産物権の変動と対抗要件…119
□1　動産物権の変動と対抗要件の意義（119）
□2　引渡しを必要とする物権変動（120）
□3　明認方法による対抗要件（125）
第6節　動産物権の変動と即時取得…129
□1　制度趣旨（129）　　□2　即時取得の要件（130）
□3　即時取得の効果（140）　　□4　盗品・遺失物に関する特則（140）
第7節　物権の消滅…143
□1　物権消滅の意義（143）　　□2　目的物の滅失（143）　　□3　混同（143）
□4　放棄（145）　　□5　時効（145）　　□6　公用収用・没収（146）
第4章　占有権…147
第1節　占有と占有権…147
□1　占有の概念（147）　　□2　占有権の意義と機能（147）
□3　占有の種類（148）
第2節　占有権の取得…152
□1　占有権の原始取得（152）　　□2　占有権の特定承継（154）
□3　占有の包括承継（156）
第3節　占有権の効力…164
□1　権利適法の推定（164）　　□2　占有者と回復者との関係（167）
□3　善意占有者と果実の取得（170）　　□4　占有訴権（占有の訴え）（177）
□5　占有による家畜外動物の取得（183）　　□6　占有権の消滅（183）
□7　準占有（184）
第5章　所有権…187
第1節　所有権の意義と法律的性質…187
□1　所有権の古典的意義（187）　　□2　所有権の現代的意義（188）
□3　所有権の法律的性質（189）
第2節　所有権の内容…191
□1　所有権の内容一般（191）　　□2　土地所有権の内容と制限（192）
第3節　所有権の原始取得…199
□1　所有権取得の意義（199）　　□2　添付（200）
□3　建物の築造と付合・加工（205）
第4節　共有…208
□1　共同所有の意義（208）　　□2　共有（209）
第5節　建物の区分所有…217
□1　建物区分所有制度の沿革（217）　　□2　区分所有建物の所有関係（219）
□3　区分所有建物の管理関係（221）
第6章　用益物権…229
第1節　地上権…230
□1　意義と法律的性質（230）　　□2　地上権の成立（231）
□3　地上権の効力（234）　　□4　地上権の消滅（236）
第2節　永小作権…237
□1　永小作権の意義（237）　　□2　永小作権の効力（237）
□3　永小作権の消滅（238）
第3節　地役権…240
□1　地役権の意義（240）　　□2　地役権の形態と法律的性質（240）
□3　地役権の内容（244）　　□4　地役権の消滅（245）
第4節　入会権…246
□1　入会権の意義と利用形態（246）　　□2　入会権の効力（247）
□3　入会権の消滅（248）
事項索引…251
判例索引…257