レッセ・フェールとプラグマティズム法学
19世紀アメリカにおける法と社会岡嵜 修 著
定価:5,830円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2013年03月20日
-
判型:
A5上製 -
ページ数:
266頁 -
ISBN:
978-4-7923-0551-2
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内容紹介
目 次
はしがき ⅰ
第1章 アメリカにおける古典的リパブリカニズム
―マーシャル・コートの課題―
Ⅰ 歴史なき国の歴史発掘 1
Ⅱ イギリス自由主義体制の継承 2
Ⅲ リパブリカニズムの自由観:衰退の必然 4
Ⅳ 黄昏の大英帝国 8
Ⅴ 資本主義の発展とリベラリズム:
マーシャル・コートの課題 10
第2章 「公正価格」の社会史
―契約法における意思理論の登場―
Ⅰ アメリカ私法におけるパラダイム転換 18
Ⅱ 慣習から合意へ:法源の転換 20
Ⅲ 市から市場システムへ 23
Ⅳ 旧契約法理の世界:財産権への従属 27
Ⅴ 公正価格という道徳基準 29
Ⅵ 大規模市場の出現を促した輸送革命 33
第3章 法人政策の劇的変化
―Charles River Bridge事件に見る近代の誕生―
Ⅰ 国内経済の発展 45
Ⅱ 連邦最高裁判決 47
Ⅲ 重商主義からの転換:アダム・スミスの自由貿易論 51
Ⅳ フェデラリストの重商主義政策 53
Ⅴ 経済発展と独占の弊害:Status quoの限界 54
Ⅵ マーシャル・コートにおける「契約条項」法理 56
Ⅶ 古典主義政治経済学の隆盛 60
Ⅷ 法人政策の劇的な変化 61
第4章 実体的デュープロセス論とリバタリアニズムの伝統
―「レッセ・フェールの憲法論」再考―
Ⅰ 科学革命がもたらしたヴィジョン 72
1 ロックナー事件とヴィジョン ( 72)
2 政府は強者の手先:アメリカのレッセ・フェール好み ( 76)
Ⅱ 啓蒙思想と経済学 78
1 古典主義経済学における法と経済 ( 78)
2 経済思想としてのレッセ・フェール ( 82)
3 自然科学者の眼で見た社会 ( 84)
4 古典主義のヴィジョン ( 89)
5 ニュートン力学の劇的勝利:海王星の発見 ( 90)
Ⅲ アメリカにおけるリバタリアニズムの伝統 93
1 ニューディールのバイアス ( 93)
2 レッセ・フェールの二つのルーツ ( 96)
3 クラス立法への批判 ( 97)
4 レッセ・フェールの黄昏 ( 100)
第5章 法の自然史
―ヘンリー・メインの歴史法学―
Ⅰ 現在の中に生きる過去 114
Ⅱ 聖書史観のゆらぎ 117
Ⅲ 法の地質学 122
第6章 「鉄の馬」がもたらした統一標準時
―文化から文明へ―
Ⅰ 文明的な法:立法による社会改革 134
Ⅱ 息づく自然のリズム 136
1 アルマナックが示す文化的時間 ( 136)
2 時間は神のもの ( 138)
3 動力源は自然の恵み ( 140)
Ⅲ 変化の兆し 142
1 時計の普及と時間意識の変化 ( 142)
2 工場での労働と時間意識の変化 ( 143)
3 工場システムとミル・ガールズ ( 145)
4 無煙炭の開発 ( 148)
Ⅳ 統一標準時の導入と近代 149
1 電信の活用 ( 149)
2 アメリカ初の近代企業 ( 152)
3 ウィリアム・サムナーの近代化論 ( 153)
第7章 プラグマティズムと革新主義
―ウィリアム・ジェイムズの生理学的心理学―
Ⅰ レッセ・フェールから革新主義へ 162
1 ブランダイス・ブリーフの意味 ( 162)
2 19世紀末の時代状況 ( 163)
3 「金ぴか時代」のビジネスマン ( 164)
4 大学における道徳哲学の伝統 ( 166)
Ⅱ メディカル・ドクターの心理学 168
1 ジェイムズのスペンサー批判 ( 168)
2 反射,準反射,有意的動作 ( 171)
3 物の「本当の形」 ( 173)
4 本質論は目的論 ( 175)
Ⅲ 習慣の効罪 177
1 習慣:自由のパラドックス ( 177)
2 習慣は社会のはずみ車 ( 181)
Ⅳ 『プラグマティズム』の科学的基礎 186
1 模写説批判:真理は有用な道具 ( 186)
2 ジェイムズの科学論 ( 190)
3 哲学と科学 ( 195)
4 ジェイムズと革新主義 ( 197)
第8章 ロスコー・パウンドのプラグマティズム法学
―植物学から法学へ―
Ⅰ 新植物学の黎明期:分類学から生態学へ 204
1 パウンド研究の「ミッシング・リンク」 ( 204)
2 大衆の博物学熱と新植物学 ( 205)
3 師チャールズ・ベッシーの新植物学 ( 211)
4 標本から生き物へ ( 216)
Ⅱ 植物学者パウンド:ネブラスカ大学PhD第1号 219
1 英才教育 ( 219)
2 書評:オスカー・ドルード著『ドイツの植物地理学』 ( 223)
3 PhD論文『ネブラスカの植物地理学』 ( 226)
Ⅲ 植物学者から法学者へ 230
1 「機械論的法学」に見る植物学研究の影響 ( 230)
2 法の生態学 ( 238)
索 引 250
目 次
はしがき ⅰ
第1章 アメリカにおける古典的リパブリカニズム
―マーシャル・コートの課題―
Ⅰ 歴史なき国の歴史発掘 1
Ⅱ イギリス自由主義体制の継承 2
Ⅲ リパブリカニズムの自由観:衰退の必然 4
Ⅳ 黄昏の大英帝国 8
Ⅴ 資本主義の発展とリベラリズム:
マーシャル・コートの課題 10
第2章 「公正価格」の社会史
―契約法における意思理論の登場―
Ⅰ アメリカ私法におけるパラダイム転換 18
Ⅱ 慣習から合意へ:法源の転換 20
Ⅲ 市から市場システムへ 23
Ⅳ 旧契約法理の世界:財産権への従属 27
Ⅴ 公正価格という道徳基準 29
Ⅵ 大規模市場の出現を促した輸送革命 33
第3章 法人政策の劇的変化
―Charles River Bridge事件に見る近代の誕生―
Ⅰ 国内経済の発展 45
Ⅱ 連邦最高裁判決 47
Ⅲ 重商主義からの転換:アダム・スミスの自由貿易論 51
Ⅳ フェデラリストの重商主義政策 53
Ⅴ 経済発展と独占の弊害:Status quoの限界 54
Ⅵ マーシャル・コートにおける「契約条項」法理 56
Ⅶ 古典主義政治経済学の隆盛 60
Ⅷ 法人政策の劇的な変化 61
第4章 実体的デュープロセス論とリバタリアニズムの伝統
―「レッセ・フェールの憲法論」再考―
Ⅰ 科学革命がもたらしたヴィジョン 72
1 ロックナー事件とヴィジョン ( 72)
2 政府は強者の手先:アメリカのレッセ・フェール好み ( 76)
Ⅱ 啓蒙思想と経済学 78
1 古典主義経済学における法と経済 ( 78)
2 経済思想としてのレッセ・フェール ( 82)
3 自然科学者の眼で見た社会 ( 84)
4 古典主義のヴィジョン ( 89)
5 ニュートン力学の劇的勝利:海王星の発見 ( 90)
Ⅲ アメリカにおけるリバタリアニズムの伝統 93
1 ニューディールのバイアス ( 93)
2 レッセ・フェールの二つのルーツ ( 96)
3 クラス立法への批判 ( 97)
4 レッセ・フェールの黄昏 ( 100)
第5章 法の自然史
―ヘンリー・メインの歴史法学―
Ⅰ 現在の中に生きる過去 114
Ⅱ 聖書史観のゆらぎ 117
Ⅲ 法の地質学 122
第6章 「鉄の馬」がもたらした統一標準時
―文化から文明へ―
Ⅰ 文明的な法:立法による社会改革 134
Ⅱ 息づく自然のリズム 136
1 アルマナックが示す文化的時間 ( 136)
2 時間は神のもの ( 138)
3 動力源は自然の恵み ( 140)
Ⅲ 変化の兆し 142
1 時計の普及と時間意識の変化 ( 142)
2 工場での労働と時間意識の変化 ( 143)
3 工場システムとミル・ガールズ ( 145)
4 無煙炭の開発 ( 148)
Ⅳ 統一標準時の導入と近代 149
1 電信の活用 ( 149)
2 アメリカ初の近代企業 ( 152)
3 ウィリアム・サムナーの近代化論 ( 153)
第7章 プラグマティズムと革新主義
―ウィリアム・ジェイムズの生理学的心理学―
Ⅰ レッセ・フェールから革新主義へ 162
1 ブランダイス・ブリーフの意味 ( 162)
2 19世紀末の時代状況 ( 163)
3 「金ぴか時代」のビジネスマン ( 164)
4 大学における道徳哲学の伝統 ( 166)
Ⅱ メディカル・ドクターの心理学 168
1 ジェイムズのスペンサー批判 ( 168)
2 反射,準反射,有意的動作 ( 171)
3 物の「本当の形」 ( 173)
4 本質論は目的論 ( 175)
Ⅲ 習慣の効罪 177
1 習慣:自由のパラドックス ( 177)
2 習慣は社会のはずみ車 ( 181)
Ⅳ 『プラグマティズム』の科学的基礎 186
1 模写説批判:真理は有用な道具 ( 186)
2 ジェイムズの科学論 ( 190)
3 哲学と科学 ( 195)
4 ジェイムズと革新主義 ( 197)
第8章 ロスコー・パウンドのプラグマティズム法学
―植物学から法学へ―
Ⅰ 新植物学の黎明期:分類学から生態学へ 204
1 パウンド研究の「ミッシング・リンク」 ( 204)
2 大衆の博物学熱と新植物学 ( 205)
3 師チャールズ・ベッシーの新植物学 ( 211)
4 標本から生き物へ ( 216)
Ⅱ 植物学者パウンド:ネブラスカ大学PhD第1号 219
1 英才教育 ( 219)
2 書評:オスカー・ドルード著『ドイツの植物地理学』 ( 223)
3 PhD論文『ネブラスカの植物地理学』 ( 226)
Ⅲ 植物学者から法学者へ 230
1 「機械論的法学」に見る植物学研究の影響 ( 230)
2 法の生態学 ( 238)
索 引 250
はしがき ⅰ
第1章 アメリカにおける古典的リパブリカニズム
―マーシャル・コートの課題―
Ⅰ 歴史なき国の歴史発掘 1
Ⅱ イギリス自由主義体制の継承 2
Ⅲ リパブリカニズムの自由観:衰退の必然 4
Ⅳ 黄昏の大英帝国 8
Ⅴ 資本主義の発展とリベラリズム:
マーシャル・コートの課題 10
第2章 「公正価格」の社会史
―契約法における意思理論の登場―
Ⅰ アメリカ私法におけるパラダイム転換 18
Ⅱ 慣習から合意へ:法源の転換 20
Ⅲ 市から市場システムへ 23
Ⅳ 旧契約法理の世界:財産権への従属 27
Ⅴ 公正価格という道徳基準 29
Ⅵ 大規模市場の出現を促した輸送革命 33
第3章 法人政策の劇的変化
―Charles River Bridge事件に見る近代の誕生―
Ⅰ 国内経済の発展 45
Ⅱ 連邦最高裁判決 47
Ⅲ 重商主義からの転換:アダム・スミスの自由貿易論 51
Ⅳ フェデラリストの重商主義政策 53
Ⅴ 経済発展と独占の弊害:Status quoの限界 54
Ⅵ マーシャル・コートにおける「契約条項」法理 56
Ⅶ 古典主義政治経済学の隆盛 60
Ⅷ 法人政策の劇的な変化 61
第4章 実体的デュープロセス論とリバタリアニズムの伝統
―「レッセ・フェールの憲法論」再考―
Ⅰ 科学革命がもたらしたヴィジョン 72
1 ロックナー事件とヴィジョン ( 72)
2 政府は強者の手先:アメリカのレッセ・フェール好み ( 76)
Ⅱ 啓蒙思想と経済学 78
1 古典主義経済学における法と経済 ( 78)
2 経済思想としてのレッセ・フェール ( 82)
3 自然科学者の眼で見た社会 ( 84)
4 古典主義のヴィジョン ( 89)
5 ニュートン力学の劇的勝利:海王星の発見 ( 90)
Ⅲ アメリカにおけるリバタリアニズムの伝統 93
1 ニューディールのバイアス ( 93)
2 レッセ・フェールの二つのルーツ ( 96)
3 クラス立法への批判 ( 97)
4 レッセ・フェールの黄昏 ( 100)
第5章 法の自然史
―ヘンリー・メインの歴史法学―
Ⅰ 現在の中に生きる過去 114
Ⅱ 聖書史観のゆらぎ 117
Ⅲ 法の地質学 122
第6章 「鉄の馬」がもたらした統一標準時
―文化から文明へ―
Ⅰ 文明的な法:立法による社会改革 134
Ⅱ 息づく自然のリズム 136
1 アルマナックが示す文化的時間 ( 136)
2 時間は神のもの ( 138)
3 動力源は自然の恵み ( 140)
Ⅲ 変化の兆し 142
1 時計の普及と時間意識の変化 ( 142)
2 工場での労働と時間意識の変化 ( 143)
3 工場システムとミル・ガールズ ( 145)
4 無煙炭の開発 ( 148)
Ⅳ 統一標準時の導入と近代 149
1 電信の活用 ( 149)
2 アメリカ初の近代企業 ( 152)
3 ウィリアム・サムナーの近代化論 ( 153)
第7章 プラグマティズムと革新主義
―ウィリアム・ジェイムズの生理学的心理学―
Ⅰ レッセ・フェールから革新主義へ 162
1 ブランダイス・ブリーフの意味 ( 162)
2 19世紀末の時代状況 ( 163)
3 「金ぴか時代」のビジネスマン ( 164)
4 大学における道徳哲学の伝統 ( 166)
Ⅱ メディカル・ドクターの心理学 168
1 ジェイムズのスペンサー批判 ( 168)
2 反射,準反射,有意的動作 ( 171)
3 物の「本当の形」 ( 173)
4 本質論は目的論 ( 175)
Ⅲ 習慣の効罪 177
1 習慣:自由のパラドックス ( 177)
2 習慣は社会のはずみ車 ( 181)
Ⅳ 『プラグマティズム』の科学的基礎 186
1 模写説批判:真理は有用な道具 ( 186)
2 ジェイムズの科学論 ( 190)
3 哲学と科学 ( 195)
4 ジェイムズと革新主義 ( 197)
第8章 ロスコー・パウンドのプラグマティズム法学
―植物学から法学へ―
Ⅰ 新植物学の黎明期:分類学から生態学へ 204
1 パウンド研究の「ミッシング・リンク」 ( 204)
2 大衆の博物学熱と新植物学 ( 205)
3 師チャールズ・ベッシーの新植物学 ( 211)
4 標本から生き物へ ( 216)
Ⅱ 植物学者パウンド:ネブラスカ大学PhD第1号 219
1 英才教育 ( 219)
2 書評:オスカー・ドルード著『ドイツの植物地理学』 ( 223)
3 PhD論文『ネブラスカの植物地理学』 ( 226)
Ⅲ 植物学者から法学者へ 230
1 「機械論的法学」に見る植物学研究の影響 ( 230)
2 法の生態学 ( 238)
索 引 250
目 次
はしがき ⅰ
第1章 アメリカにおける古典的リパブリカニズム
―マーシャル・コートの課題―
Ⅰ 歴史なき国の歴史発掘 1
Ⅱ イギリス自由主義体制の継承 2
Ⅲ リパブリカニズムの自由観:衰退の必然 4
Ⅳ 黄昏の大英帝国 8
Ⅴ 資本主義の発展とリベラリズム:
マーシャル・コートの課題 10
第2章 「公正価格」の社会史
―契約法における意思理論の登場―
Ⅰ アメリカ私法におけるパラダイム転換 18
Ⅱ 慣習から合意へ:法源の転換 20
Ⅲ 市から市場システムへ 23
Ⅳ 旧契約法理の世界:財産権への従属 27
Ⅴ 公正価格という道徳基準 29
Ⅵ 大規模市場の出現を促した輸送革命 33
第3章 法人政策の劇的変化
―Charles River Bridge事件に見る近代の誕生―
Ⅰ 国内経済の発展 45
Ⅱ 連邦最高裁判決 47
Ⅲ 重商主義からの転換:アダム・スミスの自由貿易論 51
Ⅳ フェデラリストの重商主義政策 53
Ⅴ 経済発展と独占の弊害:Status quoの限界 54
Ⅵ マーシャル・コートにおける「契約条項」法理 56
Ⅶ 古典主義政治経済学の隆盛 60
Ⅷ 法人政策の劇的な変化 61
第4章 実体的デュープロセス論とリバタリアニズムの伝統
―「レッセ・フェールの憲法論」再考―
Ⅰ 科学革命がもたらしたヴィジョン 72
1 ロックナー事件とヴィジョン ( 72)
2 政府は強者の手先:アメリカのレッセ・フェール好み ( 76)
Ⅱ 啓蒙思想と経済学 78
1 古典主義経済学における法と経済 ( 78)
2 経済思想としてのレッセ・フェール ( 82)
3 自然科学者の眼で見た社会 ( 84)
4 古典主義のヴィジョン ( 89)
5 ニュートン力学の劇的勝利:海王星の発見 ( 90)
Ⅲ アメリカにおけるリバタリアニズムの伝統 93
1 ニューディールのバイアス ( 93)
2 レッセ・フェールの二つのルーツ ( 96)
3 クラス立法への批判 ( 97)
4 レッセ・フェールの黄昏 ( 100)
第5章 法の自然史
―ヘンリー・メインの歴史法学―
Ⅰ 現在の中に生きる過去 114
Ⅱ 聖書史観のゆらぎ 117
Ⅲ 法の地質学 122
第6章 「鉄の馬」がもたらした統一標準時
―文化から文明へ―
Ⅰ 文明的な法:立法による社会改革 134
Ⅱ 息づく自然のリズム 136
1 アルマナックが示す文化的時間 ( 136)
2 時間は神のもの ( 138)
3 動力源は自然の恵み ( 140)
Ⅲ 変化の兆し 142
1 時計の普及と時間意識の変化 ( 142)
2 工場での労働と時間意識の変化 ( 143)
3 工場システムとミル・ガールズ ( 145)
4 無煙炭の開発 ( 148)
Ⅳ 統一標準時の導入と近代 149
1 電信の活用 ( 149)
2 アメリカ初の近代企業 ( 152)
3 ウィリアム・サムナーの近代化論 ( 153)
第7章 プラグマティズムと革新主義
―ウィリアム・ジェイムズの生理学的心理学―
Ⅰ レッセ・フェールから革新主義へ 162
1 ブランダイス・ブリーフの意味 ( 162)
2 19世紀末の時代状況 ( 163)
3 「金ぴか時代」のビジネスマン ( 164)
4 大学における道徳哲学の伝統 ( 166)
Ⅱ メディカル・ドクターの心理学 168
1 ジェイムズのスペンサー批判 ( 168)
2 反射,準反射,有意的動作 ( 171)
3 物の「本当の形」 ( 173)
4 本質論は目的論 ( 175)
Ⅲ 習慣の効罪 177
1 習慣:自由のパラドックス ( 177)
2 習慣は社会のはずみ車 ( 181)
Ⅳ 『プラグマティズム』の科学的基礎 186
1 模写説批判:真理は有用な道具 ( 186)
2 ジェイムズの科学論 ( 190)
3 哲学と科学 ( 195)
4 ジェイムズと革新主義 ( 197)
第8章 ロスコー・パウンドのプラグマティズム法学
―植物学から法学へ―
Ⅰ 新植物学の黎明期:分類学から生態学へ 204
1 パウンド研究の「ミッシング・リンク」 ( 204)
2 大衆の博物学熱と新植物学 ( 205)
3 師チャールズ・ベッシーの新植物学 ( 211)
4 標本から生き物へ ( 216)
Ⅱ 植物学者パウンド:ネブラスカ大学PhD第1号 219
1 英才教育 ( 219)
2 書評:オスカー・ドルード著『ドイツの植物地理学』 ( 223)
3 PhD論文『ネブラスカの植物地理学』 ( 226)
Ⅲ 植物学者から法学者へ 230
1 「機械論的法学」に見る植物学研究の影響 ( 230)
2 法の生態学 ( 238)
索 引 250