理論刑法学の探究 ⑥
川端 博/浅田和茂/山口 厚/井田 良 著
定価:4,180円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2013年06月01日
-
判型:
A5版上製 -
ページ数:
302頁 -
ISBN:
978-4-7923-1984-7
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内容紹介
目次
はしがき
[論文]
責任能力論の到達点となお解決されるべき課題について……………………安田拓人(1)
⃞Ⅰ はじめに――責任能力論研究への誘い―― 1
⃞Ⅱ 責任能力制度の位置づけ 5
⃞Ⅲ 精神の障害の要件 8
⃞Ⅳ 認識能力と故意をもちうる能力 16
⃞Ⅴ 制御能力 21
⃞Ⅵ 限定責任能力と量刑 24
刑罰の目的とその現実性
――法の目的、法の原理としての自由の保障との関係――…………………飯島暢(29)
⃞Ⅰ 刑罰の目的 29
⃞Ⅱ 刑法の目的と法の目的 32
⃞Ⅲ 従来の刑罰目的の問題点 37
⃞Ⅳ 応報刑論のルネサンス 46
⃞Ⅴ 刑罰の現実性の維持と自由の保障 63
心神喪失者等医療観察法と刑事責任能力判断………………………………緒方あゆみ(71)
⃞Ⅰ はじめに 71
⃞Ⅱ 医療観察法の施行状況 73
⃞Ⅲ 医療観察制度の運用状況と現在指摘されている問題点 106
⃞Ⅳ その他 125
⃞Ⅴ おわりに 131
詐欺罪における「欺」と「財産的損害」をめぐる考察
――損害概念の多義性と中間結果としての錯誤に着目して―― ………足立友子(133)
⃞Ⅰ はじめに 133
⃞Ⅱ 最高裁決定と「本人確認」「財産的損害」の関係 136
⃞Ⅲ 詐欺罪の構造からみた財産侵害の内実 140
⃞Ⅳ 「財産的損害」概念の日本における位置づけ 143
⃞Ⅴ 中間結果としての「錯誤」と「財産的処分の自由」の再定位 160
⃞Ⅵ おわりに 163
財産上の損害概念の諸相と背任罪の「損害」要件…………………………品田智史(165)
⃞Ⅰ はじめに 165
⃞Ⅱ 背任罪の損害を巡る議論 168
⃞Ⅲ 詐欺罪の損害を巡る議論 175
⃞Ⅳ その他の損害を巡る議論 184
⃞Ⅴ ここまでのまとめ 190
⃞Ⅵ 背任罪の「財産上の損害」要件についての検討 191
⃞Ⅶ むすびにかえて 198
[書評] ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
わが国における結果的加重犯論の最新動向
――榎本桃也『結果的加重犯論の再検討』(成文堂、2011年)を読んで――
……………………………………………………………………………………内田浩(201)
中止犯の論じ方
――野澤充『中止犯の理論的構造』(成文堂、2012年)を読む――
…………………………………………………………………………………金澤真理(223)
[外国論文紹介] ――――――――――――――――――――――――――――――――
ドイツにおける「拷問による救助」を巡る諸問題………………………深町晋也(243)
パット・オマリー『犯罪とリスク』(Pat O’Malley, Crime and Risk)の紹介
…………………………………………………………………………………星周一郎(265)
[創刊の辞]
[既刊
はしがき
[論文]
責任能力論の到達点となお解決されるべき課題について……………………安田拓人(1)
⃞Ⅰ はじめに――責任能力論研究への誘い―― 1
⃞Ⅱ 責任能力制度の位置づけ 5
⃞Ⅲ 精神の障害の要件 8
⃞Ⅳ 認識能力と故意をもちうる能力 16
⃞Ⅴ 制御能力 21
⃞Ⅵ 限定責任能力と量刑 24
刑罰の目的とその現実性
――法の目的、法の原理としての自由の保障との関係――…………………飯島暢(29)
⃞Ⅰ 刑罰の目的 29
⃞Ⅱ 刑法の目的と法の目的 32
⃞Ⅲ 従来の刑罰目的の問題点 37
⃞Ⅳ 応報刑論のルネサンス 46
⃞Ⅴ 刑罰の現実性の維持と自由の保障 63
心神喪失者等医療観察法と刑事責任能力判断………………………………緒方あゆみ(71)
⃞Ⅰ はじめに 71
⃞Ⅱ 医療観察法の施行状況 73
⃞Ⅲ 医療観察制度の運用状況と現在指摘されている問題点 106
⃞Ⅳ その他 125
⃞Ⅴ おわりに 131
詐欺罪における「欺」と「財産的損害」をめぐる考察
――損害概念の多義性と中間結果としての錯誤に着目して―― ………足立友子(133)
⃞Ⅰ はじめに 133
⃞Ⅱ 最高裁決定と「本人確認」「財産的損害」の関係 136
⃞Ⅲ 詐欺罪の構造からみた財産侵害の内実 140
⃞Ⅳ 「財産的損害」概念の日本における位置づけ 143
⃞Ⅴ 中間結果としての「錯誤」と「財産的処分の自由」の再定位 160
⃞Ⅵ おわりに 163
財産上の損害概念の諸相と背任罪の「損害」要件…………………………品田智史(165)
⃞Ⅰ はじめに 165
⃞Ⅱ 背任罪の損害を巡る議論 168
⃞Ⅲ 詐欺罪の損害を巡る議論 175
⃞Ⅳ その他の損害を巡る議論 184
⃞Ⅴ ここまでのまとめ 190
⃞Ⅵ 背任罪の「財産上の損害」要件についての検討 191
⃞Ⅶ むすびにかえて 198
[書評] ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
わが国における結果的加重犯論の最新動向
――榎本桃也『結果的加重犯論の再検討』(成文堂、2011年)を読んで――
……………………………………………………………………………………内田浩(201)
中止犯の論じ方
――野澤充『中止犯の理論的構造』(成文堂、2012年)を読む――
…………………………………………………………………………………金澤真理(223)
[外国論文紹介] ――――――――――――――――――――――――――――――――
ドイツにおける「拷問による救助」を巡る諸問題………………………深町晋也(243)
パット・オマリー『犯罪とリスク』(Pat O’Malley, Crime and Risk)の紹介
…………………………………………………………………………………星周一郎(265)
[創刊の辞]
[既刊