新版 杞柳産業の盛衰
地場産業産地の淘汰荻久保嘉章 著
定価:3,300円(税込)-
在庫:
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発行:
2013年09月20日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
266頁 -
ISBN:
978-4-7923-5060-4
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内容紹介
目 次
はしがき
第1章 杞柳産業の生成と衰退1
第1節 杞柳産業の生成1
1 杞柳産業の生成(1)
2 杞柳製品の特性(2)
第2節 農家の副業としての杞柳栽培10
1 農家の副業と副業奨励策の変遷(10)
2 農家の副業としての杞柳栽培(13)
第3節 杞柳産業の発展と衰退17
1 杞柳産業の発展(17)
2 杞柳産業の衰退(19)
第2章 杞柳栽培29
第1節 杞柳栽培29
1 栽培適地と産地別特性(29)
2 作付面積の推移(32)
3 杞柳の輸入(34)
第2節 収穫高36
1 収穫高の推移(36)
2 収穫高の経年変化(36)
3 皮【剥】作業(37)
第3節 生産価額43
1 生産価額の推移(43)
2 杞柳栽培の収支(46)
第3章 杞柳製品51
第1節 製造規模と工程51
1 製造戸数と職工数の推移(51)
2 製造工程(54)
3 行李職人(58)
第2節 製造価額64
1 製造価額の推移(64)
2 柳行李製造の収支(65)
第3節 製品市場67
1 国内市場(67)
2 海外市場(69)
第4章 杞柳産業の中核産地(兵庫県 豊岡市)75
第1節 中核産地の形成(明治・大正期)75
1 風土的特性(75)
2 杞柳栽培拡大の要因(76)
3 杞柳製品製造の増大(78)
4 杞柳製品の輸出(81)
5 新型鞄と国内市場の拡大(86)
第2節 産地の変革(昭和期)90
1 ファイバー鞄の商品化(90)
2 杞柳製品輸出の動向(91)
3 杞柳産業と地域社会(93)
4 軍用行李の製造(94)
5 杞柳産業の衰退(95)
第3節 産地の構造97
1 組織化の動向(明治期以降)(97)
2 業種間の関係(昭和20年代末)(105)
3 地域的分業(昭和20年代末)(112)
第5章 輪中地帯の杞柳産地(岐阜県 本巣郡穂積町)121
第1節 杞柳栽培の起源(明治・大正期)121
1 輪中地帯の大地主と小作争議(121)
2 西堀彌市による杞柳栽培と柳行李製造伝習所の設立(124)
3 杞柳産業の拡大(127)
第2節 杞柳産業の隆盛(昭和期 戦前)132
1 杞柳産業の隆盛と穂積駅周辺の賑わい(132)
2 杞柳の栽培地(135)
3 柳行李の製造(136)
第3節 杞柳産業の衰退(昭和期 戦中・戦後)138
1 岐阜県杞柳製品工業組合の活動(138)
2 杞柳の移入(141)
3 杞柳産業の終焉(143)
第6章 東日本の杞柳産地149
第1節 北海道 余市郡大江村馬群別149
第2節 青森県 南津軽郡・北津軽郡156
第3節 宮城県 遠田郡157
第4節 秋田県 鹿角郡花輪町163
第5節 埼玉県 入間郡・北足立郡・北埼玉郡164
第6節 新潟県 三島郡与板町169
第7節 長野県 下高井郡172
第8節 静岡県 富士郡・浜名郡178
第7章 西日本の杞柳産地187
第1節 石川県 江沼郡大聖寺町187
第2節 福井県 丹生郡188
第3節 京都府194
第4節 大阪府 三島郡195
第5節 鳥取県 気高郡日置谷村201
第6節 島根県 邇摩郡・簸川郡203
第7節 岡山県 苫田郡津山町(日本柳織会社)205
第8節 徳島県 名西郡207
第9節 愛媛県 喜多郡大洲町208
第10節 高知県 幡多郡・高岡郡209
第11節 長崎県 南高来郡北有馬村214
第12節 宮崎県 児湯郡新田村216
第8章 杞柳産業の淘汰と地場産業227
第1節 杞柳産業の淘汰227
1 杞柳産業の生成・発展・衰退(227)
2 杞柳産業から鞄【嚢】産業へ(230)
第2節 地場産業の成長237
1 在来産業から地場産業へ(237)
2 産地におけるイノベーションと事業転換(240)
3 地場産業の成長(244)
はしがき
第1章 杞柳産業の生成と衰退1
第1節 杞柳産業の生成1
1 杞柳産業の生成(1)
2 杞柳製品の特性(2)
第2節 農家の副業としての杞柳栽培10
1 農家の副業と副業奨励策の変遷(10)
2 農家の副業としての杞柳栽培(13)
第3節 杞柳産業の発展と衰退17
1 杞柳産業の発展(17)
2 杞柳産業の衰退(19)
第2章 杞柳栽培29
第1節 杞柳栽培29
1 栽培適地と産地別特性(29)
2 作付面積の推移(32)
3 杞柳の輸入(34)
第2節 収穫高36
1 収穫高の推移(36)
2 収穫高の経年変化(36)
3 皮【剥】作業(37)
第3節 生産価額43
1 生産価額の推移(43)
2 杞柳栽培の収支(46)
第3章 杞柳製品51
第1節 製造規模と工程51
1 製造戸数と職工数の推移(51)
2 製造工程(54)
3 行李職人(58)
第2節 製造価額64
1 製造価額の推移(64)
2 柳行李製造の収支(65)
第3節 製品市場67
1 国内市場(67)
2 海外市場(69)
第4章 杞柳産業の中核産地(兵庫県 豊岡市)75
第1節 中核産地の形成(明治・大正期)75
1 風土的特性(75)
2 杞柳栽培拡大の要因(76)
3 杞柳製品製造の増大(78)
4 杞柳製品の輸出(81)
5 新型鞄と国内市場の拡大(86)
第2節 産地の変革(昭和期)90
1 ファイバー鞄の商品化(90)
2 杞柳製品輸出の動向(91)
3 杞柳産業と地域社会(93)
4 軍用行李の製造(94)
5 杞柳産業の衰退(95)
第3節 産地の構造97
1 組織化の動向(明治期以降)(97)
2 業種間の関係(昭和20年代末)(105)
3 地域的分業(昭和20年代末)(112)
第5章 輪中地帯の杞柳産地(岐阜県 本巣郡穂積町)121
第1節 杞柳栽培の起源(明治・大正期)121
1 輪中地帯の大地主と小作争議(121)
2 西堀彌市による杞柳栽培と柳行李製造伝習所の設立(124)
3 杞柳産業の拡大(127)
第2節 杞柳産業の隆盛(昭和期 戦前)132
1 杞柳産業の隆盛と穂積駅周辺の賑わい(132)
2 杞柳の栽培地(135)
3 柳行李の製造(136)
第3節 杞柳産業の衰退(昭和期 戦中・戦後)138
1 岐阜県杞柳製品工業組合の活動(138)
2 杞柳の移入(141)
3 杞柳産業の終焉(143)
第6章 東日本の杞柳産地149
第1節 北海道 余市郡大江村馬群別149
第2節 青森県 南津軽郡・北津軽郡156
第3節 宮城県 遠田郡157
第4節 秋田県 鹿角郡花輪町163
第5節 埼玉県 入間郡・北足立郡・北埼玉郡164
第6節 新潟県 三島郡与板町169
第7節 長野県 下高井郡172
第8節 静岡県 富士郡・浜名郡178
第7章 西日本の杞柳産地187
第1節 石川県 江沼郡大聖寺町187
第2節 福井県 丹生郡188
第3節 京都府194
第4節 大阪府 三島郡195
第5節 鳥取県 気高郡日置谷村201
第6節 島根県 邇摩郡・簸川郡203
第7節 岡山県 苫田郡津山町(日本柳織会社)205
第8節 徳島県 名西郡207
第9節 愛媛県 喜多郡大洲町208
第10節 高知県 幡多郡・高岡郡209
第11節 長崎県 南高来郡北有馬村214
第12節 宮崎県 児湯郡新田村216
第8章 杞柳産業の淘汰と地場産業227
第1節 杞柳産業の淘汰227
1 杞柳産業の生成・発展・衰退(227)
2 杞柳産業から鞄【嚢】産業へ(230)
第2節 地場産業の成長237
1 在来産業から地場産業へ(237)
2 産地におけるイノベーションと事業転換(240)
3 地場産業の成長(244)