イギリスの別件逮捕・勾留

イギリスの別件逮捕・勾留

和田進士 著
定価:5,720円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2014年03月01日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    264頁
  • ISBN:
    978-4-7923-5104-5
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内容紹介

目   次
 はしがき
 初出一覧
第1章 旧裁判官準則期におけるホールディング・チャージ
はじめに……1
第1節 リー委員会以前の状況……9
第2節 リー委員会……12
1 リー委員会における討論  12
2 リー委員会の勧告  18
3 小 括  20
第3節 リー委員会以後の状況……23
1 ホールディング・チャージ問題の存続  23
2 裁判所の判断  25
3 学説など  31
4 小 括  36
第4節 考 察……45
1 議論の整理  45
2 旧裁判官準則期におけるホールディング・チャージ抑制理論とPACE31条との関連  47
第2章 新裁判官準則期におけるホールディング・チャージ
はじめに……53
1 新裁判官準則期における規定状況  53
2 ホールディング・チャージ問題の存続  55
第1節 裁判所の判断……64
1 逮捕後告発までの質問は許されるか  64
2 告発の遅延  68
3 その他の裁判所の判断  73
第2節 学説など……78
1 ホールディング・チャージ  78
2 警察勾留  84
3 保 釈  86
第3節 議論の整理と今後の課題……92
1 議論の整理  92
2 今後の課題  94
第3章 1984年警察・刑事証拠法制定過程期におけるホールディング・チャージ
はじめに……102
1 ホールディング・チャージ  102
2 PACE制定過程期  104
第1節 フィリップス委員会……112
1 フィリップス委員会への意見書  112
2 フィリップス委員会の調査報告書など  115
3 フィリップス委員会の勧告  118
第2節 警察・刑事証拠法案議会審議……125
1 PACE31条、41条4項  125
2 PACE34条2項  129
3 PACE37条2項  132
4 PACE41条5項  133
5 PACE48条  134
第3節 考 察……147
1 議論の整理  147
2 PACEによるホールディング・チャージの規制状況  152
3 裁判官準則期における議論とPACEとの関連  157
第4章 1984年警察・刑事証拠法期におけるホールディング・チャージ
はじめに……173
第1節 裁判所の判断……180
1 PACE31条、41条4項  180
2 PACE48条  184
3 黙秘権の告知  188
4 ホールディング・チャージ  192
第2節 学説など……207
1 PACE31条  207
2 PACE37条2項  209
3 PACE41条4項、5項  210
4 PACE42条  211
5 PACE43条、44条  212
6 PACE48条  213
7 留置管理官  217
8 1991年実務規範C16条1項(後の1995年実務規範C16条1項)  218
9 PACE76条  222
10 ホールディング・チャージ  224
終 章
第1節 2003年実務規範改正前の状況……241
第2節 2003年実務規範改正後の状況……250