目　　　次

　はしがき
序　本書の課題と構成…1
1　本書の課題…1
2　本書の構成…6
　
第1章　経済分析のための理論的枠組み：理論史的変遷…10
1　はじめに…10
2　議論の変遷：理論史的考察…11
3　マクロ経済学的枠組み…27
4　新IS-LMモデルと金融政策…33
5　統計的検証…45
6　結　び…51
補論1　マルコフ連鎖モンテカルロ法によるベイズ推定法…52
補論2　線形合理的予想モデルの解法…59
BI-MCMC推計添付図…63

第2章　動学的一般均衡モデルとその開放化：基本モデル…67
1　はじめに…67
2　理論モデル…70
3　対数線形化とカリブレーション…95
4　計量分析…106
5　結　び…111
補論　対数線形化の方法…112

第3章　日米金融政策の比較分析…114
1　はじめに…114
2　理論モデル…116
3　計量分析…123
4　結　び…138

第4章　雇用、賃金、およびインフレーション…141
1　はじめに…141
2　議論の経緯…142
3　理論モデル…146
4　対数線形化とカリブレーション…162
5　結　び…172

第5章　不況、デフレ、および金融危機…174
1　はじめに…174
2　理論モデル…177
3　対数線形化とカリブレーション…201
4　結　び…215
補論　レバレッジ比率と外部資金プレミアム…216

第6章　財政金融リスクとマクロ経済へのインパクト：欧州の事例…220
1　はじめに…220
2　欧州財政金融危機の経緯…222
3　理論的分析…230
4　対数線形化…245
5　金融財政政策…249
6　結　び…263
補論1　社会的厚生関数…265
補論2　労働市場…268

第7章　中国のインフレーション：統計的分析…270
1　はじめに…270
2　中国のインフレ動向…272
3　インフレ発生のメカニズム…281
4　金融政策と物価の制御…308
5　結　び…316
補論1　データ説明…318
補論2　識別問題…320

最終章　ポスト・クライシス時代の新たな国際通貨制度…325
1　はじめに…325
2　戦後の国際通貨制度…327
3　国際通貨金融危機…337
4　米国金融危機…347
5　欧州財政金融危機…353
6　結び──新たな国際通貨制度の構築に向けて──…359

　参考文献…365
　論文初出一覧…384
　
　事項索引…385
　人名索引…390