刑事裁判覚書

刑事裁判覚書

裁かば裁かれん 念ずれば花ひらく
佐藤嘉彦 著
定価:7,150円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2014年03月10日
  • 判型:
    A5判上製 
  • ページ数:
    328頁
  • ISBN:
    978-4-7923-5108-3
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内容紹介

目  次
 まえがき
 初出一覧
第一章 事実認定について…1
第一 はじめに…1
第二 人の裁きの限界…2
第三 裁判の担い手…6
第四 誤判にいたる病…8
第五 自白の偏重…10
第六 供述証拠の軽信(1)…22
第七 供述証拠の軽信(2)…56
第八 客観的証拠の過信(陥穽)…61
第九 予断と偏見と躊躇…65
第十 病の予防…72
第十一 おわりに…74
第二章 刑の量定について…91
第一 はじめに…91
第二 犯罪と刑罰…96
第三 量刑の意義と基準…125
第四 量刑上問題となる事情…134
第五 判決の言渡し…170
第六 おわりに…176
第三章 証拠法上の問題について…203
―刑訴法三二三条の解釈を中心として―
第一 はじめに…203
第二 本条の趣旨について…204
第三 「前三条に掲げる書面以外の書面」の意義について…206
第四 一号書面について…209
第五 二号書面について…218
第六 三号書面について…224
第七 おわりに…234

第四章 一事不再理の原則について…249
―最高裁判所平成一五年一〇月七日判決を素材として―
第一 はじめに…249
第二 確定裁判の拘束力…255
第三 最高裁平成一五年判決の意義…259
第四 一罪の一部起訴…261
第五 訴因の拘束力…263
第六 常習一罪の特質…268
第七 最高裁平成一五年判決の射程等…271
第八 おわりに…286
 あとがき