ダイバーシティ時代における法・政治システムの再検証
瀬川晃ほか 著
定価:4,950円(税込)-
在庫:
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発行:
2014年03月25日
-
判型:
A5判上製 -
ISBN:
978-4-7923-3320-1
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内容紹介
目次
はしがき
第1章 多民族国家の国内統合に向けた法制度
――コソボにおける少数者保護制度を通じた民族対立克服への試み………櫻井利江 1
□Ⅰ はじめに 1
□Ⅱ コソボ憲法の特徴 8
□Ⅲ コソボ憲法における統治制度 14
□Ⅳ コソボ憲法における人権 18
□Ⅴ 憲法裁判所 24
□Ⅵ 少数者共同体の権利保障の現状 30
□Ⅶ 終わりに 34
第2章 統帥権独立性の改革と抵抗…………………………………………………森靖夫 37
□Ⅰ はじめに 37
□Ⅱ 統帥権独立制から文民統制へ 39
□Ⅲ 欧米型の法システムはなぜ拒絶されたのか 46
□Ⅳ おわりに 55
第3章 刑事精神鑑定の現状と課題…………………………………………………瀬川晃 59
□Ⅰ はじめに 59
□Ⅱ 責任能力鑑定 61
□Ⅲ 責任能力鑑定の今日的な課題 67
□Ⅳ 責任能力鑑定以外の精神鑑定 71
□Ⅴ むすび 79
第4章 株主等の権利の行使に関する利益供与罪に関する一考察……………川崎友巳 83
□Ⅰ はじめに 83
□Ⅱ 株主等の権利の行使に関する利益供与罪のアウトライン 85
□Ⅲ 利益供与罪の本質と保護法益 87
□Ⅳ 利益供与サイドの犯罪(第1項の罪)の構成要件 90
□Ⅴ 供与利益受領サイドの犯罪(2項―4項の罪)の構成要件 100
□Ⅵ むすび 106
第5章 フランスにおける「グループ訴権」導入をめぐる動向……………荻野奈緒 109
□Ⅰ はじめに 109
□Ⅱ 従来の制度の問題点 111
□Ⅲ HAMON 法案が提案するグループ訴権の内容 116
□Ⅳ むすびにかえて 125
第6章 著作権法における多様化現象の位相
――創作環境の変化と私的な規範形成の動きを中心として――…………山根崇邦 133
□Ⅰ 序 133
□Ⅱ 創作環境の変化に対応した私的な規範形成の動き 144
□Ⅲ 私的な規範形成に関する研究 151
□Ⅳ 結びに代えて 158
第7章 英米の法思想とダイバーシティ………………………………………戒能通弘 161
□Ⅰ はじめに 161
□Ⅱ 英米間の法、法思想の比較の諸視座 164
□Ⅲ 英米の法思想史とダイバーシティ 174
□Ⅳ おわりに 182
第8章 価値多元論と立法の統合性
――A.マーモーの立法論を手がかりとして――……………………………濱真一郎 185
□Ⅰ はじめに 185
□Ⅱ 価値多元論と法の支配 186
□Ⅲ 価値多元論と立法の統合性 193
□Ⅳ 立法の統合性の失敗 204
□Ⅴ おわりに 209
はしがき
第1章 多民族国家の国内統合に向けた法制度
――コソボにおける少数者保護制度を通じた民族対立克服への試み………櫻井利江 1
□Ⅰ はじめに 1
□Ⅱ コソボ憲法の特徴 8
□Ⅲ コソボ憲法における統治制度 14
□Ⅳ コソボ憲法における人権 18
□Ⅴ 憲法裁判所 24
□Ⅵ 少数者共同体の権利保障の現状 30
□Ⅶ 終わりに 34
第2章 統帥権独立性の改革と抵抗…………………………………………………森靖夫 37
□Ⅰ はじめに 37
□Ⅱ 統帥権独立制から文民統制へ 39
□Ⅲ 欧米型の法システムはなぜ拒絶されたのか 46
□Ⅳ おわりに 55
第3章 刑事精神鑑定の現状と課題…………………………………………………瀬川晃 59
□Ⅰ はじめに 59
□Ⅱ 責任能力鑑定 61
□Ⅲ 責任能力鑑定の今日的な課題 67
□Ⅳ 責任能力鑑定以外の精神鑑定 71
□Ⅴ むすび 79
第4章 株主等の権利の行使に関する利益供与罪に関する一考察……………川崎友巳 83
□Ⅰ はじめに 83
□Ⅱ 株主等の権利の行使に関する利益供与罪のアウトライン 85
□Ⅲ 利益供与罪の本質と保護法益 87
□Ⅳ 利益供与サイドの犯罪(第1項の罪)の構成要件 90
□Ⅴ 供与利益受領サイドの犯罪(2項―4項の罪)の構成要件 100
□Ⅵ むすび 106
第5章 フランスにおける「グループ訴権」導入をめぐる動向……………荻野奈緒 109
□Ⅰ はじめに 109
□Ⅱ 従来の制度の問題点 111
□Ⅲ HAMON 法案が提案するグループ訴権の内容 116
□Ⅳ むすびにかえて 125
第6章 著作権法における多様化現象の位相
――創作環境の変化と私的な規範形成の動きを中心として――…………山根崇邦 133
□Ⅰ 序 133
□Ⅱ 創作環境の変化に対応した私的な規範形成の動き 144
□Ⅲ 私的な規範形成に関する研究 151
□Ⅳ 結びに代えて 158
第7章 英米の法思想とダイバーシティ………………………………………戒能通弘 161
□Ⅰ はじめに 161
□Ⅱ 英米間の法、法思想の比較の諸視座 164
□Ⅲ 英米の法思想史とダイバーシティ 174
□Ⅳ おわりに 182
第8章 価値多元論と立法の統合性
――A.マーモーの立法論を手がかりとして――……………………………濱真一郎 185
□Ⅰ はじめに 185
□Ⅱ 価値多元論と法の支配 186
□Ⅲ 価値多元論と立法の統合性 193
□Ⅳ 立法の統合性の失敗 204
□Ⅴ おわりに 209