理論刑法学の探究⑦
川端 博/浅田和茂/山口 厚/井田 良 編
定価:4,400円(税込)-
在庫:
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発行:
2014年06月20日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
318頁 -
ISBN:
978-4-7923-5114-4
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内容紹介
目 次
はしがき
[論 文]
自招侵害と正当防衛論岡本昌子(1)
Ⅰ はじめに 1
Ⅱ 自招侵害からみた正当防衛論の諸相 3
Ⅲ 正当防衛の判断枠組みと自招侵害 11
Ⅳ 正当防衛論における自招侵害の解決 24
Ⅴ おわりに-自招侵害と正当防衛論の展望- 32
過剰防衛と「行為の一体性」について照沼亮介(35)
Ⅰ 問題の所在 35
Ⅱ 判例の状況 38
Ⅲ 学説の状況 48
Ⅳ 理論的根拠と基準 52
Ⅴ 結 語 67
自救行為と刑法における財産権の保護大下英希(71)
Ⅰ はじめに 71
Ⅱ 自救行為の禁止の意義 74
Ⅲ 許容される自救行為 83
Ⅳ 自救行為と刑法における財産権の保護 100
Ⅴ おわりに 115
文書偽造罪の本質成瀬幸典(117)
Ⅰ 問題の所在 117
Ⅱ 文書偽造罪の保護法益としての「文書に対する『公共の』信用」の意義と問題点―保護の対象としての「文書と関連する対外関係」 124
Ⅲ 文書偽造罪の保護法益としての「文書に対する公共の『信用』の意義と問題点―通説・判例としての形式主義 129
Ⅳ 客体としての文書の機能―文書偽造罪の保護法益としての「『文書に対する』公共の信用」 139
Ⅴ 結語―証拠犯罪としての文書偽造罪 143
コンピュータ時代における文書偽造罪の変容今井猛嘉(155)
Ⅰ はじめに 155
Ⅱ 「文書」概念の変容 156
Ⅲ 「偽造」概念の現状 172
Ⅳ おわりに 179
中止犯論の問題点-金澤書評に対するコメントを中心に-野澤 充(181)
Ⅰ はじめに 181
Ⅱ 書評者の誤解と思われる点について 182
Ⅲ 書評者の主張自体の問題点 197
Ⅳ 今後の検討課題の一つとして 214
Ⅴ おわりに 216
[書 評]
仲道祐樹著『行為概念の再定位-犯罪論における行為特定の理論-』(成文堂、2013年)を読んで
髙山佳奈子(217)
明照博章著『正当防衛権の構造』(成文堂、2013年)
只木 誠(243)
[外国論文紹介]
1.ミヒャエル・パヴリック(Michael Pawlik)『市民の不法(Das Unrecht des Bürgers)』(2012, Mohr Siebeck Tübingen)
川口浩一(267)
2.フランスにおける欧州刑法をめぐる最近の議論
末道康之(275)
はしがき
[論 文]
自招侵害と正当防衛論岡本昌子(1)
Ⅰ はじめに 1
Ⅱ 自招侵害からみた正当防衛論の諸相 3
Ⅲ 正当防衛の判断枠組みと自招侵害 11
Ⅳ 正当防衛論における自招侵害の解決 24
Ⅴ おわりに-自招侵害と正当防衛論の展望- 32
過剰防衛と「行為の一体性」について照沼亮介(35)
Ⅰ 問題の所在 35
Ⅱ 判例の状況 38
Ⅲ 学説の状況 48
Ⅳ 理論的根拠と基準 52
Ⅴ 結 語 67
自救行為と刑法における財産権の保護大下英希(71)
Ⅰ はじめに 71
Ⅱ 自救行為の禁止の意義 74
Ⅲ 許容される自救行為 83
Ⅳ 自救行為と刑法における財産権の保護 100
Ⅴ おわりに 115
文書偽造罪の本質成瀬幸典(117)
Ⅰ 問題の所在 117
Ⅱ 文書偽造罪の保護法益としての「文書に対する『公共の』信用」の意義と問題点―保護の対象としての「文書と関連する対外関係」 124
Ⅲ 文書偽造罪の保護法益としての「文書に対する公共の『信用』の意義と問題点―通説・判例としての形式主義 129
Ⅳ 客体としての文書の機能―文書偽造罪の保護法益としての「『文書に対する』公共の信用」 139
Ⅴ 結語―証拠犯罪としての文書偽造罪 143
コンピュータ時代における文書偽造罪の変容今井猛嘉(155)
Ⅰ はじめに 155
Ⅱ 「文書」概念の変容 156
Ⅲ 「偽造」概念の現状 172
Ⅳ おわりに 179
中止犯論の問題点-金澤書評に対するコメントを中心に-野澤 充(181)
Ⅰ はじめに 181
Ⅱ 書評者の誤解と思われる点について 182
Ⅲ 書評者の主張自体の問題点 197
Ⅳ 今後の検討課題の一つとして 214
Ⅴ おわりに 216
[書 評]
仲道祐樹著『行為概念の再定位-犯罪論における行為特定の理論-』(成文堂、2013年)を読んで
髙山佳奈子(217)
明照博章著『正当防衛権の構造』(成文堂、2013年)
只木 誠(243)
[外国論文紹介]
1.ミヒャエル・パヴリック(Michael Pawlik)『市民の不法(Das Unrecht des Bürgers)』(2012, Mohr Siebeck Tübingen)
川口浩一(267)
2.フランスにおける欧州刑法をめぐる最近の議論
末道康之(275)