デュー・プロセスと合衆国最高裁Ⅳ

デュー・プロセスと合衆国最高裁Ⅳ

自己負罪拒否特権、(付)セントラルパーク暴行事件
小早川義則 著
定価:7,150円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2014年06月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    326頁
  • ISBN:
    978-4-7923-5117-5
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内容紹介

–目  次
はしがき
既発表関連論文等一覧

Ⅶ 自己負罪拒否特権1
一 概 要  (3)
1 先行研究
2 身柄拘束中の取調べ
3 被告人の証人適格
4 証言拒否と不利益推認
二 主要判例の検討  (27)
1 被告人の虚偽証言と弾劾例外
2 証言拒否と不利益推認
3 判例のまとめ

三 「被告人の証人適格」(案)の問題点  (221)
1 わが国における問題状況
2 肯定説への疑問

【付録】セントラルパーク暴行事件249


                   ―――――  以下、Ⅴ巻以降に収録予定

Ⅷ 二重の危険
Ⅸ 実体的デュー・プロセス
Ⅹ 司法取引
Ⅺ 言論出版の自由
総括 デュー・プロセスの意義と課題






第Ⅰ巻 目次(要旨)
解説 デュー・プロセス条項と統一的アメリカ法
Ⅰ 残虐で異常な刑罰の禁止
一 概 要
二 品位の発展的基準
三 死刑の合憲性
四 死刑適用の限定
五 少年犯罪者と死刑

第Ⅱ巻 目次(要旨)
Ⅲ 証人対面権
一 概 要
 1 ロバツ判決以前
 2 ロバツ判決以後
 3 クロフォード判決以降
二 主要判例の検討
 1 ロバツ判決以前


六 罪刑均衡の原理
Ⅱ 公平な陪審裁判
一 概 要
二 陪審裁判とデュー・プロセス
三 刑事陪審の構成
四 死刑事件と陪審員忌避
五 死刑事件と陪審裁判


 2 ロバツ判決以降
 3 クロフォード判決以降
Ⅳ 強制的証人喚問権
一 概 要
二 主要判例の概要
 1 初期判決
 2 ワシントン判決以降

第Ⅲ巻 目次(要旨)
Ⅴ 弁護人依頼権
一 概要
 1 第六修正の弁護人依頼権
 2 第五修正の弁護人依頼権
 3 効果的弁護
 4 権利放棄と自己弁護
二 主要判例の検討
 1 第六修正の弁護人依頼権

 2 第五修正の弁護人依頼権
 3 効果的弁護
 4 権利放棄と自己弁護
Ⅵ スーパー・デュー・プロセス
一 概要
二 関連判例
【付録】パウエル(スコッツボロ少年)判決と冤罪説



















細 目 次

はしがき
既発表関連論文等一覧

Ⅶ 自己負罪拒否特権1
一 概 要3
1 先行研究5
2 身柄拘束中の取調べ14
3 被告人の証人適格16
4 証言拒否と不利益推認21

二 主要関連判例の検討27
1 被告人の虚偽証言と弾劾例外27
【180】 ウォルダー第四修正違反証拠弾劾利用合憲判
決(一九五四年二月一日)27
【181】 ハリス第五修正(ミランダ)違反供述弾劾利
用合憲判決(一九七一年二月二四日)30
【182】 ハス第五修正(ミランダ)違反供述弾劾利用
合憲判決(一九七五年三月一九日)33
【183】 ヘイヴンズ第四修正違反果実弾劾利用合憲判
決(一九八〇年五月二七日)37
2 証言拒否と不利益推認41
【201】 ベンソン共犯者証人適格肯定判決(一八九二
年一二月五日)41
【202】 ウィルソン証言拒否不利益コメント禁止判決
(一八九三年四月一七日)47
【203】 トワイニング自己負罪拒否特権州適用否定判
決(一九〇八年一一月九日)51
【204】 ローゼン前科者証人適格肯定判決(一九一八
年一月七日)66
【205】 ファンク有利配偶者証人適格肯定判決(一九
三三年一二月一一日)70
【206】 パルコ終身刑破棄後死刑デュー・プロセス違
反否定判決(一九三七年一二月六日)78
【207】 ブルーノ証言拒否コメント禁止要求無視違法
判決(一九三九年一二月四日)84
【208】 アダムソン自己負罪拒否特権州適用否定判決(一九四七年六月二三日)88
【209】 ホーキンズ不利益配偶者証言肯定適法判決
(一九五八年一一月二四日)115
【210】 ワイアット配偶者証言阻止特権例外肯定判決(一九六〇年五月一六日)124
【211】 ファーグソン無宣誓供述効果的弁護否定判決
(一九六一年三月二七日)132
【212】 マロイ自己負罪拒否特権全法域適用判決
(一九六四年六月一五日)145
【213】 グリフィン証言拒否不利益コメント違憲判決(一九六五年四月二八日)157
【214】 レイクサイド証言拒否不利益推認禁止説示合
憲判決(一九七八年三月二二日)163
【215】 トラメル不利益配偶者証言阻止特権否定判決(一九八〇年二 月二七日)215
【216】 カータ黙秘権行使不利益コメント禁止要求否
定違憲判決(一九八一年三月九日)186
【217】 ロック催眠療法後喚起供述全面排除違憲判決(一九八七年六月二二日)201
3 判例のまとめ207

三 「被告人の証人適格」(案)の問題点221
1 わが国における問題状況221
2 肯定説への疑問239

【付録】 セントラルパーク暴行事件249
一 はじめに251
二 事件の発生253
1 概要253
2 有罪評決・服役260
三 真犯人の登場262
1 セントラルパーク・ジョガー事件
  (Central Park Jogger Case)263
2 真犯人によるセントラルパーク再訪270
四 ニューヨーク・タイムズ特集281
1 解説284
五 むすびとして289
1 両事件の相違点と酷似点290
2 スコッツボロ判決とのかかわり291


アメリカ合衆国憲法修正条項抜粋―日米憲法比較
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