川端博先生古稀記念論文集[上巻]
[編集委員] 井田良/高橋則夫/只木誠/中空壽雅/山口厚
定価:27,500円(税込)-
在庫:
在庫がありません -
発行:
2014年10月20日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
920頁 -
ISBN:
978-4-7923-5126-7
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内容紹介
上巻 目 次
はしがき
因果関係に関する理論と結論 前田雅英 1
行為規範と事前判断 江藤隆之 25
違法性と責任の区別について 髙山佳奈子 47
正当防衛と法・権利の確証 飯島 暢 67
自招侵害論再考 井上宜裕 91
犯罪論における同時存在の原則と自招侵害 松原久利 119
喧嘩闘争に関する正当防衛の成否
─台湾最高法院二〇〇九年一一月五日判決を契機として─ 余 振華 147
正当防衛における「やむを得ずにした行為」の意義 明照博章 157
人工延命措置の差控え・中止(尊厳死)問題の「解決」モデル 甲斐克則 181
仮定的同意に関する序論的考察 佐藤陽子 215
アスペルガー症候群と刑事責任 城下裕二 241
故意と行為意思の犯罪論体系的内実規定
─刑法における主観的ないし行為者的なもの2─ 伊東研祐 269
いわゆる「ブーメラン現象」と犯罪論体系 松澤 伸 283
予見可能性論の動向と予見可能性の判断構造 大塚裕史 307
過失犯における危険性と注意義務 小田直樹 335
過失犯の成立要件 小林憲太郎 367
過失犯における違法性の認識の可能性 平野 潔 387
過失犯における回避措置重心説 船山泰範 411
障害未遂・中止未遂における点と線・再論
─過失犯における中止未遂を念頭に─ 関 哲夫 439
国際刑法における行為支配論と正犯概念の新展開
─多元的関与形式体系の意義─ フィリップ・オステン 469
共犯の本質と処罰根拠─川端説を契機として─ 浅田和茂 503
承継的共同正犯について─部分的肯定説の再検討─ 阿部力也 531
承継的共同正犯について 高橋則夫 557
「承継的共同正犯」について 橋本正博 579
共犯的先行行為に基づく保障人的義務について 岩間康夫 603
犯罪の不阻止と共同正犯 奥村正雄 635
不作為犯の正犯と共犯─基本思想からの考察および区別基準の展開─ 山中敬一 663
共謀の射程と量的過剰防衛 十河太朗 705
インサイダー取引規制の改正と共同正犯の成否
─横浜地判平成二五・二・二八金法一九八〇号一五三頁について─ 平山幹子 731
共犯と身分 日髙義博 751
共犯行為と故意─最高裁平成二三年一二月一九日決定を契機として─ 林 幹人 783
犯罪論体系(構成要件論・三元的犯罪構造説)の
刑事実務的意義に関する若干の考察 松本純也 797
併合罪における統一的評価の限界について 内田幸隆 821
集積犯について 佐久間 修 855
終身刑についての規範的考察─ドイツの議論状況を参照して─ 岡上雅美 879
はしがき
因果関係に関する理論と結論 前田雅英 1
行為規範と事前判断 江藤隆之 25
違法性と責任の区別について 髙山佳奈子 47
正当防衛と法・権利の確証 飯島 暢 67
自招侵害論再考 井上宜裕 91
犯罪論における同時存在の原則と自招侵害 松原久利 119
喧嘩闘争に関する正当防衛の成否
─台湾最高法院二〇〇九年一一月五日判決を契機として─ 余 振華 147
正当防衛における「やむを得ずにした行為」の意義 明照博章 157
人工延命措置の差控え・中止(尊厳死)問題の「解決」モデル 甲斐克則 181
仮定的同意に関する序論的考察 佐藤陽子 215
アスペルガー症候群と刑事責任 城下裕二 241
故意と行為意思の犯罪論体系的内実規定
─刑法における主観的ないし行為者的なもの2─ 伊東研祐 269
いわゆる「ブーメラン現象」と犯罪論体系 松澤 伸 283
予見可能性論の動向と予見可能性の判断構造 大塚裕史 307
過失犯における危険性と注意義務 小田直樹 335
過失犯の成立要件 小林憲太郎 367
過失犯における違法性の認識の可能性 平野 潔 387
過失犯における回避措置重心説 船山泰範 411
障害未遂・中止未遂における点と線・再論
─過失犯における中止未遂を念頭に─ 関 哲夫 439
国際刑法における行為支配論と正犯概念の新展開
─多元的関与形式体系の意義─ フィリップ・オステン 469
共犯の本質と処罰根拠─川端説を契機として─ 浅田和茂 503
承継的共同正犯について─部分的肯定説の再検討─ 阿部力也 531
承継的共同正犯について 高橋則夫 557
「承継的共同正犯」について 橋本正博 579
共犯的先行行為に基づく保障人的義務について 岩間康夫 603
犯罪の不阻止と共同正犯 奥村正雄 635
不作為犯の正犯と共犯─基本思想からの考察および区別基準の展開─ 山中敬一 663
共謀の射程と量的過剰防衛 十河太朗 705
インサイダー取引規制の改正と共同正犯の成否
─横浜地判平成二五・二・二八金法一九八〇号一五三頁について─ 平山幹子 731
共犯と身分 日髙義博 751
共犯行為と故意─最高裁平成二三年一二月一九日決定を契機として─ 林 幹人 783
犯罪論体系(構成要件論・三元的犯罪構造説)の
刑事実務的意義に関する若干の考察 松本純也 797
併合罪における統一的評価の限界について 内田幸隆 821
集積犯について 佐久間 修 855
終身刑についての規範的考察─ドイツの議論状況を参照して─ 岡上雅美 879