刑法概要 [総論] 第3版
萩原 滋 著
定価:2,750円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2014年12月01日
-
判型:
A5判並製 -
ページ数:
266頁 -
ISBN:
978-4-7923-5134-2
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内容紹介
目 次
第3版はしがき
第1編 刑法の基礎
第1章 刑法の意義 …1
第2章 日本刑法の沿革 …3
1 第二次大戦終結まで(3) 2 第二次大戦終結から刑法の平易化まで(4)
3 刑法の平易化以降(6)
第3章 刑法の効力 …11
第1節 刑法の時に関する効力 …11
第2節 刑法の場所に関する効力 …14
1 場所的適用範囲の原則(14) 2 国際刑法における共犯(15)
3 外国判決の効力(15)
第3節 刑法の人に関する効力 …17
第4章 刑法の理論(学派の争い) …19
第5章 刑法の基本原則 …23
第1節 罪刑法定主義 …23
1 意義および沿革(23) 2 根 拠(24) 3 内 容(24)
第2節 刑罰法規の内容の適正(実体的デュー・プロセス) …30
第2編 犯 罪 論
第1章 犯罪論の体系 …33
1 総 説(33) 2 本書の体系(33)
3 構成要件該当性,違法性および責任の判断(34)
第2章 構成要件該当性 …37
第1節 行 為 …37
1 行為の意義(37) 2 法人の犯罪能力(38)
第2節 構成要件の概念 …41
1 構成要件の意義(41) 2 構成要件の要素(41)
3 犯罪の種類(43)
第3節 不作為犯 …45
1 作為犯と不作為犯(45) 2 不真正不作為犯の問題性(45)
3 不作為犯の要件(46)
第4節 因果関係 …52
1 総 説(52) 2 条件関係(52) 3 相当因果関係(56)
4 疫学的因果関係(61)
第3章 違 法 性 …63
第1節 違法性の概念 …63
1 違法性の意義(63) 2 違法性阻却の一般原理(64)
第2節 正当行為 …67
1 総 説(67) 2 法令行為(67) 3 正当業務行為(69)
第3節 正当防衛 …71
1 意 義(71) 2 違法性阻却の根拠(71) 3 要 件(72)
4 過剰防衛(76) 5 防衛行為と第三者(79) 6 特 則(80)
第4節 緊急避難 …81
1 意 義(81) 2 法的性質(81) 3 要 件(82)
4 特 則(85) 5 過剰避難(85)
第5節 超法規的違法性阻却事由 …86
1 総 説(86) 2 被害者の承諾(87) 3 自救行為(93)
4 可罰的違法性論(94)
第4章 責 任 …97
第1節 責任の概念 …97
1 総 説(97) 2 責任の理論(97) 3 責任の要素(100)
第2節 責任能力 …101
1 総 説(101) 2 責任無能力と限定責任能力(102)
3 原因において自由な行為(104)
第3節 故意 …107
1 総 説(107) 2 要 件(108) 3 種 類(109)
第4節 過失 …111
1 総 説(111) 2 新旧の過失論(112) 3 要 件(114)
4 過失認定の諸問題(115) 5 種 類(119)
6 結果的加重犯(120)
第5節 事実の錯誤 …121
1 総 説(121) 2 学 説(122) 3 学説の検討(123)
4 因果関係の錯誤(127)
第6節 違法性の錯誤 …129
1 総 説(129) 2 違法性の意識に関する学説(129)
3 違法性の錯誤の取り扱い(132)
4 事実の錯誤と違法性の錯誤の限界(132)
第7節 期待可能性 …137
1 意 義(137) 2 種 類(137) 3 判定基準(138)
第5章 未 遂 犯 …141
第1節 犯罪の発展段階 …141
1 予備・未遂・既遂(141) 2 予備罪の諸問題(142)
第2節 未遂犯(狭義) …144
1 総 説(144) 2 要 件(145) 3 効 果(149)
第3節 中 止 犯 …150
1 必要的減免の根拠(150) 2 要 件(151) 3 効 果(156)
第4節 不 能 犯 …157
1 意 義(157) 2 学 説(157) 3 事例の検討(160)
第6章 共 犯 …165
第1節 正犯と共犯 …165
1 総 説(165) 2 正犯と共犯の区別(166)
3 共犯の処罰根拠(167) 4 共犯学説(168) 5 共犯の従属性(170)
第2節 間接正犯 …173
1 総 説(173) 2 間接正犯の成立範囲(175)
3 間接正犯の実行の着手時期(178) 4 間接正犯の錯誤(179)
5 自手犯(179)
第3節 共同正犯 …180
1 共謀共同正犯の是非(180) 2 要 件(184) 3 効 果(187)
第4節 教 唆 犯 …188
1 意 義(188) 2 要 件(188) 3 効 果(189)
4 間接教唆(189)
第5節 従犯 …190
1 意 義(190) 2 要 件(190) 3 効 果(192)
4 注 意(192)
第6節 共犯と身分 …193
1 総 説(193) 2 刑法65条の法意(194)
3 真正身分犯と共犯(196) 4 不真正身分犯と共犯(197)
5 消極的身分と共犯(197)
第7節 共犯の諸問題 …199
1 過失の共犯(199) 2 片面的共犯(201) 3 承継的共犯(201)
4 共犯関係からの離脱(共犯と中止)(203) 5 共犯と錯誤(206)
6 必要的共犯(208)
第7章 罪 数 …211
第1節 罪数論の意義 …211
1 総 説(211) 2 罪数を決定する標準(211)
第2節 一罪と数罪 …213
1 理論上の一罪(213) 2 科刑上の一罪(215) 3 数 罪(216)
第3節 科刑上の一罪 …217
1 観念的競合(217) 2 牽連犯(218) 3 かすがい現象(218)
第4節 併 合 罪 …220
1 意 義(220) 2 要 件(220) 3 効 果(221)
第3編 刑 罰 論
第1章 刑罰の概念 …223
1 刑罰の本質および目的(223) 2 刑罰の機能(224)
3 刑罰の種類(225)
第2章 刑の適用 …227
1 総 説(227) 2 刑の軽重(227) 3 累犯(再犯)加重(227)
4 刑の減軽・免除(229) 5 刑の加減例(230)
6 刑の量定の基準(231)
第3章 刑の執行 …235
1 総 説(235) 2 死刑の執行(235) 3 自由刑の執行(236)
4 財産刑の執行(238) 5 刑の執行猶予(241)
第4章 刑の消滅 …245
1 消滅事由(245) 2 前科の抹消(246)
事項索引 …247
第3版はしがき
第1編 刑法の基礎
第1章 刑法の意義 …1
第2章 日本刑法の沿革 …3
1 第二次大戦終結まで(3) 2 第二次大戦終結から刑法の平易化まで(4)
3 刑法の平易化以降(6)
第3章 刑法の効力 …11
第1節 刑法の時に関する効力 …11
第2節 刑法の場所に関する効力 …14
1 場所的適用範囲の原則(14) 2 国際刑法における共犯(15)
3 外国判決の効力(15)
第3節 刑法の人に関する効力 …17
第4章 刑法の理論(学派の争い) …19
第5章 刑法の基本原則 …23
第1節 罪刑法定主義 …23
1 意義および沿革(23) 2 根 拠(24) 3 内 容(24)
第2節 刑罰法規の内容の適正(実体的デュー・プロセス) …30
第2編 犯 罪 論
第1章 犯罪論の体系 …33
1 総 説(33) 2 本書の体系(33)
3 構成要件該当性,違法性および責任の判断(34)
第2章 構成要件該当性 …37
第1節 行 為 …37
1 行為の意義(37) 2 法人の犯罪能力(38)
第2節 構成要件の概念 …41
1 構成要件の意義(41) 2 構成要件の要素(41)
3 犯罪の種類(43)
第3節 不作為犯 …45
1 作為犯と不作為犯(45) 2 不真正不作為犯の問題性(45)
3 不作為犯の要件(46)
第4節 因果関係 …52
1 総 説(52) 2 条件関係(52) 3 相当因果関係(56)
4 疫学的因果関係(61)
第3章 違 法 性 …63
第1節 違法性の概念 …63
1 違法性の意義(63) 2 違法性阻却の一般原理(64)
第2節 正当行為 …67
1 総 説(67) 2 法令行為(67) 3 正当業務行為(69)
第3節 正当防衛 …71
1 意 義(71) 2 違法性阻却の根拠(71) 3 要 件(72)
4 過剰防衛(76) 5 防衛行為と第三者(79) 6 特 則(80)
第4節 緊急避難 …81
1 意 義(81) 2 法的性質(81) 3 要 件(82)
4 特 則(85) 5 過剰避難(85)
第5節 超法規的違法性阻却事由 …86
1 総 説(86) 2 被害者の承諾(87) 3 自救行為(93)
4 可罰的違法性論(94)
第4章 責 任 …97
第1節 責任の概念 …97
1 総 説(97) 2 責任の理論(97) 3 責任の要素(100)
第2節 責任能力 …101
1 総 説(101) 2 責任無能力と限定責任能力(102)
3 原因において自由な行為(104)
第3節 故意 …107
1 総 説(107) 2 要 件(108) 3 種 類(109)
第4節 過失 …111
1 総 説(111) 2 新旧の過失論(112) 3 要 件(114)
4 過失認定の諸問題(115) 5 種 類(119)
6 結果的加重犯(120)
第5節 事実の錯誤 …121
1 総 説(121) 2 学 説(122) 3 学説の検討(123)
4 因果関係の錯誤(127)
第6節 違法性の錯誤 …129
1 総 説(129) 2 違法性の意識に関する学説(129)
3 違法性の錯誤の取り扱い(132)
4 事実の錯誤と違法性の錯誤の限界(132)
第7節 期待可能性 …137
1 意 義(137) 2 種 類(137) 3 判定基準(138)
第5章 未 遂 犯 …141
第1節 犯罪の発展段階 …141
1 予備・未遂・既遂(141) 2 予備罪の諸問題(142)
第2節 未遂犯(狭義) …144
1 総 説(144) 2 要 件(145) 3 効 果(149)
第3節 中 止 犯 …150
1 必要的減免の根拠(150) 2 要 件(151) 3 効 果(156)
第4節 不 能 犯 …157
1 意 義(157) 2 学 説(157) 3 事例の検討(160)
第6章 共 犯 …165
第1節 正犯と共犯 …165
1 総 説(165) 2 正犯と共犯の区別(166)
3 共犯の処罰根拠(167) 4 共犯学説(168) 5 共犯の従属性(170)
第2節 間接正犯 …173
1 総 説(173) 2 間接正犯の成立範囲(175)
3 間接正犯の実行の着手時期(178) 4 間接正犯の錯誤(179)
5 自手犯(179)
第3節 共同正犯 …180
1 共謀共同正犯の是非(180) 2 要 件(184) 3 効 果(187)
第4節 教 唆 犯 …188
1 意 義(188) 2 要 件(188) 3 効 果(189)
4 間接教唆(189)
第5節 従犯 …190
1 意 義(190) 2 要 件(190) 3 効 果(192)
4 注 意(192)
第6節 共犯と身分 …193
1 総 説(193) 2 刑法65条の法意(194)
3 真正身分犯と共犯(196) 4 不真正身分犯と共犯(197)
5 消極的身分と共犯(197)
第7節 共犯の諸問題 …199
1 過失の共犯(199) 2 片面的共犯(201) 3 承継的共犯(201)
4 共犯関係からの離脱(共犯と中止)(203) 5 共犯と錯誤(206)
6 必要的共犯(208)
第7章 罪 数 …211
第1節 罪数論の意義 …211
1 総 説(211) 2 罪数を決定する標準(211)
第2節 一罪と数罪 …213
1 理論上の一罪(213) 2 科刑上の一罪(215) 3 数 罪(216)
第3節 科刑上の一罪 …217
1 観念的競合(217) 2 牽連犯(218) 3 かすがい現象(218)
第4節 併 合 罪 …220
1 意 義(220) 2 要 件(220) 3 効 果(221)
第3編 刑 罰 論
第1章 刑罰の概念 …223
1 刑罰の本質および目的(223) 2 刑罰の機能(224)
3 刑罰の種類(225)
第2章 刑の適用 …227
1 総 説(227) 2 刑の軽重(227) 3 累犯(再犯)加重(227)
4 刑の減軽・免除(229) 5 刑の加減例(230)
6 刑の量定の基準(231)
第3章 刑の執行 …235
1 総 説(235) 2 死刑の執行(235) 3 自由刑の執行(236)
4 財産刑の執行(238) 5 刑の執行猶予(241)
第4章 刑の消滅 …245
1 消滅事由(245) 2 前科の抹消(246)
事項索引 …247