刑法総論 [第4版]
立石二六 著
定価:4,400円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2015年03月10日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
438頁 -
ISBN:
978-4-7923-5138-0
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内容紹介
目 次
第四版はしがき
はしがき
凡例
文献略称
第一編 序 論 ……1
第一章 刑法の基礎……1
第一節 刑法の意義、性格……1
一 刑法の意義(1) 二 刑法の種類(1) 三 刑法・刑事訴訟法・行刑法(2)
四 刑法と民法・行政法(2) 五 刑法学(3)
第二節 刑法の法源……6
一 制定法と慣習法(6) 二 判例の法源性(6) 三 政令と条令(7)
第三節 刑法の機能……7
一 刑法の規範(7) 二 刑法の規制的機能(8)
三 刑法の秩序維持機能(8) 四 刑法の保障的機能(9)
第四節 近代におけるわが国の刑法史と刑法改正作業……9
一 古代から江戸時代までの刑法史略説(9) 二 明治時代初頭の刑法とその性格(10)
三 旧刑法とその特色(11) 四 現行刑法(12) 五 刑法の一部改正(13)
六 刑法改正作業(16)
第二章 学派の争い……19
一 中世の刑法の特色(19) 二 近代啓蒙主義の刑法思想(19) 三 旧派の刑法思想(21)
四 新派の刑法思想(22) 五 新旧学派の争い(24)
六 わが国における新旧学派の争いについての学者の系譜(25)
七 新旧両派の理論的争点(27) 八 新旧両派の理論的対立の終焉(31)
第三章 罪刑法定主義……32 第一節 罪刑法定主義の意義……32 一 意 義(32) 二 歴史的沿革(32) 三 思想的基盤(33)
第二節 罪刑法定主義の内容……34
一 伝統的な派生四原則(34) 二 伝統的な派生四原則以外の内容(36)
第四章 刑法の効力……39
一 総 説(39) 二 場所的効力(39) 三 時間的効力(41)
四 人的効力(44) 五 事項的効力(45)
第二編 犯 罪 論……47
第一章 犯罪論の体系……47
第一節 犯罪の成立要件……47
一 犯罪の意義(47) 二 犯罪の現象形態(48) 三 犯罪の分類(49)
第二節 犯罪論の体系……51
一 犯罪論体系の意義(51) 二 犯罪論体系の諸相(53)
第二章 行 為 論……57
第一節 行為論の意義……57
第二節 行為論の諸説……58
一 因果的行為論(58) 二 目的的行為論(61) 三 社会的行為論(63)
四 人格的行為論(64) 五 私 見(65) 六 判 例(67)
第三節 因果関係……68
一 因果関係の意義と性格(68) 二 条件説(69) 三 原因説(70)
四 相当因果関係説(71) 五 因果関係不要論(71) 六 客観的帰属論(72)
七 私 見(73) 八 因果関係認定上の諸問題(78) 九 判 例(81)
第三章 違法性論……88
第一節 違法性の本質……88
一 総 説(88) 二 形式的違法性と実質的違法性(88)
三 主観的違法論と客観的違法論(90) 四 行為無価値論と結果無価値論(93)
五 可罰的違法性(97) 六 違法一元論と違法多元論(102)
七 許された危険(104)
第二節 構成要件……105
一 構成要件の意義と機能(105) 二 基本的な構成要件概念(107)
三 わが国におけるその他の代表的構成要件概念(116) 四 構成要件の要素(122) 五 不作為犯(133)
第三節 違法阻却事由……141
一 違法阻却事由の実質(141) 二 正当防衛(145) 三 緊急避難(152)
四 自救行為(156) 五 正当行為(法令又は正当な業務による行為)(157)
六 義務の衝突(168) 七 被害者の承諾(169
第四章 責 任 論……173
第一節 責任論の基礎……173
一 責任論の意義と責任主義(173) 二 責任の本質と意思の自由(175)
三 責任学説の推移(177) 四 今日の責任学説(178)
第二節 責任能力……180 一 責任能力の本質と性格(180) 二 心神喪失と心神耗弱(183)
三 刑事未成年者(187) 四 原因において自由な行為(187)
第三節 故 意……196 一 総 説(196) 二 故意概念の諸相(197) 三 故意の体系的地位(204)
四 故意の種類(204)
第四節 錯 誤……209 一 総 説(209) 二 事実の錯誤(210) 三 法律の錯誤(227)
第五節 過 失……243
一 総 説(243) 二 過失犯の構造とその体系的地位(244) 三 過失の種類(250)
四 信頼の原則(252) 五 監督過失(253)
第六節 期待可能性……255
一 総 説(255) 二 期待可能性の体系上の地位(256) 三 期待可能性の標準(257)
四 期待可能性の錯誤(257) 五 わが国の判例(258)
第五章 未遂犯論……260
第一節 未遂犯の概念と本質……260
一 総 説(260) 二 犯罪の発展段階(260) 三 未遂犯の処罰根拠(262)
四 未遂犯の態様と処罰(263)
第二節 実行の着手……265
一 総 説(265) 二 学 説(265) 三 判 例(269)
四 特殊な犯罪形態における実行の着手(271) 五 早すぎた構成要件実現(273)
第三節 中 止 犯……275
一 総 説(275) 二 中止犯の法的性格(276) 三 中止犯の成立要件(277)
四 予備の中止(280)
第四節 不 能 犯……282
一 総 説(282) 二 不能犯の学説(283) 三 不能犯の判例(286)
第六章 共 犯 論……288
第一節 共犯の基本観念……288
一 総 説(288) 二 共犯の種類(必要的共犯と任意的共犯)(288)
三 正犯と共犯(正犯概念について)(289) 四 共犯の従属性(292)
五 共犯学説(犯罪共同説・行為共同説・共同意思主体説)(296) 六 共犯の処罰根拠(297)
第二節 共同正犯……299
一 総 説(299) 二 共同正犯の諸相(299)
第三節 教 唆 犯……323
一 総 説(323) 二 教唆犯の意義と要件(323) 三 教唆の未遂と未遂の教唆(325)
四 間接教唆・連鎖的教唆(326)
第四節 従 犯……327
一 総 説(327) 二 従犯の意義と要件(328) 三 共同正犯と従犯(330)
第五節 間接正犯……331
一 総 説(331) 二 学 説(332) 三 判 例(337)
四 間接正犯と教唆犯との錯誤(338) 五 自手犯(340)
第六節 共犯と身分……340
一 総 説(340) 二 六五条一項と二項との関係(341)
三 六五条一項の法意(342) 四 六五条二項の法意(346)
第七節 共犯の諸問題……347
一 必要的共犯(347) 二 不作為と共犯(348) 三 結果的加重犯と共犯(349)
四 共犯と錯誤(350) 五 共犯と中止犯(351) 六 予備の共犯(352)
第七章 罪 数 論……353 一 罪数論の意義(353) 二 本来的一罪(354) 三 科刑上一罪(356)
四 併合罪(360)
第三編 刑 罰 論……365
第一章 刑罰の意義……365
第一節 刑罰の本質と刑罰権……365
一 刑罰の本質(365) 二 刑罰権(366)
第二節 刑罰の種類……367
一 総 説(367) 二 死 刑(367) 三 懲役、禁錮、拘留(369)
四 罰金、科料(371) 五 没収、追徴(372)
第二章 刑罰の適用……373
第一節 法定刑とその加減……373
一 法定刑の意義と軽重(373) 二 法定刑の加重・減軽(374)
三 累犯、常習犯(375) 四 自首、首服、自白(376)
五 酌量減軽(377) 六 加重減軽の方法(378)
第二節 刑の量定、言渡、免除……379
一 刑の量定(379) 二 刑の言渡、免除(380)
第三章 刑罰の執行……382
第一節 各種刑罰の執行……382 一 総 説(382) 二 死刑の執行(383) 三 自由刑の執行(384)
四 財産刑の執行(386)
第二節 刑の執行猶予……386
一 総 説(386) 二 刑の執行猶予の言渡(387) 三 刑の執行猶予の取消し(389)
四 刑の執行猶予の効力(391)
第三節 仮 釈 放……392
一 総 説(392) 二 仮釈放(392) 三 仮出場(395)
第四章 刑罰の消滅……396
一 総 説(396) 二 犯人の死亡、法人の消滅(396) 三 恩 赦(397)
四 時 効(398) 五 刑の消滅(400)
第五章 保安処分……401
一 総 説(401) 二 保安処分の一般的要件(402) 三 現行法上の保安処分(403)
事項・人名索引
第四版はしがき
はしがき
凡例
文献略称
第一編 序 論 ……1
第一章 刑法の基礎……1
第一節 刑法の意義、性格……1
一 刑法の意義(1) 二 刑法の種類(1) 三 刑法・刑事訴訟法・行刑法(2)
四 刑法と民法・行政法(2) 五 刑法学(3)
第二節 刑法の法源……6
一 制定法と慣習法(6) 二 判例の法源性(6) 三 政令と条令(7)
第三節 刑法の機能……7
一 刑法の規範(7) 二 刑法の規制的機能(8)
三 刑法の秩序維持機能(8) 四 刑法の保障的機能(9)
第四節 近代におけるわが国の刑法史と刑法改正作業……9
一 古代から江戸時代までの刑法史略説(9) 二 明治時代初頭の刑法とその性格(10)
三 旧刑法とその特色(11) 四 現行刑法(12) 五 刑法の一部改正(13)
六 刑法改正作業(16)
第二章 学派の争い……19
一 中世の刑法の特色(19) 二 近代啓蒙主義の刑法思想(19) 三 旧派の刑法思想(21)
四 新派の刑法思想(22) 五 新旧学派の争い(24)
六 わが国における新旧学派の争いについての学者の系譜(25)
七 新旧両派の理論的争点(27) 八 新旧両派の理論的対立の終焉(31)
第三章 罪刑法定主義……32 第一節 罪刑法定主義の意義……32 一 意 義(32) 二 歴史的沿革(32) 三 思想的基盤(33)
第二節 罪刑法定主義の内容……34
一 伝統的な派生四原則(34) 二 伝統的な派生四原則以外の内容(36)
第四章 刑法の効力……39
一 総 説(39) 二 場所的効力(39) 三 時間的効力(41)
四 人的効力(44) 五 事項的効力(45)
第二編 犯 罪 論……47
第一章 犯罪論の体系……47
第一節 犯罪の成立要件……47
一 犯罪の意義(47) 二 犯罪の現象形態(48) 三 犯罪の分類(49)
第二節 犯罪論の体系……51
一 犯罪論体系の意義(51) 二 犯罪論体系の諸相(53)
第二章 行 為 論……57
第一節 行為論の意義……57
第二節 行為論の諸説……58
一 因果的行為論(58) 二 目的的行為論(61) 三 社会的行為論(63)
四 人格的行為論(64) 五 私 見(65) 六 判 例(67)
第三節 因果関係……68
一 因果関係の意義と性格(68) 二 条件説(69) 三 原因説(70)
四 相当因果関係説(71) 五 因果関係不要論(71) 六 客観的帰属論(72)
七 私 見(73) 八 因果関係認定上の諸問題(78) 九 判 例(81)
第三章 違法性論……88
第一節 違法性の本質……88
一 総 説(88) 二 形式的違法性と実質的違法性(88)
三 主観的違法論と客観的違法論(90) 四 行為無価値論と結果無価値論(93)
五 可罰的違法性(97) 六 違法一元論と違法多元論(102)
七 許された危険(104)
第二節 構成要件……105
一 構成要件の意義と機能(105) 二 基本的な構成要件概念(107)
三 わが国におけるその他の代表的構成要件概念(116) 四 構成要件の要素(122) 五 不作為犯(133)
第三節 違法阻却事由……141
一 違法阻却事由の実質(141) 二 正当防衛(145) 三 緊急避難(152)
四 自救行為(156) 五 正当行為(法令又は正当な業務による行為)(157)
六 義務の衝突(168) 七 被害者の承諾(169
第四章 責 任 論……173
第一節 責任論の基礎……173
一 責任論の意義と責任主義(173) 二 責任の本質と意思の自由(175)
三 責任学説の推移(177) 四 今日の責任学説(178)
第二節 責任能力……180 一 責任能力の本質と性格(180) 二 心神喪失と心神耗弱(183)
三 刑事未成年者(187) 四 原因において自由な行為(187)
第三節 故 意……196 一 総 説(196) 二 故意概念の諸相(197) 三 故意の体系的地位(204)
四 故意の種類(204)
第四節 錯 誤……209 一 総 説(209) 二 事実の錯誤(210) 三 法律の錯誤(227)
第五節 過 失……243
一 総 説(243) 二 過失犯の構造とその体系的地位(244) 三 過失の種類(250)
四 信頼の原則(252) 五 監督過失(253)
第六節 期待可能性……255
一 総 説(255) 二 期待可能性の体系上の地位(256) 三 期待可能性の標準(257)
四 期待可能性の錯誤(257) 五 わが国の判例(258)
第五章 未遂犯論……260
第一節 未遂犯の概念と本質……260
一 総 説(260) 二 犯罪の発展段階(260) 三 未遂犯の処罰根拠(262)
四 未遂犯の態様と処罰(263)
第二節 実行の着手……265
一 総 説(265) 二 学 説(265) 三 判 例(269)
四 特殊な犯罪形態における実行の着手(271) 五 早すぎた構成要件実現(273)
第三節 中 止 犯……275
一 総 説(275) 二 中止犯の法的性格(276) 三 中止犯の成立要件(277)
四 予備の中止(280)
第四節 不 能 犯……282
一 総 説(282) 二 不能犯の学説(283) 三 不能犯の判例(286)
第六章 共 犯 論……288
第一節 共犯の基本観念……288
一 総 説(288) 二 共犯の種類(必要的共犯と任意的共犯)(288)
三 正犯と共犯(正犯概念について)(289) 四 共犯の従属性(292)
五 共犯学説(犯罪共同説・行為共同説・共同意思主体説)(296) 六 共犯の処罰根拠(297)
第二節 共同正犯……299
一 総 説(299) 二 共同正犯の諸相(299)
第三節 教 唆 犯……323
一 総 説(323) 二 教唆犯の意義と要件(323) 三 教唆の未遂と未遂の教唆(325)
四 間接教唆・連鎖的教唆(326)
第四節 従 犯……327
一 総 説(327) 二 従犯の意義と要件(328) 三 共同正犯と従犯(330)
第五節 間接正犯……331
一 総 説(331) 二 学 説(332) 三 判 例(337)
四 間接正犯と教唆犯との錯誤(338) 五 自手犯(340)
第六節 共犯と身分……340
一 総 説(340) 二 六五条一項と二項との関係(341)
三 六五条一項の法意(342) 四 六五条二項の法意(346)
第七節 共犯の諸問題……347
一 必要的共犯(347) 二 不作為と共犯(348) 三 結果的加重犯と共犯(349)
四 共犯と錯誤(350) 五 共犯と中止犯(351) 六 予備の共犯(352)
第七章 罪 数 論……353 一 罪数論の意義(353) 二 本来的一罪(354) 三 科刑上一罪(356)
四 併合罪(360)
第三編 刑 罰 論……365
第一章 刑罰の意義……365
第一節 刑罰の本質と刑罰権……365
一 刑罰の本質(365) 二 刑罰権(366)
第二節 刑罰の種類……367
一 総 説(367) 二 死 刑(367) 三 懲役、禁錮、拘留(369)
四 罰金、科料(371) 五 没収、追徴(372)
第二章 刑罰の適用……373
第一節 法定刑とその加減……373
一 法定刑の意義と軽重(373) 二 法定刑の加重・減軽(374)
三 累犯、常習犯(375) 四 自首、首服、自白(376)
五 酌量減軽(377) 六 加重減軽の方法(378)
第二節 刑の量定、言渡、免除……379
一 刑の量定(379) 二 刑の言渡、免除(380)
第三章 刑罰の執行……382
第一節 各種刑罰の執行……382 一 総 説(382) 二 死刑の執行(383) 三 自由刑の執行(384)
四 財産刑の執行(386)
第二節 刑の執行猶予……386
一 総 説(386) 二 刑の執行猶予の言渡(387) 三 刑の執行猶予の取消し(389)
四 刑の執行猶予の効力(391)
第三節 仮 釈 放……392
一 総 説(392) 二 仮釈放(392) 三 仮出場(395)
第四章 刑罰の消滅……396
一 総 説(396) 二 犯人の死亡、法人の消滅(396) 三 恩 赦(397)
四 時 効(398) 五 刑の消滅(400)
第五章 保安処分……401
一 総 説(401) 二 保安処分の一般的要件(402) 三 現行法上の保安処分(403)
事項・人名索引