野村 稔先生古稀祝賀論文集
〔編集委員〕 高橋則夫/松原芳博/松澤 伸
定価:22,000円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2015年03月20日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
796頁 -
ISBN:
978-4-7923-5143-4
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内容紹介
目 次
はしがき(iii)
不作為犯における法的作為可能性と広義の「義務の衝突」
―ドイツ刑法226条a第1項の真正不作為犯をめぐる議論を手がかりとして―
勝 亦 藤 彦(1)
法益関係的錯誤説と法益の要保護性武 藤 眞 朗(31)
過失犯における「予見可能性」について岡 部 雅 人(51)
熊本警察官発砲事件
―熊本地判昭51・10・28刑裁資217号404頁―原 田 保(69)
緊急避難の本質―カナダ刑法を参考にして―上 野 芳 久(85)
実行の着手と所為計画萩 原 滋(99)
実行の着手の判断における密接性および危険性
二本栁 誠(117)
規範論による正犯・共犯論の再定位高 橋 則 夫(135)
「正犯と狭義の共犯の区別論」における「多様な要素」の課題
田 川 靖 紘(151)
上官の刑事責任と共謀共同正犯の理論新 倉 修(171)
承継的共犯松 原 芳 博(189)
過失の競合と過失犯の共同正犯の区別
―明石花火大会歩道橋副署長事件判決を手がかりとして―
大 塚 裕 史(209)
個人的法益において侵害される利益の内実石 井 徹 哉(231)
刑法における現住性と占有性の交錯関 哲 夫(247)
窃盗罪における占有宮 崎 英 生(265)
強盗罪における不作為の暴行・脅迫芥 川 正 洋(283)
詐欺罪における被害者の「公共的役割」の意義
杉 本 一 敏(301)
暴力団排除における詐欺罪適用の限界笹 井 武 人(331)
権利行使と財産犯―財産的損害の観点から―田 山 聡 美(345)
電子計算機使用詐欺罪における「虚偽」性の判断
渡 邊 卓 也(361)
盗品移転の可罰性内 田 幸 隆(379)
有形偽造の概念、解釈に関する一管見
―各論的、相対的考察―酒 井 安 行(403)
公務執行妨害罪における職務行為の適法性と公務員の
誤認に基づく職務執行專 田 泰 孝(419)
野村稔教授の刑法理論について
―刑法総論を中心に―松 澤 伸(439)
野村稔教授の刑法理論―刑法各論―伊 藤 亮 吉(469)
共犯事件における死刑選択回避基準北 村 宏 洋(487)
ドイツにおける交通事犯の規制と制裁
―最近の諸改正を含めて―岡 上 雅 美(503)
海賊対処法の適用に関する刑法上の一考察
―グアナバラ号事件第1審判決と第2審判決を素材として―
甲 斐 克 則(523)
金融商品取引法における相場操縦罪の一考察鈴 木 優 典(545)
児童ポルノの製造と取得・所持との関係
―ダウンロード行為に関するスイスの議論を素材に―
仲 道 祐 樹(561)
愛護動物遺棄罪(動物愛護管理法44条3項)の保護法益
三 上 正 隆(587)
おとり捜査における違法性の本質と「内心の自由」の侵害
渡 辺 直 行(603)
修正4条と限定的免責法理
―最近の連邦最高裁判決を契機に―洲 見 光 男(623)
いわゆる「一罪の一部起訴」について寺 崎 嘉 博(635)
経験則の適用についての覚書
―最三小決平成25年4月16日(刑集67巻4号549頁)を手懸かりに―
川 上 拓 一(651)
少年法上の「内省」概念小 西 暁 和(663)
リスト理論における人間像小 坂 亮(681)
進化論的法理学・刑事法学とその継承・展開に関する一考察
―穂積陳重と牧野英一―宿 谷 晃 弘(703)
罪刑法定主義と慣習法処罰増 田 隆(719)
中国刑法における犯罪論体系について
―日本犯罪論体系との比較を素材として―井 小 胖(739)
チェコの性刑法の変遷若 尾 岳 志(755)
野村 稔先生 略歴・主要著作目録(779)
はしがき(iii)
不作為犯における法的作為可能性と広義の「義務の衝突」
―ドイツ刑法226条a第1項の真正不作為犯をめぐる議論を手がかりとして―
勝 亦 藤 彦(1)
法益関係的錯誤説と法益の要保護性武 藤 眞 朗(31)
過失犯における「予見可能性」について岡 部 雅 人(51)
熊本警察官発砲事件
―熊本地判昭51・10・28刑裁資217号404頁―原 田 保(69)
緊急避難の本質―カナダ刑法を参考にして―上 野 芳 久(85)
実行の着手と所為計画萩 原 滋(99)
実行の着手の判断における密接性および危険性
二本栁 誠(117)
規範論による正犯・共犯論の再定位高 橋 則 夫(135)
「正犯と狭義の共犯の区別論」における「多様な要素」の課題
田 川 靖 紘(151)
上官の刑事責任と共謀共同正犯の理論新 倉 修(171)
承継的共犯松 原 芳 博(189)
過失の競合と過失犯の共同正犯の区別
―明石花火大会歩道橋副署長事件判決を手がかりとして―
大 塚 裕 史(209)
個人的法益において侵害される利益の内実石 井 徹 哉(231)
刑法における現住性と占有性の交錯関 哲 夫(247)
窃盗罪における占有宮 崎 英 生(265)
強盗罪における不作為の暴行・脅迫芥 川 正 洋(283)
詐欺罪における被害者の「公共的役割」の意義
杉 本 一 敏(301)
暴力団排除における詐欺罪適用の限界笹 井 武 人(331)
権利行使と財産犯―財産的損害の観点から―田 山 聡 美(345)
電子計算機使用詐欺罪における「虚偽」性の判断
渡 邊 卓 也(361)
盗品移転の可罰性内 田 幸 隆(379)
有形偽造の概念、解釈に関する一管見
―各論的、相対的考察―酒 井 安 行(403)
公務執行妨害罪における職務行為の適法性と公務員の
誤認に基づく職務執行專 田 泰 孝(419)
野村稔教授の刑法理論について
―刑法総論を中心に―松 澤 伸(439)
野村稔教授の刑法理論―刑法各論―伊 藤 亮 吉(469)
共犯事件における死刑選択回避基準北 村 宏 洋(487)
ドイツにおける交通事犯の規制と制裁
―最近の諸改正を含めて―岡 上 雅 美(503)
海賊対処法の適用に関する刑法上の一考察
―グアナバラ号事件第1審判決と第2審判決を素材として―
甲 斐 克 則(523)
金融商品取引法における相場操縦罪の一考察鈴 木 優 典(545)
児童ポルノの製造と取得・所持との関係
―ダウンロード行為に関するスイスの議論を素材に―
仲 道 祐 樹(561)
愛護動物遺棄罪(動物愛護管理法44条3項)の保護法益
三 上 正 隆(587)
おとり捜査における違法性の本質と「内心の自由」の侵害
渡 辺 直 行(603)
修正4条と限定的免責法理
―最近の連邦最高裁判決を契機に―洲 見 光 男(623)
いわゆる「一罪の一部起訴」について寺 崎 嘉 博(635)
経験則の適用についての覚書
―最三小決平成25年4月16日(刑集67巻4号549頁)を手懸かりに―
川 上 拓 一(651)
少年法上の「内省」概念小 西 暁 和(663)
リスト理論における人間像小 坂 亮(681)
進化論的法理学・刑事法学とその継承・展開に関する一考察
―穂積陳重と牧野英一―宿 谷 晃 弘(703)
罪刑法定主義と慣習法処罰増 田 隆(719)
中国刑法における犯罪論体系について
―日本犯罪論体系との比較を素材として―井 小 胖(739)
チェコの性刑法の変遷若 尾 岳 志(755)
野村 稔先生 略歴・主要著作目録(779)