民事責任の法理
円谷峻先生古稀祝賀論文集[編集委員]滝沢昌彦/工藤祐巌/松尾弘/北居功/本山敦/住田英穂/武川幸嗣/中村肇
定価:22,000円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2015年05月30日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
826頁 -
ISBN:
978-4-7923-2673-9
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内容紹介
目 次
序 文
比較法の方法
── 類似の推定をめぐって ── 滝沢昌彦 1
瑕疵担保責任から債務不履行責任へ
── 特別法の一般法への包摂現象 ── 北居 功 17
ドイツ給付障害法における「義務違反」と「帰責事由」
── 損害賠償の成立要件に関する一視座 ── 長坂 純 35
ドイツ民法における種類債務者の調達リスクの引受による責任
── 調達義務の限界とリスク引受責任 ── 中村 肇 51
民法416条の「予見主体」・「予見可能性の判断の基準時」
住田英穂 75
「契約締結上の過失」責任における「合意」と「損害」の意義
── フランス法からの示唆を中心に ── 武川幸嗣 99
契約交渉打ち切りの責任に関する考察
── 近年の最高裁判決を素材として ── 大滝哲祐 117
法律行為の内容とリスク分配中谷 崇 135
英米契約法における錯誤法前史
── 19世紀司法改革以前のコモン・ローにおける錯誤法理の 不存在について ──古谷英恵 153
不当条項規制における不当性の判断枠組み
── 英米法系諸国における立法動向を参考に ── 木原浩之 173
民法改正による債権者代位権・詐害行為取消権の責任財産保全
機能の実効性への影響と民事保全手続きによる対応
工藤祐巌 193
オーストリア事業法における事業譲渡の当事者による合意と
第三者の法的地位佐藤秀勝 217
不動産賃借権の譲渡について
──ドイツのシェアハウスを参考に── 小西飛鳥 241
保証契約の成否並びに民法446条2項における「書面」の解釈
堀川信一 259
金銭消費貸借論の課題 小野秀誠 275
財産の安全配慮義務 松本克美 295
不動産取引における双方仲介と利益相反取引 椿久美子 317
フランチャイザーの競合回避義務 高田 淳 339
店頭デリバティブにおける時価評価に関する説明義務 川地宏行 361
福祉サービス契約における事業者の責任 平田 厚 389
保険者の助言義務に関する一考察 松谷秀祐 409
第3次不法行為法リステイトメントにおける予見可能性の機能
柴田 龍 421
民法上の正当防衛における第三者の救済
── 侵害者の責任 ── 鈴木清貴 437
損害賠償事案における症状固定概念の意義・役割と今後の課題
円谷 順 455
間接被害者論の展開 加藤雅之 473
土地利用規制をめぐる物権的合意の可能性
──環境地役権の可能性── 平野裕之 489
法定地上権制度の日韓法比較 中川敏宏 509
嫡出推定の制度的意義について
── 嫡出推定を肯定した2つの最高裁判断に焦点を当てて ──
松尾 弘 535
離婚後の子の共同監護に関する考察:スウェーデン法からの示唆
千葉華月 553
弁護士の執務における裁量 加藤新太郎 571
仲裁合意と保全命令事件の国際管轄
──ドイツにおける議論からの示唆── 野村秀敏 595
医療事故情報と医療訴訟我妻 学 619
訴え却下判決の国際的効力
── 国際裁判管轄を否定した外国判決の効力をめぐって ──
芳賀雅顯 649
欧州法およびドイツ法における消費者保護の発展
──消費者権利指令とその国内化法──
ディーター・ライポルト/(訳)円谷 峻・大滝哲祐 675
生命侵害の場合における損害賠償および慰謝料
ライナー・フランク/(訳)中谷 崇 695
シュミット・ケッセル「ヨーロッパ契約法の方法論」芦野訓和 713
中国契約法における公平原則許 更 735
凍結胚の法的性質及び相続の可否について
──中国における初の凍結胚相続事案を中心に── 趙 莉 757
消費者教育推進の法制化と今後の課題西村隆男 777
〈特別寄稿〉
スポーツを通じた国際貢献
── 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の成功に向けて ──
平田竹男 799
円谷峻先生 略歴・業績目録 813
序 文
比較法の方法
── 類似の推定をめぐって ── 滝沢昌彦 1
瑕疵担保責任から債務不履行責任へ
── 特別法の一般法への包摂現象 ── 北居 功 17
ドイツ給付障害法における「義務違反」と「帰責事由」
── 損害賠償の成立要件に関する一視座 ── 長坂 純 35
ドイツ民法における種類債務者の調達リスクの引受による責任
── 調達義務の限界とリスク引受責任 ── 中村 肇 51
民法416条の「予見主体」・「予見可能性の判断の基準時」
住田英穂 75
「契約締結上の過失」責任における「合意」と「損害」の意義
── フランス法からの示唆を中心に ── 武川幸嗣 99
契約交渉打ち切りの責任に関する考察
── 近年の最高裁判決を素材として ── 大滝哲祐 117
法律行為の内容とリスク分配中谷 崇 135
英米契約法における錯誤法前史
── 19世紀司法改革以前のコモン・ローにおける錯誤法理の 不存在について ──古谷英恵 153
不当条項規制における不当性の判断枠組み
── 英米法系諸国における立法動向を参考に ── 木原浩之 173
民法改正による債権者代位権・詐害行為取消権の責任財産保全
機能の実効性への影響と民事保全手続きによる対応
工藤祐巌 193
オーストリア事業法における事業譲渡の当事者による合意と
第三者の法的地位佐藤秀勝 217
不動産賃借権の譲渡について
──ドイツのシェアハウスを参考に── 小西飛鳥 241
保証契約の成否並びに民法446条2項における「書面」の解釈
堀川信一 259
金銭消費貸借論の課題 小野秀誠 275
財産の安全配慮義務 松本克美 295
不動産取引における双方仲介と利益相反取引 椿久美子 317
フランチャイザーの競合回避義務 高田 淳 339
店頭デリバティブにおける時価評価に関する説明義務 川地宏行 361
福祉サービス契約における事業者の責任 平田 厚 389
保険者の助言義務に関する一考察 松谷秀祐 409
第3次不法行為法リステイトメントにおける予見可能性の機能
柴田 龍 421
民法上の正当防衛における第三者の救済
── 侵害者の責任 ── 鈴木清貴 437
損害賠償事案における症状固定概念の意義・役割と今後の課題
円谷 順 455
間接被害者論の展開 加藤雅之 473
土地利用規制をめぐる物権的合意の可能性
──環境地役権の可能性── 平野裕之 489
法定地上権制度の日韓法比較 中川敏宏 509
嫡出推定の制度的意義について
── 嫡出推定を肯定した2つの最高裁判断に焦点を当てて ──
松尾 弘 535
離婚後の子の共同監護に関する考察:スウェーデン法からの示唆
千葉華月 553
弁護士の執務における裁量 加藤新太郎 571
仲裁合意と保全命令事件の国際管轄
──ドイツにおける議論からの示唆── 野村秀敏 595
医療事故情報と医療訴訟我妻 学 619
訴え却下判決の国際的効力
── 国際裁判管轄を否定した外国判決の効力をめぐって ──
芳賀雅顯 649
欧州法およびドイツ法における消費者保護の発展
──消費者権利指令とその国内化法──
ディーター・ライポルト/(訳)円谷 峻・大滝哲祐 675
生命侵害の場合における損害賠償および慰謝料
ライナー・フランク/(訳)中谷 崇 695
シュミット・ケッセル「ヨーロッパ契約法の方法論」芦野訓和 713
中国契約法における公平原則許 更 735
凍結胚の法的性質及び相続の可否について
──中国における初の凍結胚相続事案を中心に── 趙 莉 757
消費者教育推進の法制化と今後の課題西村隆男 777
〈特別寄稿〉
スポーツを通じた国際貢献
── 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の成功に向けて ──
平田竹男 799
円谷峻先生 略歴・業績目録 813