新たな法規律と金融取引約款
円谷 峻/三林 宏 編著
定価:4,950円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2015年09月20日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
288頁 -
ISBN:
978-4-7923-2670-0
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内容紹介
はしがき
第1章民法(債権法)改正と契約法円谷 峻 1
はじめに 1
中間試案 3
要綱仮案 22
おわりに 35
第 2 章銀行における調査・説明義務長坂 純 37
問題の所在 37
最高裁第二小法廷平成23年4月22日判決の概要 38
裁判例・学説の議論状況 43
契約締結に際する説明義務違反と債務不履行責任 52
結 び 56
第 3 章ドイツの銀行取引における
利息調整条項について中村 肇 59
はじめに 59
ドイツ銀行約款における利息調整条項 62
利息調整条項に関するドイツ連邦通常裁判所の判例 70
むすびに代えて 87
第4章 増担保請求権の民法上の位置づけ
―期限の利益喪失および抵当権侵害と関連させて―
椿 久美子 91
はじめに 91
期限の利益喪失事由(担保の滅失・損傷・減少)の検討 95
旧民法およびドイツ民法における増担保請求権 107
抵当権侵害における期限の利益喪失と
増担保請求権に関する学説の状況 113
民法改正における期限の利益喪失と増担保請求権 127
おわりに 130
第5章 担保権の実行工藤 祐巌 137
はじめに 137
銀行取引約定書の内容 139
約定書4条3項の「取立または処分」 140
弁済の充当に関する特約 143
約定書4条4項 147
おわりに 155
第 6 章 期限の利益喪失約款 ―差押・仮差押の場合―
平田 厚157
はじめに 157
期限の利益喪失約款に関する最高裁判決 158
期限の利益喪失約款の不自然性 160
銀行取引における約款の合理性 162
約款の正当性と約款適用後の問題点 165
債権法改正と期限の利益喪失約款 170
第 7 章 相 殺中山 知己175
はじめに 175
相殺に関連する条項 176
相殺に関連する民法規定の改正論議 189
まとめに代えて 195
第8章 預金口座における支払取引・資金移動取引
川地 宏行197
預金口座をめぐる近時の法的課題 197
誤振込における預金の帰属 198
ネットバンキングにおける不正送金 212
第 9 章 保証における特約中舎 寛樹229
はじめに 229
銀行取引約定書ひな型における保証条項 230
ひな型制定後における民法解釈の進展 232
保証書による特約 239
民法(債権法)改正と特約 242
まとめ 252
第10章 保証と約款
―信用保証協会保証の「保証免責条項」を手がかりとして―
三林 宏255
はじめに 255
約定書例11条の免責の法的位置付け
(民法上の保証免責との関係など) 259
約定書例11条1号免責(旧債振替禁止条項違反免責) 263
約定書例11条2号免責(保証条項違反) 270
3号免責(故意・重過失による取立不能) 272
保証と約款規制をめぐる若干の検討 273
結びにかえて 277
第1章民法(債権法)改正と契約法円谷 峻 1
はじめに 1
中間試案 3
要綱仮案 22
おわりに 35
第 2 章銀行における調査・説明義務長坂 純 37
問題の所在 37
最高裁第二小法廷平成23年4月22日判決の概要 38
裁判例・学説の議論状況 43
契約締結に際する説明義務違反と債務不履行責任 52
結 び 56
第 3 章ドイツの銀行取引における
利息調整条項について中村 肇 59
はじめに 59
ドイツ銀行約款における利息調整条項 62
利息調整条項に関するドイツ連邦通常裁判所の判例 70
むすびに代えて 87
第4章 増担保請求権の民法上の位置づけ
―期限の利益喪失および抵当権侵害と関連させて―
椿 久美子 91
はじめに 91
期限の利益喪失事由(担保の滅失・損傷・減少)の検討 95
旧民法およびドイツ民法における増担保請求権 107
抵当権侵害における期限の利益喪失と
増担保請求権に関する学説の状況 113
民法改正における期限の利益喪失と増担保請求権 127
おわりに 130
第5章 担保権の実行工藤 祐巌 137
はじめに 137
銀行取引約定書の内容 139
約定書4条3項の「取立または処分」 140
弁済の充当に関する特約 143
約定書4条4項 147
おわりに 155
第 6 章 期限の利益喪失約款 ―差押・仮差押の場合―
平田 厚157
はじめに 157
期限の利益喪失約款に関する最高裁判決 158
期限の利益喪失約款の不自然性 160
銀行取引における約款の合理性 162
約款の正当性と約款適用後の問題点 165
債権法改正と期限の利益喪失約款 170
第 7 章 相 殺中山 知己175
はじめに 175
相殺に関連する条項 176
相殺に関連する民法規定の改正論議 189
まとめに代えて 195
第8章 預金口座における支払取引・資金移動取引
川地 宏行197
預金口座をめぐる近時の法的課題 197
誤振込における預金の帰属 198
ネットバンキングにおける不正送金 212
第 9 章 保証における特約中舎 寛樹229
はじめに 229
銀行取引約定書ひな型における保証条項 230
ひな型制定後における民法解釈の進展 232
保証書による特約 239
民法(債権法)改正と特約 242
まとめ 252
第10章 保証と約款
―信用保証協会保証の「保証免責条項」を手がかりとして―
三林 宏255
はじめに 255
約定書例11条の免責の法的位置付け
(民法上の保証免責との関係など) 259
約定書例11条1号免責(旧債振替禁止条項違反免責) 263
約定書例11条2号免責(保証条項違反) 270
3号免責(故意・重過失による取立不能) 272
保証と約款規制をめぐる若干の検討 273
結びにかえて 277