掲載論文br
１ 総 論br
近代保険の起源と相互主義(箸方幹逸)/
フランス保険企業の支払能力について(三好義之助)/
「キャプテイヴ」に関する考察（再論）(森宮　康)/
相互会社の財務構造と社員の地位(古瀬政敏)/
日本人のリスク認識(武田久義)/
信用リスクマネジメントと信用概念(大城裕二)/
モラル・ハザードと保険構造・再考(高尾　厚)/
保険の情報概念(江澤雅彦)br
2 保険法br
民法422条と商法662条の交錯(戸出正夫)/
EC経済法と保険事業の国家監督規制の緩和(山下　丈)/
フランス保険契約法の現代化の動向(山野嘉朗)/
外国人不法就労者の損害賠償(藤村和夫)br
3 生命保険br
全労災の生命共済事業をめぐる諸問題(根立昭治)/
日本の相互会社問題(田村祐一郎)/
生保金融の動向(佐藤保久)/
生命保険事業を取り巻く環境の変化と募集制度(石名坂邦昭)/
生命保険の募集における一社専属制と乗合制(吉川吉衛)/
英国金融サービス法に見る契約者利益情報の開示と生保市場に与えた影響(上田和勇)br
4 自動車保険br
搭乗者傷害保険金と損害補償(倉沢康一郎)/
自動車損害賠償責任保険契約における相当因果関係についての蓋然性の一局面(武田昌之)/
米国の自動車保険における無保険運行者担保について(坪井昭彦)/
共同運行代用者と他人性(伊藤文夫)/
交通事故損害賠償法と「公正」議論(小賀野晶一)br
5 海上保険br
Transition of Shipowners’ Liability Laws and Changes of Collision Clause in the Marine Hull Policy in the U.K.(今泉敬忠)/
ドイツ海上保険における性質危険の担保可能性(松島　恵)/
堪航承認条項の効力(大谷孝一)