民主主義財政論の生成

民主主義財政論の生成

山之内光躬 著
定価:3,850円(税込)
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  • 発行:
    1995年01月01日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    306頁
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内容紹介

民主主義財政論は,財政決定が「政府の理性によって正しく導出されるという,伝統的な財政学の暗黙の前提を批判するところから出発している。民主主義財政論は,むしろ,「公共の失敗」という明示的な前提に立ち,この地平から民主主義の財政過程は「どうあるべきか」ではなく,「どうあるのか」を分析する理論として形成された。