学都金沢形成の様相

学都金沢形成の様相

―近代日本官立高等教育機関の設置過程―
谷本宗生 著
定価:4,620円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2018年02月01日
  • 判型:
    A5判
  • ページ数:
    176頁
  • ISBN:
    978-4-7923-6111-2
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内容紹介

目  次
はしがき
序 章
第1節 近代日本の「高等教育」をいかに考えるか1
第2節 先行研究の分析評価7
第3節 内容構成14
第1章 「学都」金沢形成の端緒―第四高等中学校の設置過程―
第1節 「学都」金沢の位置19
第2節 明治初期の高等教育状況―第四高等中学校前史―28
第3節 第四高等中学校の設置過程35
第4節 第四高等中学校の運営経費問題43
第5節 第四高等学校と金沢医学専門学校の分離51
第2章 大正期の高等教育機関の設置過程
第1節 北陸帝国大学構想の提唱57
第2節 金沢高等工業学校の設置過程63
(1)石川県の基幹産業・金沢の繊維業 63
(2)石川県立工業学校の位置 68
(3)高等工業学校の設置過程 71
第3節 金沢医学専門学校の大学昇格84
第3章 戦時体制の高等教育機関の設置過程
第1節 非常時から戦時動員体制への動き91
(1)1930年代前半における地域社会の動き 91
(2)1930年代後半以降の国家総動員へ向けての動き 95
第2節 科学技術教育への影響100
(1)臨時附属医学専門部の設置 100
(2)金沢高等工業学校の拡充 103
第3節 金沢高等師範学校の設置過程111
第4章 新制国立大学の設置過程
第1節 新制国立大学設置までの政策的な動き121
第2節 北陸総合大学構想にみる地域社会の動き128
第3節 新制国立金沢大学の設置過程138
第4節 地域社会と国立大学―法人化の国立大学の動き―148
終 章
第1節 本書の要約153
第2節 研究の成果159
第3節 今後の課題―研究の可能性―163
(1)誘致主体と誘致活動の背景 163
(2)他都市との比較分析 164

索 引