目　　次


凡　例
序　章　共和国と憲法学…1
第一節　一九世紀末の独仏における法的国家論…1
第二節　サクリスト『憲法学者の共和国』…12
第一章　七月王政とロッシ『憲法講義』…19
第一節　ロッシとドイツ歴史法学派…22
　　　一　復古王政と歴史法学派…23
　　　二　『テミス』とジュルダン…30
　　　三　ロッシと『立法・法学年報』…36
第二節　憲法講座の設置…58
　　　一　ギゾーと憲法講座…59
　　　二　ロッシ『憲法講義』の特徴…65
第三節　ロッシ『憲法講義』…80
　　　一　社会と人権…81
１　社会と国家（81）　　２　法と権利（83）　　３　平等（第一七講）（85）　　
４　憲法（86)
　　　二　政治制度…89
１　国民政府と特権政府（89）　　２　フランスの君主制（91）　　
３　代表制（94）　　４　執行府の責任（96）
第二章　第三共和制の成立と憲法学…115
第一節　共和派の共和国と憲法講座の創設…117
　　　一　共和派の共和国…118
　　　二　憲法講座の創設…124
　　　三　レジストとしての憲法学者…131
第二節　エスマン以前の憲法学…147
　　　一　ブトミーとルフェーヴル…149
１　ブトミーの方法論（149）　　
２　ルフェーヴル『一八七五年憲法の研究』（151）
　　　二　「第一の波」…156
１　サン・ジロン（156）　　２　モリニエ（161）
　　　三　「第二の波」…167
１　ド・ラ・ビーニュ・ド・ヴィルヌーヴ（167）　　２　モロー（170）
第三章　第三共和制とエスマンの憲法学…185
第一節　第三共和制とエスマン…187
　　　一　『公法雑誌』の創刊…188
　　　二　レジストとしてのエスマン…194
第二節　エスマンの国民主権論…208
　　　一　『フランス比較憲法原理』の書誌学と方法論…210
１　『フランス比較憲法原理』の書誌学（210）　　
２　憲法学における方法論（212）
　　　二　国民主権論…216
１　国家形態（forme d'Etat）と国民主権（217）　　
２　統治形態（forme de gouvernement）と参政権（224）　　
３　機関理論の欠如（231）
終　章　フランスにおける近代憲法学の源…257
第一節　レジストの交代…257
第二節　ロッシとエスマン…265
あとがき…271
人名索引…(1)