刑法特別講義・講演録
刑事法研究 第16巻

刑法特別講義・講演録

川端 博 著
定価:11,000円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2016年01月20日
  • 判型:
    A5判上製
  • ページ数:
    540頁
  • ISBN:
    978-4-7923-5168-7
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内容紹介

目   次
 はしがき
第一部 刑法および刑法理論の全体像 一
第一章 刑法および刑法理論の発展 三
第一款 はじめに 三
第二款 日本における刑法の歴史 三
第三款 刑法理論の発展 六
第四款 おわりに 三〇
第二章 刑法と刑事訴訟法との関係 三二
第一款 はじめに 三二
第二款 刑法と刑事訴訟法の基本的な性格 三三
第三款 刑法と刑事訴訟法との交錯 四四
第四款 刑法および刑事訴訟法の勉強法 五四
第五款 おわりに 六九
第三章 刑法理論と市民感覚 七〇
第一款 はじめに 七〇
第二款 刑法規範の性格 七一
第三款 違法性論 七七
第四款 未遂犯論 九五
第五款 共犯論 九七
第六款 おわりに 一〇三
第四章 刑法理論の全体構造―結果的加重犯を素材にして― 一〇五
第一款 はじめに 一〇五
第二款 結果的加重犯とは何か 一〇六
第三款 「基本行為」について 一一一
第四款 基本行為と結果の因果関係 一二四
第五款 結果責任と意思責任 一二六
第六款 結果的加重犯の未遂 一三二
第七款 結果的加重犯と共犯 一三四
第五章 刑法総論と刑法各論との関係 一三八
第一款 刑法総論および刑法各論の意義 一三八
第二款 刑法各論の対象 一四〇
第三款 刑法各論の体系 一四一
第四款 法定刑のもつ意義 一四五
第六章 刑法学の展望 一四八
第七章 刑法学の魅力と判例と立法と 一八一
第八章 わたくしの刑法体系 二一四
第二部 刑法総論における諸問題 二二九
第一章 不真正不作為犯論 二三一
第一款 はじめに 二三一
第二款 出 題 二三一
第三款 問題点の整理 二三二
第四款 甲の罪責―不作為犯と構成要件該当性― 二三四
第五款 乙の罪責―構成要件的事実の錯誤か違法性の錯誤か― 二四六
第六款 不作為犯の故意 二五〇
第七款 不作為犯と共犯 二五二
第八款 構成要件の実質化 二五三
第九款 おわりに 二五六
第二章 因果関係論 二五七
第一款 出 題 二五七
第二款 問題点の整理 二五八
第三款 択一的競合の意義 二五九
第四款 学 説 二五九
第五款 因果関係論の錯綜 二六二
第六款 〔設問1〕の検討 二七二
第七款 〔設問2〕の検討 二七七
第八款 おわりに 二八一
第三章 構成要件的事実の錯誤と過剰結果の併発 二八二
第一款 出 題 二八二
第二款 過剰結果の併発 二八二
第三款 〔設例2〕の検討 二八九
第四款 おわりに―法廷弁論術と答案作成術― 二九六
第四章 緊急行為論および共犯論 二九九
第一款 はじめに 二九九
第二款 緊急行為論 三〇一
第三款 共犯論 三二九
第四款 おわりに 三五六
第五章 教唆犯をめぐって 三五九
第一款 序 言 三五九
第二款 共犯論の多面性・多層性について 三五九
第三款 教唆犯の問題点 三六四
第四款 結 語 三七三
第六章 幇助犯をめぐって 三七四
第一款 序 言 三七四
第二款 共犯の処罰根拠論 三七四
第三款 幇助犯の問題点 三七六
第四款 結 語 三八八
第三部 社会の変化と法 三八九
第一章 訴訟化社会と独立自治の精神 三九一
第一款 はじめに 三九一
第二款 なぜ難解な演題なのか 三九二
第三款 青春とは何か 三九三
第四款 訴訟化社会の背景 三九四
第五款 「訴訟化社会」の出現 三九六
第六款 訴訟化社会と「訴訟社会」 三九七
第七款 訴訟化社会と「司法改革」 三九八
第八款 司法への市民の参加 四〇一
第九款 「法律的な考え方」の重要性 四〇五
第一〇款 自己決定権のもつ意味 四〇七
第一一款 生命科学と生命倫理 四一〇
第一二款 法律の特徴 四一二
第一三款 挙証責任とは何か 四一三
第一四款 おわりに 四一六
第一五款 質問と応答 四一六
第二章 生活の安全・保障と刑事法 四二二
第一款 はじめに 四二二
第二款 生活の安全を確保するための刑事法による規制 四二三
第三款 犯罪予防と地域社会 四三二
第四款 刑事警察活動と地域社会 四三五
第五款 地域社会の安全を求めて―国際化と地域社会の独自性― 四三七
第三章 ヨーロッパ拷問展―人類の権利・自由を考える― 四四一
第四章 『拷問の歴史―ヨーロッパ中世博物館』出版記念講演 四六四
第五章 弁護士倫理のあたらしい在り方について 四七九
第一款 はじめに 四七九
第二款 弁護士の懲戒・綱紀制度 四七九
第三款 最近の懲戒・綱紀制度の運用 四八三
第四款 懲戒事件の内容 四九一
第五款 弁護士倫理の変容 四九三
第六款 おわりに 四九九
第六章 弁護士倫理研修 四九九
第一款 平成一一年度倫理研修 四九九
第二款 平成一二年度倫理研修 五〇七
事項索引