浅田和茂先生古稀祝賀論文集 [上巻]
[編集委員]井 田良/井上宜裕/白取祐司/高田昭正/松宮孝明/山口厚
定価:27,500円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2016年10月01日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
994頁 -
ISBN:
978-4-7923-5189-2
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内容紹介
目 次
はしがき
当罰性、要罰性、犯罪体系ヴォルフガング・フリッシュ(1)
前構成要件的目的達成意思ないし行為意思と故意・過失及び責任能力
―刑法における主観的ないし行為者的なもの3伊 東 研 祐(49)
危険の現実化論について―注意規範の保護目的との関連で
安 達 光 治(61)
刑法上の使用者責任に関する序論的考察
―いわゆるモビングの事例を素材に岩 間 康 夫(81)
違法の統一性の一断面橋 田 久(107)
回避・退避義務再論山 口 厚(125)
防衛行為の相当性に関する一考察岡 本 昌 子(143)
救助のための拷問、再び飯 島 暢(161)
フランス緊急避難論の現状井 上 宜 裕(179)
加虐的行為事例における承諾と危険引受け塩 谷 毅(195)
刑事責任の実体と認定小 田 直 樹(215)
責任と決定論についての小考中 村 悠 人(239)
責任能力と自由意志論川 口 浩 一(259)
妄想性障害と責任能力―責任能力の体系的地位にも関連させて
岡 上 雅 美(281)
窃盗症(クレプトマニア)・摂食障害と刑事責任城 下 裕 二(299)
実行行為開始後の責任能力低下について
―3つの解決策とその役割分担安 田 拓 人(321)
危険運転致死傷罪の酩酊・病気類型と原因において自由な行為
葛 原 力 三(343)
刑法における責任事情の錯誤松 原 芳 博(359)
医療事故調査制度と医師の刑事責任松 原 久 利(377)
実行の着手について武 田 誠(403)
中止行為の規範論的基礎づけ高 橋 則 夫(419)
中止犯規定は単なる「量刑規定」か?野 澤 充(433)
身分なき故意ある道具松 生 光 正(451)
共同正犯と狭義の共犯十 河 太 朗(483)
共犯の因果性と抽象的事実の錯誤
―「重なり合い」の標準について佐久間 修(495)
自らに向けられた殺害行為が無辜の第三者に及んだ場合の犯罪関与者の責任―Gnango事件を視座としたイギリス共犯責任論に関する一考察
坂 本 学 史(511)
科刑上一罪の処断刑としての「その最も重い刑」(刑法54条1項)
の意義について本 田 稔(531)
終末期の意思決定と自殺幇助―各国の動向分析甲 斐 克 則(545)
自殺関与の不処罰性―ドイツにおける新たな制限
アルビン・エーザー(567)
ドイツにおける臨死介助と自殺関与罪の立法の経緯について
山 中 敬 一(611)
臨死介助協会と自殺援助処罰法―ドイツおよびスイスの現状
只 木 誠(647)
暴行への途中関与と刑法207条豊 田 兼 彦(667)
刑法207条の研究―同時傷害の特例?玄 守 道(683)
いわゆる「中間類型としての危険運転致死傷罪」および
過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪について
―アルコール影響類型を中心に永 井 善 之(709)
ドイツ強要罪における非難性条項(Verwerflichkeitsklausel)について
金 澤 真 理(729)
被害者の意思侵害要件の展開
―強姦罪における暴行・脅迫要件を題材として嘉 門 優(743)
振込め詐欺に利用された口座からの払戻しと財産犯
松 宮 孝 明(765)
犯罪行為に利用されている自己名義の預金口座からの払戻しと
財産犯の成否―東京高裁平成25年9月4日判決を素材として
金 子 博(785)
感情の刑法的保護について―宗教に関する罪における保護法益
内 海 朋 子(807)
人種差別表現規制の法益としての人間の尊厳金 尚 均(821)
風営法裁判と法益保護の原則髙 山 佳奈子(839)
証券犯罪の保護法益と制度的法益の刑法的保護について
―不公正取引の規制に関する罰則規定を中心に神 例 康 博(859)
情報受領者によるインサイダー取引と共犯の成立範囲
平 山 幹 子(877)
詐欺破産罪と破産法270条の関係大 下 英 希(897)
ドイツの相場操縦規制について品 田 智 史(919)
国際的な贈賄に関する問題について佐 川 友佳子(945)
生活保護不正受給の処罰について内 田 博 文(965)
はしがき
当罰性、要罰性、犯罪体系ヴォルフガング・フリッシュ(1)
前構成要件的目的達成意思ないし行為意思と故意・過失及び責任能力
―刑法における主観的ないし行為者的なもの3伊 東 研 祐(49)
危険の現実化論について―注意規範の保護目的との関連で
安 達 光 治(61)
刑法上の使用者責任に関する序論的考察
―いわゆるモビングの事例を素材に岩 間 康 夫(81)
違法の統一性の一断面橋 田 久(107)
回避・退避義務再論山 口 厚(125)
防衛行為の相当性に関する一考察岡 本 昌 子(143)
救助のための拷問、再び飯 島 暢(161)
フランス緊急避難論の現状井 上 宜 裕(179)
加虐的行為事例における承諾と危険引受け塩 谷 毅(195)
刑事責任の実体と認定小 田 直 樹(215)
責任と決定論についての小考中 村 悠 人(239)
責任能力と自由意志論川 口 浩 一(259)
妄想性障害と責任能力―責任能力の体系的地位にも関連させて
岡 上 雅 美(281)
窃盗症(クレプトマニア)・摂食障害と刑事責任城 下 裕 二(299)
実行行為開始後の責任能力低下について
―3つの解決策とその役割分担安 田 拓 人(321)
危険運転致死傷罪の酩酊・病気類型と原因において自由な行為
葛 原 力 三(343)
刑法における責任事情の錯誤松 原 芳 博(359)
医療事故調査制度と医師の刑事責任松 原 久 利(377)
実行の着手について武 田 誠(403)
中止行為の規範論的基礎づけ高 橋 則 夫(419)
中止犯規定は単なる「量刑規定」か?野 澤 充(433)
身分なき故意ある道具松 生 光 正(451)
共同正犯と狭義の共犯十 河 太 朗(483)
共犯の因果性と抽象的事実の錯誤
―「重なり合い」の標準について佐久間 修(495)
自らに向けられた殺害行為が無辜の第三者に及んだ場合の犯罪関与者の責任―Gnango事件を視座としたイギリス共犯責任論に関する一考察
坂 本 学 史(511)
科刑上一罪の処断刑としての「その最も重い刑」(刑法54条1項)
の意義について本 田 稔(531)
終末期の意思決定と自殺幇助―各国の動向分析甲 斐 克 則(545)
自殺関与の不処罰性―ドイツにおける新たな制限
アルビン・エーザー(567)
ドイツにおける臨死介助と自殺関与罪の立法の経緯について
山 中 敬 一(611)
臨死介助協会と自殺援助処罰法―ドイツおよびスイスの現状
只 木 誠(647)
暴行への途中関与と刑法207条豊 田 兼 彦(667)
刑法207条の研究―同時傷害の特例?玄 守 道(683)
いわゆる「中間類型としての危険運転致死傷罪」および
過失運転致死傷アルコール等影響発覚免脱罪について
―アルコール影響類型を中心に永 井 善 之(709)
ドイツ強要罪における非難性条項(Verwerflichkeitsklausel)について
金 澤 真 理(729)
被害者の意思侵害要件の展開
―強姦罪における暴行・脅迫要件を題材として嘉 門 優(743)
振込め詐欺に利用された口座からの払戻しと財産犯
松 宮 孝 明(765)
犯罪行為に利用されている自己名義の預金口座からの払戻しと
財産犯の成否―東京高裁平成25年9月4日判決を素材として
金 子 博(785)
感情の刑法的保護について―宗教に関する罪における保護法益
内 海 朋 子(807)
人種差別表現規制の法益としての人間の尊厳金 尚 均(821)
風営法裁判と法益保護の原則髙 山 佳奈子(839)
証券犯罪の保護法益と制度的法益の刑法的保護について
―不公正取引の規制に関する罰則規定を中心に神 例 康 博(859)
情報受領者によるインサイダー取引と共犯の成立範囲
平 山 幹 子(877)
詐欺破産罪と破産法270条の関係大 下 英 希(897)
ドイツの相場操縦規制について品 田 智 史(919)
国際的な贈賄に関する問題について佐 川 友佳子(945)
生活保護不正受給の処罰について内 田 博 文(965)