現代憲法25講
片上孝洋 編著
定価:3,520円(税込)-
在庫:
在庫があります -
発行:
2020年04月20日
-
判型:
A5判並製 -
ページ数:
374頁 -
ISBN:
978-4-7923-0665-6
内容紹介
目 次
はしがき
凡 例
第1講 憲法総論片上孝洋……1
第1節 憲法と国家(1)
第2節 憲法の概念と特質(3)
第3節 憲法の法源(11)
第2講 日本憲法史と日本国憲法の基本原理片上孝洋……13
第1節 大日本帝国憲法(13)
第2節 日本国憲法(19)
第3節 日本国憲法の基本原理(22)
第3講 国民主権と象徴天皇制片上孝洋……26
第1節 国民主権(26)
第2節 象徴天皇制(29)
第4講 平和主義岡田大助……39
第1節 平和主義条項の意義(40)
第2節 平和的生存権(41)
第3節 憲法9条の解釈における争点(42)
第4節 各種法制度の課題(48)
第5講 人権とは何か・人権の体系秋葉丈志……54
第1節 はじめに:人権とは(54)
第2節 日本国憲法と人権(55)
第3節 人権の類型化とその意義(57)
第4節 人権の制約と違憲審査基準(63)
第5節 人権条項の拡張解釈による「新しい人権」の保障(65)
第6講 人権の享有主体秋葉丈志……68
第1節 外国人(68)
第2節 天皇・皇族(74)
第3節 法 人(75)
第4節 特別権力関係(78)
第5節 私人間効力(80)
第7講 人権の制約原理藤井正希……82
第1節 人権の制約原理としての“公共の福祉”(82)
第2節 「公共の福祉」に関する学説の展開(84)
第3節 比較衡量論(87)
第4節 二重の基準論(89)
第8講 私人相互間における人権保障片上孝洋……95
第1節 人権問題と憲法(95)
第2節 憲法の人権規定の私人間効力に関する学説(99)
第3節 憲法の人権規定の私人間効力に関する主な判例(100)
第4節 間接適用説の問題点と人権の私人間効力の再検討(104)
第9講 幸福追求権と新しい人権片上孝洋……108
第1節 個人の尊厳と幸福追求権(108)
第2節 新しい人権の根拠と幸福追求権の射程(111)
第3節 幸福追求権から導き出される人権(114)
第10講 法の下の平等片上孝洋……123
第1節 平等の理念(123)
第2節 法の下の平等と平等権(125)
第3節 平等違反の審査方法(127)
第4節 列挙事由の内容(128)
第5節 平等原則の具体化(130)
第6節 判例に見る平等問題(132)
第11講 思想良心の自由・信教の自由・学問の自由竹嶋千穂……137
第1節 思想及び良心の自由(137)
第2節 信教の自由(141)
第3節 学問の自由(147)
第12講 表現の自由藤井正希……151
第1節 表現の自由とは?(151)
第2節 表現の自由に対する制約(155)
第3節 判例研究 ― 立川反戦ビラ配布事件(157)
第4節 ヘイトスピーチ規制について(161)
第13講 経済的自由秋葉丈志……165
第1節 経済的自由とは(165)
第2節 職業選択の自由,営業の自由 (167)
第3節 移動の自由(172)
第4節 財産権(174)
第14講 生存権藤井正希……180
第1節 生存権とは?(180)
第2節 生存権の憲法解釈(183)
第3節 生存権の判例(187)
第4節 ベーシック・インカム導入の是非(191)
第15講 教育の自由と教育を受ける権利藤井正希……194
第1節 教育の自由とは?(194)
第2節 教育を受ける権利とは?(197)
第3節 教育勅語を復活!?(204)
第16講 労働基本権藤井正希……207
第1節 労働基本権とは?(207)
第2節 公務員の労働基本権(211)
第3節 労働基本権の充実のために
――“大きな政府”の再評価を――(216)
第17講 人身の自由秋葉丈志……220
第1節 人身の自由と適正手続(220)
第2節 刑事手続に関わる諸権利(224)
第3節 刑事手続に関する今日的課題(230)
第4節 刑事手続以外における人身の拘束(232)
第18講 国務請求権と参政権岡田大助……235
第1節 国務請求権と参政権の意義(235)
第2節 国務請求権の概要(236)
第3節 参政権の概要(240)
第4節 民主的社会を目指して(249)
第19講 国 会岡田大助……250
第1節 国会の組織(250)
第2節 国会議員の定数と選挙(254)
第3節 国会の権能(255)
第4節 議院の権能(259)
第5節 参議院の存在意義(260)
第6節 政党とねじれ国会(262)
第20講 内 閣岡田大助……266
第1節 行政権と内閣(266)
第2節 議院内閣制の意義(267)
第3節 内閣の構成(270)
第4節 内閣の権能(272)
第5節 内閣総理大臣の権能(277)
第6節 閣議における多数決(279)
第21講 裁判所髙島 穣……282
第1節 司法権の範囲と限界(282)
第2節 司法権の内在的制約の問題とされる事項(283)
第3節 外在的制約とされるもの(286)
第4節 司法権の独立(292)
第5節 裁判員制度(294)
第22講 違憲審査制髙島 穣……298
第1節 違憲審査権のタイプと誕生に至る歴史的背景(298)
第2節 付随的審査制から導かれる諸原則(303)
第3節 違憲審査権の対象(304)
第4節 違憲判決の効力(306)
第5節 違憲判断の方法(306)
第6節 日本国憲法下での「コートパッキングプラン」の
評価(309)
第23講 財政民主主義片上孝洋……313
第1節 財政民主主義(313)
第2節 租税法律主義(315)
第3節 国費の支出と国会の議決(319)
第4節 財政監督制度(322)
第24講 地方自治片上孝洋……327
第1節 地方自治の意義(327)
第2節 地方公共団体とは(330)
第3節 地方公共団体の権能(333)
第4節 住民の権利(338)
第25講 憲法の保障藤井正希……341
第1節 憲法の保障とは?(341)
第2節 具体的な憲法保障(342)
第3節 憲法改正(349)
事項索引355
はしがき
凡 例
第1講 憲法総論片上孝洋……1
第1節 憲法と国家(1)
第2節 憲法の概念と特質(3)
第3節 憲法の法源(11)
第2講 日本憲法史と日本国憲法の基本原理片上孝洋……13
第1節 大日本帝国憲法(13)
第2節 日本国憲法(19)
第3節 日本国憲法の基本原理(22)
第3講 国民主権と象徴天皇制片上孝洋……26
第1節 国民主権(26)
第2節 象徴天皇制(29)
第4講 平和主義岡田大助……39
第1節 平和主義条項の意義(40)
第2節 平和的生存権(41)
第3節 憲法9条の解釈における争点(42)
第4節 各種法制度の課題(48)
第5講 人権とは何か・人権の体系秋葉丈志……54
第1節 はじめに:人権とは(54)
第2節 日本国憲法と人権(55)
第3節 人権の類型化とその意義(57)
第4節 人権の制約と違憲審査基準(63)
第5節 人権条項の拡張解釈による「新しい人権」の保障(65)
第6講 人権の享有主体秋葉丈志……68
第1節 外国人(68)
第2節 天皇・皇族(74)
第3節 法 人(75)
第4節 特別権力関係(78)
第5節 私人間効力(80)
第7講 人権の制約原理藤井正希……82
第1節 人権の制約原理としての“公共の福祉”(82)
第2節 「公共の福祉」に関する学説の展開(84)
第3節 比較衡量論(87)
第4節 二重の基準論(89)
第8講 私人相互間における人権保障片上孝洋……95
第1節 人権問題と憲法(95)
第2節 憲法の人権規定の私人間効力に関する学説(99)
第3節 憲法の人権規定の私人間効力に関する主な判例(100)
第4節 間接適用説の問題点と人権の私人間効力の再検討(104)
第9講 幸福追求権と新しい人権片上孝洋……108
第1節 個人の尊厳と幸福追求権(108)
第2節 新しい人権の根拠と幸福追求権の射程(111)
第3節 幸福追求権から導き出される人権(114)
第10講 法の下の平等片上孝洋……123
第1節 平等の理念(123)
第2節 法の下の平等と平等権(125)
第3節 平等違反の審査方法(127)
第4節 列挙事由の内容(128)
第5節 平等原則の具体化(130)
第6節 判例に見る平等問題(132)
第11講 思想良心の自由・信教の自由・学問の自由竹嶋千穂……137
第1節 思想及び良心の自由(137)
第2節 信教の自由(141)
第3節 学問の自由(147)
第12講 表現の自由藤井正希……151
第1節 表現の自由とは?(151)
第2節 表現の自由に対する制約(155)
第3節 判例研究 ― 立川反戦ビラ配布事件(157)
第4節 ヘイトスピーチ規制について(161)
第13講 経済的自由秋葉丈志……165
第1節 経済的自由とは(165)
第2節 職業選択の自由,営業の自由 (167)
第3節 移動の自由(172)
第4節 財産権(174)
第14講 生存権藤井正希……180
第1節 生存権とは?(180)
第2節 生存権の憲法解釈(183)
第3節 生存権の判例(187)
第4節 ベーシック・インカム導入の是非(191)
第15講 教育の自由と教育を受ける権利藤井正希……194
第1節 教育の自由とは?(194)
第2節 教育を受ける権利とは?(197)
第3節 教育勅語を復活!?(204)
第16講 労働基本権藤井正希……207
第1節 労働基本権とは?(207)
第2節 公務員の労働基本権(211)
第3節 労働基本権の充実のために
――“大きな政府”の再評価を――(216)
第17講 人身の自由秋葉丈志……220
第1節 人身の自由と適正手続(220)
第2節 刑事手続に関わる諸権利(224)
第3節 刑事手続に関する今日的課題(230)
第4節 刑事手続以外における人身の拘束(232)
第18講 国務請求権と参政権岡田大助……235
第1節 国務請求権と参政権の意義(235)
第2節 国務請求権の概要(236)
第3節 参政権の概要(240)
第4節 民主的社会を目指して(249)
第19講 国 会岡田大助……250
第1節 国会の組織(250)
第2節 国会議員の定数と選挙(254)
第3節 国会の権能(255)
第4節 議院の権能(259)
第5節 参議院の存在意義(260)
第6節 政党とねじれ国会(262)
第20講 内 閣岡田大助……266
第1節 行政権と内閣(266)
第2節 議院内閣制の意義(267)
第3節 内閣の構成(270)
第4節 内閣の権能(272)
第5節 内閣総理大臣の権能(277)
第6節 閣議における多数決(279)
第21講 裁判所髙島 穣……282
第1節 司法権の範囲と限界(282)
第2節 司法権の内在的制約の問題とされる事項(283)
第3節 外在的制約とされるもの(286)
第4節 司法権の独立(292)
第5節 裁判員制度(294)
第22講 違憲審査制髙島 穣……298
第1節 違憲審査権のタイプと誕生に至る歴史的背景(298)
第2節 付随的審査制から導かれる諸原則(303)
第3節 違憲審査権の対象(304)
第4節 違憲判決の効力(306)
第5節 違憲判断の方法(306)
第6節 日本国憲法下での「コートパッキングプラン」の
評価(309)
第23講 財政民主主義片上孝洋……313
第1節 財政民主主義(313)
第2節 租税法律主義(315)
第3節 国費の支出と国会の議決(319)
第4節 財政監督制度(322)
第24講 地方自治片上孝洋……327
第1節 地方自治の意義(327)
第2節 地方公共団体とは(330)
第3節 地方公共団体の権能(333)
第4節 住民の権利(338)
第25講 憲法の保障藤井正希……341
第1節 憲法の保障とは?(341)
第2節 具体的な憲法保障(342)
第3節 憲法改正(349)
事項索引355