法思想史入門
西村清貴 著
定価:2,200円(税込)-
在庫:
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発行:
2020年09月01日
-
判型:
A5判並製 -
ページ数:
196頁 -
ISBN:
978-4-7923-0673-1
内容紹介
《目 次》
はじめに(i)
1 プラトン 1
1 生涯と著作 (1)
2 ピュシスとノモス (3)
3 善き生 (5)
4 善き宇宙 (10)
2 アリストテレス 13
1 生涯と著作 (13)
2 目的論的自然観 (15)
3 最高善としての幸福 (17)
4 徳 (19)?
5 最善の活動としての観想 (21)
3 ストア派 23
1 ストア派の概略 (24)
2 論理学・自然学・倫理学 (26)
3 親近性と徳 (28)
4 アウグスティヌス 31
1 生涯と著作 (31)
2 原罪の思想 (32)
3 永久法と自然法 (35)
5 トマス・アクィナス 38
1 生涯と著作 (39)
2 アリストテレス哲学の受容 (40)
3 人間の目的としての幸福 (41)
4 永久法・自然法・人定法・神法 (44)
5 古典的自然法論の後退 (47)
6 トマス・ホッブズ 53
1 生涯と著作 (53)
2 機械論的自然観と宗教観 (55)
3 自然状態・自然権・自然法 (56)
4 国家の成立 (59)
5 生命の防衛 (62)
7 ジョン・ロック 64
1 生涯と著作 (64)
2 神学的パラダイム (65)
3 自然状態とプロパティ (67)
4 政治社会の成立 (69)
5 抵抗権 (70)
8 ジャン?ジャック・ルソー 74
1 生涯と著作 (74)
2 野生人と自然状態 (76)
3 社会契約と自由 (79)
4 社会契約と一般意志 (81)
5 一般意志と人民集会 (83)
9 ジェレミー・ベンサム 85
1 生涯と著作 (85)
2 功利性の原理とエンティティ (87)
3 パノミオン (89)
4 自然権、コモン・ロー批判 (90)
10 イマニエル・カント 92
1 生涯と著作 (92)
2 目的論的自然観の追放 (93)
3 義務と法則 (95)
4 法と道徳 (99)
5 自由の調和的両立はいかにして可能か (102)
6 目的論の再導入 (105)
7 理性の公的な利用 (106)
11 G・W・F・ヘーゲル 108
1 生涯と著作 (108)
2 自由な意思の自己展開としての法 (112)
3 抽象的な法と道徳 (115)
4 人倫 (116)
5 ヘーゲル学派とカール・マルクス? (123)
12 フリードリヒ・カール・フォン・サヴィニー 125
1 生涯と著作 (125)
2 法典論争 (127)
3 実定法の成立 (131)
4 歴史と哲学 (133)
5 サヴィニーとヘーゲル (136)
13 サヴィニー以後のドイツ法学 138
1 概念法学 (138)
2 ゲルマニストおよび社会学的法学 (140)
14 ハンス・ケルゼン143
1 生涯と著作 (143)
2 純粋法学の目的と法実証主義 (146)
3 強制としての法 (150)
4 法の段階構造 (153)
15 ナチス・ドイツと再生自然法論 158
1 ラートブルフ・テーゼ (158)
2 再生自然法論 (160)
3 法実証主義の責任? (162)
16 現代の法思想164
法思想史関連年表 171
主要参考文献 173
索引 181