《目　次》

はしがき　ⅰ
凡例　ⅸ
参考文献　ⅹ

第1部　刑法の基礎理論

第1章　刑法の基礎理論　3
第1節　刑法の基本原理　3
　Ⅰ．刑法の特徴　3
　Ⅱ．法規範　7
　Ⅲ．学派の争い　12
第2節　罪刑法定主義　19
　Ⅰ．総説　19
　Ⅱ．罪刑法定主義の内容（派生原則）　20
第3節　刑法の適用範囲　41
　Ⅰ．総説　41
　Ⅱ．適用範囲　41
　Ⅲ．特別法　49


第2部　犯罪論

第2章　犯罪論総説　53
第4節　犯罪論総説　53
　Ⅰ．犯罪概念　53
　Ⅱ．犯罪成立の認定過程　55
　Ⅲ．行為論　57

第3章　構成要件　61
第5節　構成要件論概論　61
　Ⅰ．構成要件の意義と機能　61
　Ⅱ．構成要件の要素　62
第6節　因果関係　71
　Ⅰ．総説　71
　Ⅱ．条件関係とその問題点　72
　Ⅲ．相当因果関係とその問題点　77
　Ⅳ．危険の現実化説（客観的帰属論）の採用とその推進　87
第7節　故意　96
　Ⅰ．総　説　96
　Ⅱ．故意論における問題点　98
第8節　事実の錯誤　108
　Ⅰ．総説　108
　Ⅱ．具体的事実の錯誤（同一構成要件内の錯誤）　110
　Ⅲ．抽象的事実の錯誤（異なった構成要件間の錯誤）　115
　Ⅳ．因果関係の錯誤　123

第4章　違法性　127
第9節　違法性論概論　127
　Ⅰ．違法性の概念　127
　Ⅱ．違法性阻却の原理　137
第10節　正当行為　139
　Ⅰ．総説　139
　Ⅱ．正当行為　139
第11節　正当防衛　142
　Ⅰ．総説　142
　Ⅱ．正当防衛　144
　Ⅲ．過剰防衛　165
　Ⅳ．誤想防衛と誤想過剰防衛　170
　Ⅴ．特別法　170
第12節　緊急避難　173
　Ⅰ．総説　173
　Ⅱ．緊急避難　173
　Ⅲ．過剰避難・誤想避難・誤想過剰避難・自招避難　186
　Ⅳ．特別法　187
第13節　被害者の承諾（同意）と超法規的違法性阻却事由　188
　Ⅰ．総説　188
　Ⅱ．被害者の承諾（同意）　188
　Ⅲ．その他の超法規的違法性阻却事由　201

第5章　責任　204
第14節　責任論概論　204
　Ⅰ．責任主義　204
　Ⅱ．責任の概要　205
第15節　責任能力　207
　Ⅰ．総説　207
　Ⅱ．責任無能力者・限定責任能力者　208
　Ⅲ．原因において自由な行為　215
　Ⅳ．特別法　224
第16節　違法性の意識と違法性の錯誤　231
　Ⅰ．総説　231
　Ⅱ．違法性の意識　231
　Ⅲ．違法性の錯誤（法律の錯誤）　234
　Ⅳ．誤想防衛と誤想過剰防衛　242
第17節　適法行為の期待可能性　249
　Ⅰ．総説　249
　Ⅱ．期待可能性　249

第6章　不作為犯・過失犯　252
第18節　不作為犯　252
　Ⅰ．総説　252
　Ⅱ．作為義務　255
　Ⅲ．不作為犯の類型　259
第19節　過失犯　266
　Ⅰ．総説　266
　Ⅱ．注意義務　266
　Ⅲ．信頼の原則　278
　Ⅳ．過失の競合と管理・監督過失　281
　Ⅴ．結果的加重犯　290

第7章　未遂犯　292
第20節　未遂犯論概論　292
　Ⅰ．総説　292
　Ⅱ．実行の着手　294
　Ⅲ．早すぎた構成要件の実現　311
　Ⅳ．特別法　315
第21節　不能犯　317
　Ⅰ．総説　317
　Ⅱ．不能犯と未遂犯の区別　318
　Ⅲ．判例・学説の評価　326
第22節　中止犯　329
　Ⅰ．総説　329
　Ⅱ．中止犯の要件　330
　Ⅲ．予備・陰謀の中止　340

第8章　共　犯　341
第23節　共犯論概論　341
　Ⅰ．総説　341
　Ⅱ．共犯の概念　341
第24節　共同正犯　351
　Ⅰ．総説　351
　Ⅱ．共同正犯　351
　Ⅲ．共同正犯の諸問題　354
　Ⅳ．特別法　364
第25節　教唆犯・幇助犯　366
　Ⅰ．総説　366
　Ⅱ．教唆犯　366
　Ⅲ．幇助犯（従犯）　370
　Ⅳ．特別法　375
第26節　間接正犯　376
　Ⅰ．総説　376
　Ⅱ．間接正犯　376
　Ⅲ．共同正犯・狭義の共犯・間接正犯の区別　384
第27節　共犯の諸問題　390
　Ⅰ．共犯の諸問題　390

第9章　罪数　418
第28節　罪数　418
　Ⅰ．総説　418
　Ⅱ．罪数　418


第3部　刑罰論

第10章　刑罰論　437
第29節　刑罰論概論　437
　Ⅰ．総説　437
　Ⅱ．刑罰論　439
第30節　刑の適用と執行　444
　Ⅰ．刑の適用　444
　Ⅱ．刑の執行　447
第31節　保安処分　460
第32節　補論　461

事項索引　464
判例索引　471