法学入門

法学入門

堅田研一 編
定価:1,980円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2023年03月25日
  • 判型:
    A5判並製
  • ページ数:
    176頁
  • ISBN:
    978-4-7923-0713-4
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内容紹介

《目 次》

はしがき  ⅰ
この本のめざすところと構成  ⅴ
判例の表記の仕方と、本書で引用した判例の一覧  ⅺ

第1章 法学へのイントロダクション   1
 1.社会のルールと法のルール   1
 2.違法行為には二種類ある   3
 3.二種類の違法行為と二種類の法的責任   4
 4.裁判制度について   4

第2章 法制度の概略   7
 1.立法、司法、行政   7
 2.事例に戻ろう   9
 3.民法と刑法   12
 4.実体法と手続法   13
 5.行政、および行政法   13
 6.違憲審査権   15

第3章 民事事件と刑事事件   19
 1.民事事件と刑事事件   19
 2.民事訴訟   21
 3.刑事訴訟   26
 4.契約に関する事例   29

第4章 法の解釈   33
 1.具体的事例を基に   33
 2.民法の解釈と刑法の解釈   36
 3.解釈の技法   37

第5章 近代の国家と法   41
 1.近代市民社会   41
 2.ジョン・ロックの理論   42
 3.立憲主義   46
 4.自然状態と市場社会   47

第6章 近代における経済の展開と国家   51
 1.経済発展と市場   51
 2.市場社会と貧富の差の発生、資本主義社会におけるその拡大   52
 3.夜警国家(自由国家、消極国家)から福祉国家(社会国家、積極国家)へ   53
 4.福祉国家とは何か   54

第7章 近代市民法の基本原則   57
 1.近代市民法の基本原則   57
 2.意思表示   60
 3.意思の不存在   61
 4.意思表示の瑕疵   64

第8章 物権と債権   69
 1.民法(財産法)の基本的な構造   69
 2.物権と債権   70
 3.動産と不動産、登記   72
 4.不動産の二重譲渡   74
 5.抵当権について   75

第9章 近代市民法の原則の修正   79
 1.近代市民法原則の修正と社会権   79
 2.修正の内容   79

第10章 刑法の基本的な考え方   91
 1.刑法・刑罰の働き・目的は何か   91
 2.刑法における重要な原理:罪刑法定主義、法益保護   99
 3.犯罪論体系について   107
 |コラム|◆自由刑の単一化:「懲役」「禁錮」から「拘禁刑」へ◆   114

第11章 法源について   117
 1.法源とは何か   117
 2.制定法   118
 3.契約及び自治法規   121
 4.慣習法   122
 5.判例法   123
 6.条理   124

第12章 判例とは何か   129
 1.憲法の事例   129
 2.民事法の事例   131

第13章 訴訟制度   135
 1.訴訟の意義と種類   136
 2.訴訟の主体   138
 3.訴訟の対象   140
 4.訴訟の開始   142
 5.訴訟の審理と判決   144
 6.上訴   147

事項索引   151