《目　次》

緒言

第１部　ゼロからの民法入門　

Ⅰ　法律の勉強のしかた　3

Ⅱ　「民法」とは何か　19

Ⅲ　日本民法の成り立ち　29

第２部　民法概論（教養民法）　

第1章　「人」に関する法律関係　35

Ⅰ　なぜ「人」を取り扱うか―権利主体　35

Ⅱ　「意思能力」・「行為能力」という捉え方　42

Ⅲ　「意思表示」と「法律行為」という概念　48

Ⅳ　人を「代理」する　58

Ⅴ　「法人」―もう一つの「人」　66

第2章　「所有」をめぐる法律関係　69

Ⅰ　「所有」の保障と所有権の内容　69

Ⅱ　不動産の売買　84

Ⅲ　動産の売買　91

Ⅳ　所有権以外の物権　96

第3章　「契約」の成立と債権保護のしくみ　104

Ⅰ　「契約」が成立するとどうなる？　104

Ⅱ　債務不履行　111

Ⅲ　損害賠償　116

Ⅳ　解除　119

Ⅴ　履行の確保（責任財産の保全）　124

Ⅵ　双務契約における牽連関係　134

Ⅶ　債権譲渡と債務引受　138

Ⅷ　債権の消滅　145

Ⅸ　有価証券　159

Ⅹ　各種の契約　163

第4章　法律による債権の発生　192

Ⅰ　事務管理　192

Ⅱ　不当利得　196

第5章　債権を「担保」する制度　203

Ⅰ　担保法概説　203

Ⅱ　抵当権　206

Ⅲ　質権　226

Ⅳ　「不動産」権利移転型担保（非典型担保）　230

Ⅴ　「動産・債権」権利移転型担保（非典型担保）　237

Ⅵ　法定の担保物権　245

Ⅶ　人的担保制度　251

第6章　民事「責任」制度　258

Ⅰ　一般不法行為　258

Ⅱ　特殊の不法行為　269

Ⅲ　特別法上の不法行為　273

第7章　「時」の経過による権利の変動　276

Ⅰ　時効法総則　276

Ⅱ　取得時効と消滅時効　284

第8章　親族間の法律関係　286

Ⅰ　家族と親族　286

Ⅱ　審判・調停・人事訴訟　289

Ⅲ　婚姻　291

Ⅳ　離婚　296

Ⅴ　親子―実子　300

Ⅵ　親子―養子　304

Ⅶ　親権　308

Ⅷ　後見　311

第9章　相続をめぐる法律関係　312

Ⅰ　相続の開始と相続人　312

Ⅱ　相続の効力　317

Ⅲ　相続の承認と放棄　324

Ⅳ　遺言　328

Ⅴ　配偶者の居住する権利　335

Ⅵ　遺留分　340

事項索引　343

判例索引　348

条文索引　351