算数・数学って怖くない〔増補版〕

算数・数学って怖くない〔増補版〕

正田 良 編著
定価:2,420円(税込)
  • 在庫:
    在庫があります
  • 発行:
    2011年06月01日
  • 判型:
    A5版並製
  • ページ数:
    232頁
  • ISBN:
    978-4-7923-8065-6
申込リストに入れる

内容紹介

目   次
 はしがき
Ⅰ プリント創りから入る授業構想…1
1 授業の話題を見つけるために…2
1.1 伝えたいことの素材を選ぶ  2
1.2 テレビの予告編に学ぶ  8
1.3 プロの道具に学ぶ  10
1.4 一枚に構成よく収める  14
2 教科書からのプリント創り…18
2.1 教科書を開かせるとき,開かせないとき  18
2.2 見開きが授業 1 回  19
2.3 線分と半直線  20
2.4 因数分解の導入から  25
3 学習指導案を作る…30
3.1 授業の第 3 のメディア  30
3.2 子どもを予想する  35
3.3 ことばでまとめることの是非  36
3.4 子どもが主役  38
3.5 おもしろさを見つけるアンテナ  39
Ⅱ 算数・数学の授業を創る…43
1 授業計画を作る…44
1.1 やってみたい授業からの発想  44
1.2 見開きの工夫  45
1.3 学期の区切り  48
1.4 教材の系列  49
1.5 中単元の名前  51
1.6 中単元の内容  52
1.7 補助的なアプローチ  55
2 低学年での授業創り…57
2.1 基礎・基本を重視した授業例  57
2.2 興味・関心・意欲を目指す授業例  61
2.3 算数科のよい授業とは  66
3 子どもにとってリアリティある学びを紡ぐために…75
3.1 「人当てマジック」で遊ぶ  75
3.2 現実問題に対処できる数学力養成を提起した
 OECD/PISA  76
3.3 変装タレントを探せ!  77
3.4 変装タレント探しを「数学する」  79
3.5 人はいかにして難問に対処してきたか
    ―PISA の 2 つのプロセス  85
3.6 『生きるための知識と技能』としての
 数学力を育むために  86
3.7 紙製コンピュータを創る  87
3.8 数学文化を問い直し,21 世紀の早い時期に基調の転換を  91
4 サークルでのゲーム作り…95
4.1 ゲーム N  95
4.2 ゲーム K  97
4.3 ゲーム S  99
4.4 ゲームの補足  100
4.5 ゲームと学習  107
5 社会と結びつくアンテナを持とう…110
5.1 現実世界と結びついた数学の授業を作る意味  110
5.2 地球環境問題を数学で考える授業  113
5.3 授業・教材を考える視点  125
6 教具を創る…128
6.1 小学校の教具  128
6.2 中学校の教具  132
6.3 高校の教具  140
6.4 それぞれの教具の作りかた  142
7 実験をしよう!…153
7.1 味覚を使う数学の実験  153
7.2 投げ上げの実験(2 次関数)  154
7.3 高さの測量(三角比)  159
7.4 コマを作る(三角形の重心)  162
7.5 塩の幾何学(三角形の内心・外心,二次曲線)  164
7.6 何センチのすきまができるか(三平方の定理)  167
7.7 おわりに  168
8 子どもの作品に注目する…171
8.1 子どもの作品に注目する意義  171
8.2 数学の作品作りの事例  172
8.3 作品創りは,教室の文化作りから  179
9 評価と授業計画…188
9.1 指導に生かす評価  188
9.2 テストを作る  190
9.3 指導要録での 4 つの観点  191
9.4 多次元量としての評価  192
9.5 テスト作りのコツ  194
Ⅲ 授業の背景へのメモ…197
1 教科書の相対的な位置…198
1.1 教育課程上の位置(小学校)  198
1.2 教育課程上の位置(中学校)  199
1.3 学年配当の変化  199
2 歴史的時間の軸…201
2.1 黒表紙の時代  201
2.2 形式陶冶の否定  202
2.3 緑表紙の時代  203
2.4 水色表紙の時代  204
2.5 生活単元学習  205
2.6 系統学習  205
2.7 現代化とその後  206
2.8 「ゆとり」と個性化  206
2.9 国際数学教育調査  207
2.10 完全週休 2 日制と学力低下の懸念  208
2.11 第三の波  209
3 同僚と伸ばす研究と実践…210
3.1 サークルに参加しよう  210
3.2 模擬授業に関する相互評価の事例  214
 語 彙 集
 索  引


コラム目次
1 ファン・ヒーレの理論  21
2 評価の観点  41
3 算数的活動  42
4 ピアジェの発達段階  42
5 子どもと数学との関係  183
6 パーフォーマンス評価のルーブリック  187
7 公開授業研究会  196