目　　次

はしがき
凡　　例

第1章　生命・身体・自由に対する罪 1
Ⅰ　はじめに 1
Ⅱ　人の生命と胎児の保護 2
Ⅲ　遺棄罪 6
Ⅳ　暴行罪・傷害罪 9
Ⅴ　逮捕監禁罪・略取誘拐罪 12
Ⅵ　強姦罪・強制わいせつ罪 17
Ⅶ　住居侵入罪 21
第2章　名誉・信用・業務に対する罪 31
Ⅰ　はじめに 31
Ⅱ　名誉毀損罪 31
Ⅲ　信用毀損罪 49
第3章　財産犯1（窃盗罪・強盗罪） 59
Ⅰ　はじめに 59
Ⅱ　窃盗罪の諸問題 60
1　客　体　60
2　占　有　62
3　保護法益　66
4　占有の取得　69
5　不法領得の意思　71
Ⅲ　不動産侵奪罪 76
Ⅳ　親族間の犯罪に関する特例 81
Ⅴ　強盗罪の諸問題 83
1　強　取　83
2　不法利得　95
Ⅵ　事後強盗罪 98
Ⅶ　強盗致死傷罪 104
第4章　財産犯2（詐欺罪・恐喝罪） 107
Ⅰ　はじめに 107
Ⅱ　錯　誤 108
Ⅲ　客　体 112
Ⅳ　交付行為 115
Ⅴ　詐欺罪成立の限界 131
Ⅵ　権利行使と財産犯の成否 148
第5章　財産犯3（横領罪・背任罪） 151
Ⅰ　はじめに 151
Ⅱ　横領罪の諸問題 152
1　占　有　152
2　他人の物　156
3　横　領　161
4　共　犯　166
Ⅲ　背任罪の諸問題 171
1　事務処理者　171
2　図利加害目的　174
3　財産上の損害　176
4　共　犯　183
Ⅳ　横領罪と背任罪の区別 186
第6章　財産犯4（その他の財産犯） 197
Ⅰ　はじめに 197
Ⅱ　盗品等に関する罪 198
1　保護法益・罪質　198
2　行為類型　202
3　親族等の間の犯罪　203
Ⅲ　毀棄罪 204
1　文　書　204
2　建造物　206
3　毀　棄　215
第7章　放火罪 219
Ⅰ　はじめに 219
Ⅱ　客　体 219
Ⅲ　放　火 231
Ⅳ　公共の危険 232
第8章　偽造罪 239
Ⅰ　はじめに 239
Ⅱ　文書の意義 240
Ⅲ　偽造の意義 247
Ⅳ　公文書の有形偽造・無形偽造 248
Ⅴ　私文書偽造の諸問題 258
第9章　国家作用に対する罪 275
Ⅰ　はじめに 275
Ⅱ　公務執行妨害罪 276
Ⅲ　公務員職権濫用罪 289
Ⅳ　賄賂罪 305

事項索引 323
判例索引 325