プラクティス法学実践教室Ⅰ[第5版]
高乗正臣/奥村文男 編著
定価:2,640円(税込)-
在庫:
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発行:
2015年03月20日
-
判型:
A5判並製 -
ページ数:
382頁 -
ISBN:
978-4-7923-0574-1
内容紹介
◆目 次◆
はしがき
《法学編》
第1章 法の概念 …3
第1節 法の意義と目的 …3
第1項 法とは何か …3
第2項 法の目的 …6
1 法的安定性(7) 2 具体的妥当性(9)
3 両者の緊張関係(13)
第2節 法と道徳の関係 …16
第1項 法と道徳の共通点と相違点 …16
第2項 法と道徳の相互補完関係 …21
第2章 法の分類 …26
第1節 形式(法源)による分類 …26
第1項 法源(法の淵源)とは何か …26
第2項 成 文 法 …26
1 成文法とは何か(27) 2 成文法の種類(27)
第3項 不 文 法 …31
1 慣 習 法(31) 2 判 例 法(32)
3 条 理(33)
第2節 内容による分類 …34
第1項 行為法と組織法 …34
1 行為法と組織法および裁判規範(34)
第2項 公法と私法と社会法 …36
1 公法と私法の区別,社会法の登場(36)
2 公法・私法・社会法の内容(37)
第3項 国内法と国際法 …38
1 国内法と国際法(国際公法)の違い(38)
2 国内法と条約の関係(39)
第4項 自然法と実定法,実体法と手続法 …40
1 自然法と実定法,実体法と手続法との違い(40)
第3節 効力による分類 …41
第1項 一般法と特別法 …41
1 一般法と特別法の区別(42)
2 一般法と特別法を区別する実益(42)
第2項 強行法と任意法 …43
1 強行法と任意法の区別(44)
2 強行法と任意法の区別の基準(44)
第4節 歴史的成立要因による分類 …45
第1項 固有法と継受法の区別および法の継受 …45
第3章 法の効力 …48
第1節 法の効力 …48
第2節 法の形式的効力--段階的構造 …49
第1項 法の段階的構造 …49
1 各種の国内法の特徴と形式的効力(49)
2 同位の法の効力関係(52)
第2項 憲法と条約 …53
1 二元論と一元論(53)
2 国内法秩序における条約の扱い(54)
第3節 法の効力の範囲 …55
第1項 時に関する効力 …55
1 法の始期(56) 2 法の終期(56)
第2項 人に関する効力 …57
1 属地主義(57) 2 属人主義(58)
3 世界主義(59)
第3項 場所に関する効力 …60
1 領土の範囲(60) 2 国際法上および国内法上の例外(60)
第4章 法の適用と解釈 …62
第1項 法の適用 …62
1 法の適用と解釈の関係(62) 2 法の概念ピラミッド(64)
3 概念法学への批判としてのリアリズム法学(65)
第2項 法の解釈 …67
1 法解釈の必要性(67) 2 法解釈の技法(68)
3 法解釈の用法(75)
第5章 裁判制度 …79
第1節 裁判の意義 …79
第1項 裁判の意味 …79
第2項 民事裁判 …80
第3項 刑事裁判 …83
第2節 裁判所の構成と審級制度 …86
第1項 司法権の範囲 …86
第2項 最高裁判所 …87
第3項 下級裁判所 …89
第4項 審級制度(三審制) …91
第3節 裁判官,検察官および弁護士 …93
第1項 法曹の意味と制度 …93
第2項 裁判官 …94
第3項 検察官 …96
第4項 弁護士 …98
第5項 その他の法律家 …101
第4節 裁判員制度 …103
《民法・刑法編》
第1章 民 法 …111
1 民法とはどのような法律か(111)
第1節 民法の基本原理 …112
1 公共の福祉・信義誠実の原則・権利濫用の禁止(112)
第1項 人・権利能力 …113
1 権利能力(113)
第2項 意思能力 …114
第3項 制限行為能力者制度 …115
1 未成年者(116) 2 成年後見制度(116)
3 補 助(117) 4 保 佐(117) 5 後 見(118)
6 任意後見制度(119)
第4項 法 人 …119
1 法人とは何か(119) 2 法人の種類・設立の要件(120)
3 「団体が権利能力を取得する」ということの意味(121)
第2節 法律行為の意義 …122
1 意思表示と法律行為(122)
2 法律行為の種類(契約・単独行為・合同行為)(123)
第1項 意思表示 …124
1 意思理論-意思表示が有効となる根拠-(124)
2 意思表示が取消となる場合-瑕疵ある意思表示-(126)
第3節 代 理 …128
1 代理制度の意義(128) 2 代理の構造(129)
3 代理の要件(130) 4 代理権の範囲(130)
第1項 無権代理 …133
1 無権代理行為がなされた場合の原則ルール(133)
2 表見代理が成立する場合-無権代理行為がなされた場合の
例外ルール-(134)
第4節 条件・期限・期間 …137
1 条 件(137) 2 期 限(138)
3 期 間(139)
第5節 時 効 …140
1 消滅時効(141) 2 取得時効(142)
3 時効制度総論(143)
第6節 物 権 …145
1 物とは何か(145) 2 物権の意義(146)
3 物権と債権の違い(147)
第1項 物権の種類-所有権と用益物権・担保物権- …148
1 所有権とそれ以外の物権(148)
第2項 用益物権-地上権・永小作権・地役権・
入会権- …149
第3項 担保物権-留置権・先取特権・抵当権・
質権- …150
第4項 約定担保物権-抵当権・質権- …151
1 抵 当 権(151) 2 質 権(151)
第5項 法定担保物権-留置権・先取特権- …152
1 留 置 権(152) 2 先取特権(153)
3 占 有 権(153)
第6項 物権の効力 …154
1 物権の効力(1)--物権的請求権(154)
2 物権の効力(2)--物権の優先的効力(155)
3 物権変動(155)
第7項 法律行為を原因とする物権の変動 …156
1 物権変動に関する意思主義(156)
2 公示の制度と公示の原則(157)
3 公示の原則と優先的効力(158)
第7節 債 権 …161
第1項 債権の発生原因 …162
1 契 約(162)
2 契約以外の原因による債権の発生
-事務管理・不当利得・不法行為-(163)
第2項 債権の種類 …163
1 特定物債権と種類債権(163) 2 金銭債権と非金銭債権(165)
3 与える債務と為す債務(166) 4 結果債務と手段債務(166)
第3項 債務の不履行 …167
1 債務の履行の強制-直接強制・代替執行・間接強制-(167)
2 債務不履行の態様(168) 3 履行遅滞(168)
4 履行不能(169) 5 不完全履行(169)
第4項 損害賠償請求・解除 …170
1 解 除(170)
第5項 債権の消滅 …173
1 弁済-債務の履行-(174) 2 供 託(175)
3 相 殺(176) 4 相殺の要件(177)
5 相殺の方法・効果(178) 6 更改・免除・混同(179)
第6項 債権譲渡 …180
1 債権譲渡とは(180) 2 指名債権譲渡の公示(181)
3 対抗要件としての通知・承諾(181)
4 債務者に対して権利を行使するための要件としての通知・承諾(183)
第7項 多数当事者の債権・債務関係 …184
1 可分債権と不可分債権(185) 2 連帯債務(186)
3 保証債務・連帯保証債務(187)
第8項 債権者代位制度・債権者取消制度 …189
1 総 論(189) 2 債権者代位制度(190)
3 債権者取消制度(191)
第9項 契約の概念 …192
1 契約とは何か(192) 2 契約の成立-申込と承諾-(194)
3 同時履行の抗弁権(195)
第10項 危険負担 …197
第11項 契約各論 …199
1 財産権移転型契約 売買・贈与・交換(199)
2 貸借型契約 賃貸借・使用貸借・消費貸借(204)
3 役務提供型契約 雇用・請負・委任・寄託(208)
4 その他の契約 組合・終身定期金・和解(212)
第8節 事務管理・不当利得・不法行為 …213
1 事務管理(213) 2 不当利得(214)
3 不法行為(214)
第9節 親 族 …216
第1項 親 族 法 …216
1 親 族(216) 2 血族-自然血族・法定血族-(217)
3 配 偶 者(217) 4 姻 族(217)
5 直系・傍系(217) 6 尊属・卑属(217)
7 親 等(218) 8 親族関係の変動(218)
第2項 戸 籍 …218
第3項 親 子 …219
1 実親子関係(220)
第4項 養 子 …222
1 普通養子(222) 2 特別養子(224)
第5項 親 権 …224
1 嫡出子の親権者(225) 2 非嫡出子の親権者(225)
3 養子の親権者(225) 4 親権・財産管理権の内容(226)
5 親権・財産管理権の濫用(226)
第6項 婚 姻 …226
1 婚姻成立の要件(227) 2 婚姻の無効・取消(228)
3 婚姻の効果(228) 4 夫婦財産制(229)
5 婚姻の解消-離婚-(229)
第10節 相 続 …231
1 相続とは何か(231) 2 相続人の範囲(232)
3 相続人の優先順位(232) 4 欠格・廃除(233)
5 相続の承認・放棄(234) 6 相 続 分(234)
7 遺産分割(235)
第1項 遺 言 …236
1 遺言とは何か(236) 2 遺 贈(237)
3 遺 留 分(237)
第2章 刑 法 …239
第1節 刑法総論 …239
第1項 刑法と特別刑法 …239
1 わが国の刑法典の制定と改正(239)
2 刑法典とそれ以外で犯罪と刑罰を規定している諸分野(241)
第2項 刑法の適用範囲 …243
1 場所的適用範囲(243) 2 人的適用範囲(245)
3 時間的適用範囲(247)
第3項 刑法思想と学派の流れ …248
1 罪刑法定主義とその思想的背景(248)
2 学派の流れ(251)
第4項 犯罪の意義と構成要件 …254
1 犯罪の意義(254) 2 構成要件(256)
第5項 違法性 …259
1 違法性の意義と学説(259) 2 違法性阻却事由(261)
第6項 責 任(有責性) …266
1 責任の意義と学説(266) 2 責任能力と責任阻却事由(268)
3 故意と過失(270)
第7項 錯 誤 …271
1 刑法における錯誤の問題(271)
2 事実の錯誤(構成要件の事実に関する錯誤)(272)
3 法律の錯誤(禁止の錯誤)(275)
第8項 因果関係 …278
1 因果関係の意義(278)
2 学 説(278)
第9項 未遂犯と共犯 …280
1 未遂犯(280) 2 共 犯(285)
第10項 刑の量定と免除 …287
1 刑の量定(287) 2 刑の言い渡しとその方法(289)
3 刑の免除(290)
第2節 刑法各論 …291
第1項 国家的法益に対する罪 …291
1 公務の執行を妨害する罪(291)
2 犯人蔵匿及び証拠隠滅罪(293) 3 偽証の罪(295)
4 虚偽告訴の罪(296) 5 汚職の罪(296)
第2項 社会的法益に対する罪 …298
1 放火および失火の罪(298) 2 文書偽造の罪(300)
3 有価証券偽造の罪(302)
4 風俗に対する罪 わいせつの罪(303)
5 賭博及び富くじに関する罪(305)
第3項 個人的法益に対する罪 …306
1 殺人罪(199条)(306) 2 傷害の罪(307)
3 過失傷害の罪(310) 4 堕胎の罪(311)
5 遺棄の罪(311) 6 自由に対する罪(312)
7 脅迫の罪(313) 8 略取,誘拐の罪(314)
9 わいせつ,姦淫の罪(315) 10 住居を侵す罪(317)
11 名誉に対する罪(318) 12 財産に対する罪(319)
13 詐欺及び恐喝の罪(322) 14 横領の罪(325)
15 盗品等に関する罪(326) 16 毀棄及び隠匿の罪(327)
◆付録 法律用語の基礎知識◆ …329
【演習問題】の解説および正解 …347
◆判例の出典は下記のように略記した◆
大判=大審院判決
最大判=最高裁判所(大法廷)判決
最決=最高裁判所決定
大阪高判=大阪高等裁判所判決
東京地判=東京地方裁判所判決
民集=最高裁判所民事判例集
刑集=最高裁判所刑事判例集
高民(刑)集=高等裁判所民事(刑事)判例集
行集=行政事件裁判例集
下民(刑)集=下級裁判所民事(刑事)裁判例集
判時=判例時報
はしがき
《法学編》
第1章 法の概念 …3
第1節 法の意義と目的 …3
第1項 法とは何か …3
第2項 法の目的 …6
1 法的安定性(7) 2 具体的妥当性(9)
3 両者の緊張関係(13)
第2節 法と道徳の関係 …16
第1項 法と道徳の共通点と相違点 …16
第2項 法と道徳の相互補完関係 …21
第2章 法の分類 …26
第1節 形式(法源)による分類 …26
第1項 法源(法の淵源)とは何か …26
第2項 成 文 法 …26
1 成文法とは何か(27) 2 成文法の種類(27)
第3項 不 文 法 …31
1 慣 習 法(31) 2 判 例 法(32)
3 条 理(33)
第2節 内容による分類 …34
第1項 行為法と組織法 …34
1 行為法と組織法および裁判規範(34)
第2項 公法と私法と社会法 …36
1 公法と私法の区別,社会法の登場(36)
2 公法・私法・社会法の内容(37)
第3項 国内法と国際法 …38
1 国内法と国際法(国際公法)の違い(38)
2 国内法と条約の関係(39)
第4項 自然法と実定法,実体法と手続法 …40
1 自然法と実定法,実体法と手続法との違い(40)
第3節 効力による分類 …41
第1項 一般法と特別法 …41
1 一般法と特別法の区別(42)
2 一般法と特別法を区別する実益(42)
第2項 強行法と任意法 …43
1 強行法と任意法の区別(44)
2 強行法と任意法の区別の基準(44)
第4節 歴史的成立要因による分類 …45
第1項 固有法と継受法の区別および法の継受 …45
第3章 法の効力 …48
第1節 法の効力 …48
第2節 法の形式的効力--段階的構造 …49
第1項 法の段階的構造 …49
1 各種の国内法の特徴と形式的効力(49)
2 同位の法の効力関係(52)
第2項 憲法と条約 …53
1 二元論と一元論(53)
2 国内法秩序における条約の扱い(54)
第3節 法の効力の範囲 …55
第1項 時に関する効力 …55
1 法の始期(56) 2 法の終期(56)
第2項 人に関する効力 …57
1 属地主義(57) 2 属人主義(58)
3 世界主義(59)
第3項 場所に関する効力 …60
1 領土の範囲(60) 2 国際法上および国内法上の例外(60)
第4章 法の適用と解釈 …62
第1項 法の適用 …62
1 法の適用と解釈の関係(62) 2 法の概念ピラミッド(64)
3 概念法学への批判としてのリアリズム法学(65)
第2項 法の解釈 …67
1 法解釈の必要性(67) 2 法解釈の技法(68)
3 法解釈の用法(75)
第5章 裁判制度 …79
第1節 裁判の意義 …79
第1項 裁判の意味 …79
第2項 民事裁判 …80
第3項 刑事裁判 …83
第2節 裁判所の構成と審級制度 …86
第1項 司法権の範囲 …86
第2項 最高裁判所 …87
第3項 下級裁判所 …89
第4項 審級制度(三審制) …91
第3節 裁判官,検察官および弁護士 …93
第1項 法曹の意味と制度 …93
第2項 裁判官 …94
第3項 検察官 …96
第4項 弁護士 …98
第5項 その他の法律家 …101
第4節 裁判員制度 …103
《民法・刑法編》
第1章 民 法 …111
1 民法とはどのような法律か(111)
第1節 民法の基本原理 …112
1 公共の福祉・信義誠実の原則・権利濫用の禁止(112)
第1項 人・権利能力 …113
1 権利能力(113)
第2項 意思能力 …114
第3項 制限行為能力者制度 …115
1 未成年者(116) 2 成年後見制度(116)
3 補 助(117) 4 保 佐(117) 5 後 見(118)
6 任意後見制度(119)
第4項 法 人 …119
1 法人とは何か(119) 2 法人の種類・設立の要件(120)
3 「団体が権利能力を取得する」ということの意味(121)
第2節 法律行為の意義 …122
1 意思表示と法律行為(122)
2 法律行為の種類(契約・単独行為・合同行為)(123)
第1項 意思表示 …124
1 意思理論-意思表示が有効となる根拠-(124)
2 意思表示が取消となる場合-瑕疵ある意思表示-(126)
第3節 代 理 …128
1 代理制度の意義(128) 2 代理の構造(129)
3 代理の要件(130) 4 代理権の範囲(130)
第1項 無権代理 …133
1 無権代理行為がなされた場合の原則ルール(133)
2 表見代理が成立する場合-無権代理行為がなされた場合の
例外ルール-(134)
第4節 条件・期限・期間 …137
1 条 件(137) 2 期 限(138)
3 期 間(139)
第5節 時 効 …140
1 消滅時効(141) 2 取得時効(142)
3 時効制度総論(143)
第6節 物 権 …145
1 物とは何か(145) 2 物権の意義(146)
3 物権と債権の違い(147)
第1項 物権の種類-所有権と用益物権・担保物権- …148
1 所有権とそれ以外の物権(148)
第2項 用益物権-地上権・永小作権・地役権・
入会権- …149
第3項 担保物権-留置権・先取特権・抵当権・
質権- …150
第4項 約定担保物権-抵当権・質権- …151
1 抵 当 権(151) 2 質 権(151)
第5項 法定担保物権-留置権・先取特権- …152
1 留 置 権(152) 2 先取特権(153)
3 占 有 権(153)
第6項 物権の効力 …154
1 物権の効力(1)--物権的請求権(154)
2 物権の効力(2)--物権の優先的効力(155)
3 物権変動(155)
第7項 法律行為を原因とする物権の変動 …156
1 物権変動に関する意思主義(156)
2 公示の制度と公示の原則(157)
3 公示の原則と優先的効力(158)
第7節 債 権 …161
第1項 債権の発生原因 …162
1 契 約(162)
2 契約以外の原因による債権の発生
-事務管理・不当利得・不法行為-(163)
第2項 債権の種類 …163
1 特定物債権と種類債権(163) 2 金銭債権と非金銭債権(165)
3 与える債務と為す債務(166) 4 結果債務と手段債務(166)
第3項 債務の不履行 …167
1 債務の履行の強制-直接強制・代替執行・間接強制-(167)
2 債務不履行の態様(168) 3 履行遅滞(168)
4 履行不能(169) 5 不完全履行(169)
第4項 損害賠償請求・解除 …170
1 解 除(170)
第5項 債権の消滅 …173
1 弁済-債務の履行-(174) 2 供 託(175)
3 相 殺(176) 4 相殺の要件(177)
5 相殺の方法・効果(178) 6 更改・免除・混同(179)
第6項 債権譲渡 …180
1 債権譲渡とは(180) 2 指名債権譲渡の公示(181)
3 対抗要件としての通知・承諾(181)
4 債務者に対して権利を行使するための要件としての通知・承諾(183)
第7項 多数当事者の債権・債務関係 …184
1 可分債権と不可分債権(185) 2 連帯債務(186)
3 保証債務・連帯保証債務(187)
第8項 債権者代位制度・債権者取消制度 …189
1 総 論(189) 2 債権者代位制度(190)
3 債権者取消制度(191)
第9項 契約の概念 …192
1 契約とは何か(192) 2 契約の成立-申込と承諾-(194)
3 同時履行の抗弁権(195)
第10項 危険負担 …197
第11項 契約各論 …199
1 財産権移転型契約 売買・贈与・交換(199)
2 貸借型契約 賃貸借・使用貸借・消費貸借(204)
3 役務提供型契約 雇用・請負・委任・寄託(208)
4 その他の契約 組合・終身定期金・和解(212)
第8節 事務管理・不当利得・不法行為 …213
1 事務管理(213) 2 不当利得(214)
3 不法行為(214)
第9節 親 族 …216
第1項 親 族 法 …216
1 親 族(216) 2 血族-自然血族・法定血族-(217)
3 配 偶 者(217) 4 姻 族(217)
5 直系・傍系(217) 6 尊属・卑属(217)
7 親 等(218) 8 親族関係の変動(218)
第2項 戸 籍 …218
第3項 親 子 …219
1 実親子関係(220)
第4項 養 子 …222
1 普通養子(222) 2 特別養子(224)
第5項 親 権 …224
1 嫡出子の親権者(225) 2 非嫡出子の親権者(225)
3 養子の親権者(225) 4 親権・財産管理権の内容(226)
5 親権・財産管理権の濫用(226)
第6項 婚 姻 …226
1 婚姻成立の要件(227) 2 婚姻の無効・取消(228)
3 婚姻の効果(228) 4 夫婦財産制(229)
5 婚姻の解消-離婚-(229)
第10節 相 続 …231
1 相続とは何か(231) 2 相続人の範囲(232)
3 相続人の優先順位(232) 4 欠格・廃除(233)
5 相続の承認・放棄(234) 6 相 続 分(234)
7 遺産分割(235)
第1項 遺 言 …236
1 遺言とは何か(236) 2 遺 贈(237)
3 遺 留 分(237)
第2章 刑 法 …239
第1節 刑法総論 …239
第1項 刑法と特別刑法 …239
1 わが国の刑法典の制定と改正(239)
2 刑法典とそれ以外で犯罪と刑罰を規定している諸分野(241)
第2項 刑法の適用範囲 …243
1 場所的適用範囲(243) 2 人的適用範囲(245)
3 時間的適用範囲(247)
第3項 刑法思想と学派の流れ …248
1 罪刑法定主義とその思想的背景(248)
2 学派の流れ(251)
第4項 犯罪の意義と構成要件 …254
1 犯罪の意義(254) 2 構成要件(256)
第5項 違法性 …259
1 違法性の意義と学説(259) 2 違法性阻却事由(261)
第6項 責 任(有責性) …266
1 責任の意義と学説(266) 2 責任能力と責任阻却事由(268)
3 故意と過失(270)
第7項 錯 誤 …271
1 刑法における錯誤の問題(271)
2 事実の錯誤(構成要件の事実に関する錯誤)(272)
3 法律の錯誤(禁止の錯誤)(275)
第8項 因果関係 …278
1 因果関係の意義(278)
2 学 説(278)
第9項 未遂犯と共犯 …280
1 未遂犯(280) 2 共 犯(285)
第10項 刑の量定と免除 …287
1 刑の量定(287) 2 刑の言い渡しとその方法(289)
3 刑の免除(290)
第2節 刑法各論 …291
第1項 国家的法益に対する罪 …291
1 公務の執行を妨害する罪(291)
2 犯人蔵匿及び証拠隠滅罪(293) 3 偽証の罪(295)
4 虚偽告訴の罪(296) 5 汚職の罪(296)
第2項 社会的法益に対する罪 …298
1 放火および失火の罪(298) 2 文書偽造の罪(300)
3 有価証券偽造の罪(302)
4 風俗に対する罪 わいせつの罪(303)
5 賭博及び富くじに関する罪(305)
第3項 個人的法益に対する罪 …306
1 殺人罪(199条)(306) 2 傷害の罪(307)
3 過失傷害の罪(310) 4 堕胎の罪(311)
5 遺棄の罪(311) 6 自由に対する罪(312)
7 脅迫の罪(313) 8 略取,誘拐の罪(314)
9 わいせつ,姦淫の罪(315) 10 住居を侵す罪(317)
11 名誉に対する罪(318) 12 財産に対する罪(319)
13 詐欺及び恐喝の罪(322) 14 横領の罪(325)
15 盗品等に関する罪(326) 16 毀棄及び隠匿の罪(327)
◆付録 法律用語の基礎知識◆ …329
【演習問題】の解説および正解 …347
◆判例の出典は下記のように略記した◆
大判=大審院判決
最大判=最高裁判所(大法廷)判決
最決=最高裁判所決定
大阪高判=大阪高等裁判所判決
東京地判=東京地方裁判所判決
民集=最高裁判所民事判例集
刑集=最高裁判所刑事判例集
高民(刑)集=高等裁判所民事(刑事)判例集
行集=行政事件裁判例集
下民(刑)集=下級裁判所民事(刑事)裁判例集
判時=判例時報