現代中国の裁判と法
小口彦太 著
定価:6,600円(税込)-
在庫:
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発行:
2003年03月30日
-
判型:
A5判上製 -
ページ数:
268頁
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内容紹介
≪目次≫
第一編 現代中国の裁判ー一九八〇年代を中心としてー
第一章 現代中国の刑事裁判
はじめに/反革命分子の鎮圧から法制建設へ/反右派闘争から文化大革命へ/「民主と法制」下の刑事裁判BR
第二章 現代中国における裁判の性格ー法的決定の主体の面に着目してー
はじめに/裁判の独立と党権力/法院内部における法的決定の主体/結語BR
附論 清代中国における刑事事件・民事紛争の処理
事件・紛争処理のための機関/刑事事件処理の過程/法の適用上の特色/民事紛争の処理/刑事事件・民事紛争処理の非裁判的性格BR
第二編 現代中国の法―一九九七年以前における―
第一章 現代中国法の諸相
はじめに/立法のシステムと法の種類/政策と法/閉ざされた法/裁判制度BR
第二章 中国刑事法における表の世界と裏の世界
はじめに/中国法の表の世界/中国法の裏の世界/結びにかえてBR
第三章 中国一九七九年刑法における犯罪概念
はじめに/中国における犯罪論の構成/刑法一〇条の犯罪の定義/社会的危害性と「違法性」の関係をめぐる中国刑法学者の説明/刑法七九条の存在/中国刑法における「違法性」要素の消極的役割/結びにかえて―社会的危害性と日本刑法の違法性論との関係―BR
第四章 一九七九年刑法における類推適用と「比付」
はじめに/清代刑法の比付の性格/一九七九年刑法下の司法類推/立法類推/結びにかえてBR
第五章 中国の立法観念について―七九年刑法六一条累犯規定の関連立法をめぐって
はじめに/累犯に関する七九年刑法典の規定とその後の諸立法/累犯と再犯をめぐる改正説と併存説/結語BR
終章 現代中国の裁判と法に関する中間的考察
裁判制度の動向/新刑法の制定と犯罪概念の転換
第一編 現代中国の裁判ー一九八〇年代を中心としてー
第一章 現代中国の刑事裁判
はじめに/反革命分子の鎮圧から法制建設へ/反右派闘争から文化大革命へ/「民主と法制」下の刑事裁判BR
第二章 現代中国における裁判の性格ー法的決定の主体の面に着目してー
はじめに/裁判の独立と党権力/法院内部における法的決定の主体/結語BR
附論 清代中国における刑事事件・民事紛争の処理
事件・紛争処理のための機関/刑事事件処理の過程/法の適用上の特色/民事紛争の処理/刑事事件・民事紛争処理の非裁判的性格BR
第二編 現代中国の法―一九九七年以前における―
第一章 現代中国法の諸相
はじめに/立法のシステムと法の種類/政策と法/閉ざされた法/裁判制度BR
第二章 中国刑事法における表の世界と裏の世界
はじめに/中国法の表の世界/中国法の裏の世界/結びにかえてBR
第三章 中国一九七九年刑法における犯罪概念
はじめに/中国における犯罪論の構成/刑法一〇条の犯罪の定義/社会的危害性と「違法性」の関係をめぐる中国刑法学者の説明/刑法七九条の存在/中国刑法における「違法性」要素の消極的役割/結びにかえて―社会的危害性と日本刑法の違法性論との関係―BR
第四章 一九七九年刑法における類推適用と「比付」
はじめに/清代刑法の比付の性格/一九七九年刑法下の司法類推/立法類推/結びにかえてBR
第五章 中国の立法観念について―七九年刑法六一条累犯規定の関連立法をめぐって
はじめに/累犯に関する七九年刑法典の規定とその後の諸立法/累犯と再犯をめぐる改正説と併存説/結語BR
終章 現代中国の裁判と法に関する中間的考察
裁判制度の動向/新刑法の制定と犯罪概念の転換