多様化するアメリカと合衆国最高裁判所
ロバーツ・コートの軌跡と課題中村民雄 編
定価：6,050円（税込）-
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発行:
2023年03月20日
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判型:
A5判上製 -
ページ数:
262頁 -
ISBN:
978-4-7923-0716-5
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内容紹介
《目 次》
編者はしがき i
第１部 個人とロバーツ・コート
１ ロバーツ・コートと表現の自由 ─社会の分断と修正１条─ （桧垣伸次） 001
２ ロバーツ・コートと団体の信教の自由 （神尾将紀） 017
３ 法人のヴェールを「貫いて」見つかるのは？ （紙谷雅子） 037
４ アファーマティブ・アクションとエスニック・マイノリティの権利保障 （吉田仁美） 053
５ ロバーツ・コートにおけるLGBTの権利の形成と展望 （大野友也） 067
６ 政治的分極化の中のロバーツ・コートと2022年６月24日中絶判決 （小竹 聡） 087
第２部 社会・国家とロバーツ・コート
７ ロバーツ・コートにおける投票権の保障 （中村良隆） 105
８ 言語マイノリティの投票保障 （森本直子） 125
９ 規制的テイキングに関する合衆国最高裁の判例法理 （宮原 均） 145
10 ロバーツ・コートと環境事件 （大坂恵里） 163
11 連邦制度と合衆国最高裁判所 （辻 雄一郎） 183
第３部 ロバーツ・コートの法運営
12 手続法の解釈と市民的権利の縮減 ─訴訟抑制的判決の集積が意味するもの─ （安部圭介） 199
13 ロバーツ・コートと外国法の参照 ─スカリア対ブライヤー論争その後─ （中村民雄） 217
14 ロバーツ長官の判決行動：Judicial Statesmanshipと保守的憲法観 （秋葉丈志） 239